750冊目 珍妙な峠/町田 康 | ヘタな読書も数撃ちゃ当る

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ある日突然ブンガクに目覚めた無学なオッサンが、古今東西、名作から駄作まで一心不乱に濫読し一丁前に書評を書き評価までしちゃっているブログです

「珍妙な峠」町田 康著・・・★★

貧困にあっても希望はある。友達を読んでホームパーティをやりたい! そんなささやかな願いを叶えるべく、俺は『珍妙な峠』を歩くが……。

 

前作「バイ貝」が久しぶりの町田節でまあまあ面白く読めたので本作にも期待したが、こりゃあかん。

エッセイなのか私小説と呼んでいいのか分からぬが、まあ長い事、くだらぬ駄弁をぐだぐだと綴り、いったい何を目的に書いているのか?

 

「珍妙な峠」とは、暗中模索状態というか、ドツボに嵌った状態と言うような生活を指すようで、まさしくこれを書いた時の町田の精神状態そのものではないか?

 

前半で放り投げようと思ったが、Amazonの評価を見たら200P位から面白くなると書いてあったので我慢して読んだが、たいした事はなかった。

ホント頼みますよ町田先生。。。

 

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