なまけものの呼吸法 | 厚木で20年 セラピストの応援団長いわぶちゆういち
■2004/01/05 (月) 10:17:25 なまけものの呼吸法

何故だか呼吸について書きたくなりましたので、
ずらずらと書きます。

世の中には様々な呼吸法があります。
僕も習っては忘れ、習っては忘れてきました。

心臓の脈拍や内臓の動きなどは、
自分の身体なのに自分でどうにかすることがままならないものです。

例えば、試験、面接などで胸がどきどきしている時に
「ドキドキしないで。」と思っても
それだけでゆっくりになるものではありません。

そんな身体の内部の働きを、意識的に調整するものとして呼吸は
とても大切なものと思います。

また、長い息は長生きに通じると言われる様に、
健康法としても、色々な人が呼吸法を教えています。

僕はなまけものなので、なかなか教わっても呼吸法は覚えていませんが、
そんななまけものでも忘れていない呼吸法について、
ご参考までに書いときます。


1、長く気持ち良く息を吐く

お腹をゆっくりとへこましながら、
気持ち良い程度にゆっくり吐くことだけ意識する。
吸うところまで意識すると面倒ですし、人間、
息を吐いたら必ず吸います。
これを思い出した時にやってみる等、意識的に一定期間行っていく
と、いつか通常の呼吸が深いものになっていくことを
実感されると思います。
 

2、邪気呼出法

正座をして、みぞおちから指3本下に両手の親指を除く4本
(計8本)の指を当てて、前かがみに倒れていく。
その時に息を口から「はーっ」と息を十分吐き切りながら、
同時に8本の指をお腹の中に入れていく。

吐ききったら、体勢を元に戻しながら鼻で息を吸う。
それをあくびが出るまで行う。

これは自動運動の準備として行うものですが、
自分の中に溜まった要らないものを出すのにとても良く、
終わった後は身体も緩み、すっきりします。

3、漏氣法

正座をして目を閉じ、息を十分に吸います。
吸いきったら、「んーん」とうなりながら(?)、
吸った息を臍下3寸の丹田に落としていくイメージをします。
(「んーん」とうなる時に多少息を鼻から漏れます)。

そして丹田に呼吸が集まっていることを感じながら、
ゆっくりと鼻から息を吐いていきます。

吐き終わったら静かに片目ずつ開いていきます。

これは丹田を充実させ、身体を元気にする方法の一つで、
やる気が出ない時などにやってみても良いと思います。