こんばんは。
初夏を感じさせられる陽射しが街に降り注ぐ五月の週末は
予想以上に気温が上がっているようです。
週末はいかがお過ごしでしょうか?
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前回は飫肥天蔵編でした。
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今回は日南市油津地区に関するレポートです。
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日南市油津地区。
油津商店街を筆頭に、地域性の感じる観光スポットが存在します👏。
電動自転車🚴で道中立ち寄った油津には、穏やかな時間が流れていました。
何といってものんびりとしたレトロな景観に癒されることでしょう。
「マグロ漁獲」と「飫肥杉運搬」の街として太平洋戦争直前まで栄えていた
残り香を仄かに感じながら散策することが
歴史を紐解くことになるかもしれませんね。
江戸時代の藩主、伊東祐実によって築かれた
「堀川運河」に足を運んでみましょう👍。
北方向には漁港らしい喉かな景観が広がります。
すぐ左には大型の商業施設が立地しており、その手前の広場で大きなイベントが
開催されていたのを油津訪問時に確認いたしました。
南側を見てみましょう。
運河にかかる堀川橋は船舶の航行を配慮し
両岸の道路を3m程高い場所に設置されているのです。
そのため運河サイドに建ち並ぶ民家の玄関が2階に
存在する一軒家も存在するのです。
土地勘のない人からしたら少し斬新な光景かもしれませんね
1686年に藩主の指示により、28ヶ月もの期間の難関工事の末に完成した堀川運河。
飫肥杉の運搬目的で油津港と広渡川の約1,400mを結ぶルートとして、
人口運河が形成されたわけです。
日照時間の長い日南で育つ飫肥杉は高温多湿で
生育サイクルが早いという特徴を有しているようなので
当時はかなり大きな利益を上げていたことでしょう💴✨。
更に、油津はマグロ漁獲で戦前は栄えました✨。
しかし、太平洋戦争の時代を迎えると、両者の需要は激減し終焉を迎える中
近隣市区町村との合併を経て、日南市油津地区として現在に至るのです。
ちなみに堀川運河は
1992年に「男はつらいよ🎬」のロケ地になったことでも
有名な観光スポットなのです。
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堀川運河から徒歩圏内にもう一つレトロな観光スポットがあります。
その場所こそ、「油津赤レンガ倉庫」です。
❖油津赤レンガ倉庫
大正11年に設立されてから今日まで時間を刻み続けている赤レンガ倉庫。
過去に、競売にかけられたり、解体の話が持ち出されたりしましたが
地元の有志者が2,500万円で買い取ることで難を逃れた歴史を持ちます。
文化庁登録文化財に登録された後
2004年の春に日南市に寄贈され今に至ります。
赤レンガ倉庫の近くにも何件か大正時代を
彷彿させられる建築物が存在します。
付近には新しい住宅が建てられたこともあり
歴史的建築物が手狭な住宅街に埋もれているといった印象を受けますね。
時間の都合上、館内には入館しませんでしたが、
外観だけでも十分な見ごたえがあります。
私にとって「赤レンガ」というフレーズは
日本の近代化が始まった「明治」「大正」の香りを感じてしまうのです。
ちなみに以前の旅行記で赤レンガ倉庫についてご紹介した記事がこちらです。
お時間ございましたら、是非ともお立ち寄りくださいませ。
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❖倉敷美観地区 KURASHIKI IVY SQUARE
❖敦賀市赤レンガ倉庫
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日南市にあるレトロな街並みを有する油津地区。
近代の残り香を感じさせられるのんびりした景観を楽しめるはずです。
お時間ございましたら、立ち寄ってみるのはいかがでしょうか?
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「油津地区」に関する個人的な評価(5段階)は以下の通りです。
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総評価:★★★★
飫肥駅からのアクセスの良さ:★★
レジャー度合い:★★★★★(晴れていたら)
施設の充実度 :★★★★
景観の良さ:★★★★★(晴れていたら)
コスパ:★★★
秘境度:-
※☆が2つ=★が1つ
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👉近代的建築物が垣間見れるレトロな風景に癒されましょう。
油津地区で直進する「串間方面」と左折する「宮崎方面」の二手に分かれます。
◇串間方面
日南海岸を目指すために、宮崎方面の道路沿いを電動自転車🚴で
駆け抜けることにいたします。
◇宮崎方面
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👉次回は日南海岸沿いのスポットをご紹介いたします。
乞うご期待👍。