「グランド・フィナーレ」阿部和重著・・・★★★☆
「二〇〇一年のクリスマスを境に、我が家の紐帯は解れ」すべてを失った“わたし”は故郷に還る。そして「バスの走行音がジングルベルみたいに聞こえだした日曜日の夕方」二人の女児と出会った。神町―土地の因縁が紡ぐ物語。ここで何が終わり、はじまったのか。
2004年132回芥川賞受賞作。
表題作と掌編の3篇がおまけで収録されている。
本作は前作の「シンセミア」と同じく山形県神町を舞台にしている。
ロリコンの主人公沢見は、自分の子どもや仕事で知り合った女の子のヌード写真を、パソコンに入れて置いたのが妻に見つかり、それが原因で離婚し故郷へ帰る。
仕事も無く実家の文房具屋を手伝いながら日々を過していたある日、小学校教師をしている同級生から町で行なわれる芸能祭に出演する子ども達の演劇指導を頼まれる。
沢見はロリコン癖と決別すべく断るものの、後日2人の子どもから個人指導を嘆願される。
1人の兄(ニッポニア・ニッポンの主人公)が殺人事件を起こし地元を離れ引っ越す為、他に友人が居ない2人は最後の思い出づくりに演劇をしたいという理由であった。
沢見は渋々指導を引き受け稽古を始める。
そんなある日、沢見は2人が「自殺マニュアル」のウェブサイトを見ているのを発見する。。。
前作「シンセミア」のような暴力、性的表現は薄らいでいて嫌悪感は抱かないが、その分インパクトは欠けている。
本作の一番の読みどころは表題が著しているように最後の場面だと思うのだが、何度読み返しても謎が残る。
そこが無ければ何とも無く、人により好き嫌いが二分する作品だと思う。
- グランド・フィナーレ (講談社文庫)/阿部 和重
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