小学生の頃よく父に戦争の話を聞かされた。
正座をさされて 足がしびれたら モゾモゾしたら叱られて・・・・。
父は軍隊では少尉と言う立場で 父の自慢は
自分の・・・・連隊は誰も死なせなかった。
自分は2等兵から入隊して 上官によく歯を食いしばれと言われ
並ばされて次々と殴られた・・・・。
下っ端の時の話を酔っぱらうと聞かされていた。
自宅に帰って来る時は 軍服で馬に乗って帰って来たよと 母に聞いた事もあった。
父母の結婚式の写真が軍服に角かくしだった。
今の時代には考えられない。
食べるものはあまり不自由はなかったが
終戦で急に食べる物がなくなり闇市に行ってコメを買ったと言ってた。
お金があっても自由に物は買えなかった 時代です。
父の背中には鉄砲の玉の痕が大きな傷跡として ２つ残ってました。痛々しい痕です。
父は良く・・・・連隊の戦友会に出かけては いつも上座に座らせられて
ニコニコと皆で写真を撮って大事にしまっていた。
帰って来たら皆会社では○○ハムの社長や○○信金の頭取 画家
ワシは魚屋なのにいつも頭下げて皆迎えてくれると嬉しそうな顔をしていました。
父亡きあとも戦友が遠い所から訪ねて来て下さりました。
ふと終戦記念日と言うラジオの放送で 思い出しました。
お盆も終わり 父母弟も送り火で 又ね～と送ります。