198冊目 金色の野辺に唄う/あさのあつこ | ヘタな読書も数撃ちゃ当る

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ある日突然ブンガクに目覚めた無学なオッサンが、古今東西、名作から駄作まで一心不乱に濫読し一丁前に書評を書き評価までしちゃっているブログです

「金色の野辺に唄う」あさのあつこ著・・・★★★☆

山陰の静かな山あいの町で、九十を超えた老女・松恵が息をひきとろうとしていた。看取るのは、松恵の曾孫で絵心を持つ中学生・東真、松恵の孫に嫁いだ元OL・美代子、近所の花屋店員・史明、松恵の娘で稀な美貌を授かり持った奈緒子。四人ともかつて松恵に受け止められ、救われた過去があった―。屈託や業を抱えながらも、誰かと繋がり共に生き抜いていくことの喜びを、晩秋の美しい風景の中に力強く描き出した連作短編集。


1人1人の人生がいろいろと有ながらも、曾祖母を中心に何らかの繋がりを持って生きていく人々の、女性らしい視点で描いた家族小説。

私にとって、こういう”ほんわか”した人間模様を描いた作品の感想は中々難しい。。。(;^_^A


あさのあつこ、と言えば「バッテリー」次に読もうと思います。


金色の野辺に唄う/あさの あつこ
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