ずっとなかなか意思疏通ができていなかった、
少し心の距離のあるF先生と、
今日、お話しできました。

特に怖い感じでもないのに、
なぜかいつもすれ違ってしまう感じで
今日まで来てしまった先生で、
私に余裕のある日は先生が慌ただしく、
もしくは反対の日ばかりが続いていた、
と言う感じでした。

更には、
授業来室のスケジュールが入っていても、
「今日は借り換えをしたら教室に戻ります。」
と言う日も多く、
私の勝手な妄想で
「今度の司書は使えない」と
思われているのでは?
なんて恐怖感も少しだけ感じていたりして……

何とかしたいなぁと、
支援員さんに
「F先生のクラス、読み聞かせしてもいいのかなぁ?何となく提案しにくくて」と相談すると、

「F先生も、読み聞かせ頼んでいいのかなあ、いつもお忙しそうに見える、とおっしゃっていたよ!」
とのこと。

なんだ!お互い遠慮し合っていただけ?

というわけで、勇気を出して今日、
退室されるときに
「今さらで恐縮なのですが、お時間あるときには読み聞かせをしても良いですか?いつも何冊かストックしているので、お声かけいただければ、いつでも出来ます。……クラスによっては課題が終わらない子が多く、先生のクラスでも結構苦戦している子が多い印象でしたので、お声かけをためらっていました(^_^;)」
と言ってみました。

すると……
「わぁ!私も是非聞きたいです!課題ねぇ、本当に苦戦している子が多いのですが、時間のあるときは是非お願いします!」
と言っていただけました。

このクラスも学力差が大きいので、
課題を終えふらふらしている子がいるクラスです。

そんな子達がいつもこっそりみていた本、
それが、最初の読み聞かせの本候補ナンバーワン!です。↓

おっぱいのひみつ

こそこそ読まずに、
みんなで読もうね!O君たち!
1年生に読み聞かせ。

さかさまになっちゃうの

今の学校では、児童の学習の定着に、かなりの差があると感じています。
カンタンカンタン!とすぐに終わる子、何回も呼ばれて直しが終わらない子、どちらも多いので、両極端なのですね。

なかなか直しが終わらない子に、何か感じてもらえれば……と思って選びました。
もちろん、すぐ分かる子にも、できないこと気持ちがわかってもらえたら、の意味も込めて。

……実は、小学生の頃の私自身の記憶の中にも、
少し苦いと言うか、今でも複雑な気持ちになる思い出があります。

カタカナの勉強で、挙手をして自信をもって黒板に書きに行ったのに、
どうしても書けなくなってしまったカタカナがあったのです。





アメリカ
アナリカ




なぜか、何回書いても
メ→ナ
となってしまったのです!
焦れば焦るほど分からなくなってしまい、あの時のドキドキは一生忘れないでしょう(^_^;)

今でも子供たちの参観などで、いつも出来ていそうな子が失敗してしまって焦っているところなどを見ると、
恐らくその場の誰よりも「分かるよ!分かる!その気持ち。焦らなくていいよ!」
と、心の叫びが止まらなくなります。

実は、この本を読むとき、紙の裏表に「メ」と「ナ」を大きく書いた紙をもって、自分の体験談を話してから読み聞かせてみました。
司書の資格しかない私ですが、「先生」と呼ばれている人間でも、子供の頃はみんなと同じ失敗があったんだよ、と知ってほしかったからです。

いつもは読み聞かせ後に色々語らないようにしているのですが、
この時だけは、
「皆さんも、分からないことがあったら、怖がらずに聞いてみましょう!ここ、図書室では先生(私)にどんなことでも聞いてくださいね。何回聞くの!何でそんなこと聞くの!とは絶対に言いませんからね」
と言い添えてしまいました。
余計かとは思ったのですが、更には
「だから、この本何処にあったっけ?、この辺でいいや!と適当に返さずに、何回でも聞いていいですからね、一緒に返す場所を覚えていきましょうね。」と締めくくりました。

1年生、クラスによっては「皆に笑われるかも……」のところで
「笑わないよ!」
「大丈夫だよ!」
「どんどん聞けばいいんだよ!」
と合いの手を入れてくれる子も居ました。
それが嬉しかった!
雪、寒さ……そしてインフルの猛威。

たまたまだけれど、毎週私が居るときに来室のクラスには学級閉鎖、今のところなし!このままおさまってくれないかなぁ?

