521冊目 永遠のとなり/白石一文 | ヘタな読書も数撃ちゃ当る

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ある日突然ブンガクに目覚めた無学なオッサンが、古今東西、名作から駄作まで一心不乱に濫読し一丁前に書評を書き評価までしちゃっているブログです

「永遠のとなり」白石一文著・・・★★★☆

部下の自殺をきっかけに自身もうつ病に罹り、会社を辞め妻子とも別れ、何もかも壊して故郷・博多に戻った精一郎。九年前にがんを発症し、死の恐怖から逃れようとするかのように、結婚と離婚をくりかえす敦。小学校以来の親友であるふたりの男は、このやるせない人生を受け入れられるのか―。


久しぶりの更新です。

ここんとこ読書する気力がすっかり失せ、1冊読むのに1週間位かかってます。

暫くこんな感じが続くと思います。。。( ̄_ ̄ i)


本書はしばらく前に読んで書評を書こうと思ったんですが、中々書けず時間が経ってしまい、益々書けないというスパイラルに陥り、そのままほったらかしになってました。。。(-"-;A


この人の作品は死生観をテーマにした作品が多いんですが、本書もその類の作品です。

しかし、ストーリーにはそれほどの重さはなく、外連味の無い平易な文体でスラスラ読める。


主人公の友人が癌に罹りながらも、明るく破天荒なキャラが読む者に勇気を与えてくれる。


永遠のとなり/白石 一文
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