375冊目 薔薇忌/皆川博子 | ヘタな読書も数撃ちゃ当る

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ある日突然ブンガクに目覚めた無学なオッサンが、古今東西、名作から駄作まで一心不乱に濫読し一丁前に書評を書き評価までしちゃっているブログです

「薔薇忌」皆川博子著・・・★★★☆

降りしきる薔薇のはなびらで窒息することを夢見て、縊死した劇団員を描いた「薔薇忌」、水を汲んだ桶を覗きこむと、その人のために祈ってくれているなにものかが水に映るという「祷鬼」、現実のセックスでは不感症であるが、眠りの中で濃密な性の悦びを得られるという女を描いた「紅地獄」等々、舞台芸術に生きる男と女が妖しく織りなす世界を描く短編集。


昨日、大変な事件というか摩訶不思議な事件が起こった。

私の携帯電話が忽然と姿を消した!


朝、携帯を持ってトイレに入り、出ようと思ったら掛かってきた。

話し終わり胸ポケットに入れ(と思う)その後、車で外出。

途中、携帯が無い事に気づいた。

あれっ?と思ったが、家に忘れたんだろうと思い、帰宅後捜すがどこを捜しても出てこない。

外出中に女房が携帯に掛けたが、呼び出しても家の中では鳴ってなかったと言うし、車の中でも鳴らなかった。

再度掛けてみるが既に電源が切れている様で呼び出しをしない。

えぇーっ!!。゚(T^T)゚。

電池残量はまだ残ってる筈だし。。。

胸ポケットに入れたから、落とせば分かる筈だし。。。

auのHPで位置検索しても電源が入って無いから、当然ムリ。

ロックも掛けられない。

立ち寄り先、家の中、車の中と徹底的に捜したがどこにも無く、断念。

auに駆け込み通話停止、買い替えをした。

本当に不思議だ。。。

神隠しにあったとしか思えん。。。(/TДT)/

バックアップをとって無かったんで、電話番号が全部ぶっ飛んだ!!!


余談はさて置き、暫く長編が続いた為かその反動で短編が続く。

皆川博子はずっと前に読んだ「死の泉」以来2冊目。

本書は舞台(芸術)に纏わる、男と女の少し切なく、ちょい怖い短編集。

ストーリー仕立てはまあまあだが、この手の話ならやっぱり浅田次郎かな~、という個人的嗜好。


それにしても、携帯はどこに。。。