話は変わって、この10ヶ月で感じたこと。
以前は私が弱気で(汗)読み聞かせを提案できていなかった1年生のあるクラスに、ここ数ヵ月読み聞かせをしているのですが、そうすると、とたんに子供たちの私への態度が変わりました。

もちろん、前からいつも私の手を取ってつれ回す子や、本が決められずうろうろする子達の対応はしていましたし、会話もそこそこありました。

変わったのは、俗に言う「おりこうさん」なタイプや、おとなしい子達です。
前は「この人も先生の1人」と言う感じなのか、私が話しかけても首で返事をするぐらいだった子が
「今度はこれ読んで!」
「あの本自分で借りて読んだよ!」
「面白い本ない?」
どんどん話してくれるようになりました!
(もちろん、ヒソヒソ声も上手になりました)

前の学校では読み聞かせは皆無だったけれど、オリエンテーションはがっつりさせてもらったので、コミュニケーションに問題はなかったと思っていました。

しかしこの学校に来て、子供たちが大人と話すことに慣れていない子が多いなぁと感じていたのは、私に原因があった?と反省しました。

こんなことに気がつく前に、私は何となく子供たちの態度に違和感をおぼえ、担任の先生に「子供たちに本を読んでも良いですか?」と提案しました。

この違和感は、子供たちの窮屈そうな感じから来るものだと思ったので、最初のうちは
過去の記録にあげたような、おならやおへそ、「しっこさん」が出てくるような、子供たちが「ええっ?こんな本先生が読んじゃうの?いいの?」と言うような本を選んで読んでいました。

その結果かどうかは分かりませんが、
私に親近感を覚えてくれる子が増えたのかな?
読み聞かせで笑ってもらうことの大事さに気づきました。
この学校に来なかったら、気づけなかったことかもしれません。ありがたいなぁ。

最後に今週の読み聞かせ

じごくのそうべえ(別クラスに)

せつぶんだ まめまきだ

来週は

てぶくろをかいに
※私は黒井健さんの絵の偕成社版が好きなのに、なぜかここにはこれしかないです

を読もうかな……と思っています。

今日は出勤したら、いつもは入っていない時間の(私の勤務開始時間前)クラスが来室読書中でした。

私の職場は、私の勤務時間に来室するクラス以外の先生との接点が極端に少ないため、恐らく、なのですが、担任外の先生が、お休みの先生のクラスに入った結果の読書タイム、となったようです。

三年生、何人か女子が固まっていたので、丁度そばにあった「魔女の宅急便」セールストーク開始!(滅多に会わないクラスですし)!

魔女の宅急便(6巻セット)

徳間書店のジブリシリーズでは読んだことがあっても、原作があること、映画では一部しか作られていないこと、実はずっと先まで続きがあること、いつも語っていることを話していたら、件の担任外の先生(20代男性)が、

「えっ!この話って、続きがあるんですか?!」

……まあね、毎年必ず一回は図書室便りにのせていて、異動になった今年も例に漏れずにおすすめした本なのだけれど……児童も先生も見ていないんだろうなぁ。
お便りを出すのが唯一の市内同業者に統一されたお仕事なのに、読んでもらえない……どうしたらいいんだろう?

ま、興味のある子は「お便りで紹介されていた本はどこですか?」と聞いてくれる事もあるので、全く無視ではないと思いたいけど、もう少し紙面、考えてみようかな。

最近の読み聞かせ

おもちのきもち

ゆきむすめ(日本の)

ゆきむすめ(ロシアの)

じごくのそうべえ

ゆきのひ

図書委員さんが読み聞かせに持ち出したようで、干支関係の本が全くなかった(^_^;)
それはそれで良いことだな(^-^)
ずっと気になっていた、今の学校での「怖い本コーナー」

913の中から怖い本だけを抜き出してコーナーを作ってあります。
ずっとおもっていました、これ、いる?

怖い本が人気なのはわかるけど、そこしか見ない子ばかり。

前任校にはそういったコーナーはなく、
強いて言えば「昔話絵本」「知識絵本」「文庫」「サバイバル(これも4類の棚の中)」程度。

新しい本が届くと、専用の書架にしばらく置いておくけれど、それぞれに配架しなおす際には、「◯◯シリーズの本は、(例えば)913ミ」等と、本の表紙と共に移動後の場所がわかるようにしていたので、特に混乱なく運営できていたし、
色別怪談の本がミ、に入ったことで、お久しぶりの水木しげるのシリーズが動いたり、
目的の本以外にも目が向くようになっていて、それが普通と思っていたのに、
今の学校は全く違うので、戸惑っています。

後は図鑑!
「参考書」と言う別置で、ポプラディアの次に様々な図鑑だけが集約されています。

これでは「星座の本はどこ?」では探せませんし、自分でその図鑑がどこにあるのか探す力も養えません。先生には便利かもしれませんが。

今から色々変えるのも、年度更新の私ではリスクが高いけれど、新着図書からでも何とかしたい~。と悩む日々です。