前回のブログで、茄子パイについて書きました。
前回のブログ↓
Yさんと出会ったのは福岡県の道の駅。
九州へ行く時は必ずこの道の駅に寄って、私が作ったスイーツをお渡しするのが習慣になっています。
今回は前回のブログで書いた茄子パイをお渡しする予定だったのですが、12月にレッスンを受けたNYCクッキーもお渡しすることにしました。
仕上げにチーズクリームとバニラクリームを載せてデコレーションするNYCクッキー。
実はYさんはチーズが苦手なんです。
チーズクリームはクリームチーズを使っているので、クリームチーズも食べられないのかどうか確認の電話を入れました。
時間がなかったので私が好きなチーズクリームだけにしようと思ったのですが、クリームチーズも駄目だと言うYさんの為に両方のクリームを作ることにしました。
ところがYさんと会った時、他の話に夢中になってクリームの説明をするのをすっかり忘れていました。
大晦日に電話がかかってきた時(茄子パイのレシピを教えてほしいと言われた時です)、私がクリームの話をしたところ・・・
「食べてないよ」と言われました。
「えっ、クッキー食べてないんですか?」
「黒いの食べたよ」 (クッキーは白と黒の2種類ありました)
「クッキーの種類じゃなくて、クリームの種類のことですよ。どっちのクッキーにもクリームが塗ってあったでしょう? クリームはチーズとバニラの2種類あったけど、ちょっと色が違ったからわかりました?」
「どっちも食べてないよ。」
「えっ? 何でですか?」
「危険だと思ったから」
「どういうことですか?」
「僕がチーズ嫌いなのを知ってるから、わざと2種類あるように見せかけてどっちにもチーズ入れて意地悪したと思った」
この後、よく冷静に話せたなと自分でも感心しています。
電話を終えた途端、私がブチ切れたので傍にいた主人がビックリしていました。
「私ってこんな人間だと思われてんの? チーズが嫌いなYさんの為に時間がないのに2種類のクリームを作ったのに。」
「私が意地悪だからどっちにもチーズ入れてるって思われたなんて・・・。世間の人はみんな私のことそんな風に思ってるの?」
興奮状態の私は関係ない主人にまで・・・
「自分(夫)も私のこと、そんな人間だと思ってんの?」
「思ってないよ」
「本当のこと言ったら私がもっと怒るからそう言ってるだけなんじゃないの?」
これが大晦日の夜の出来事です。
もう何年ものつきあいになるYさんからこんなことを言われて本当にショックでした。
私はイライラして元旦の朝まで眠れませんでした。
やっと眠れたと思ったら、Yさんの夢を見て目が覚め、また2時間ほど寝付けなかったのでキースの散歩に行きました。
それからもうひと眠りしようと思ったら、夢の続きを見てしまいました。
1度起きて犬の散歩に行っているのに、夢の続きを見るなんて・・・
今年はお正月早々落ち込んでしまった年でした。