今年も8月15日がやってきました。

先の戦争でお亡くなりになられた方々にお祈り申し上げます。

 

去年の8月15日に書いた記事になります。

 

アインシュタインはルーズベルトに原爆の開発を促す手紙を書きました。ヨーロッパでユダヤ人が迫害されていたからです。そして、彼らが迫害された理由は「シオン賢者の議定書」に代表される各種ユダヤ陰謀論によるものです。

 

そして、反ワクチンを唱えている連中はユダヤ陰謀論も大好きです。ロスチャイルドにロックフェラー 彼らが世界を裏から操っているとのことです。

 

また、少し前に東京オリンピックの開会式と閉会式で「ショーディレクター」を務める小林賢太郎氏の過去の発言「ユダヤ人大量惨殺ごっこ」発言が問題になりましたね。

 

この件に関して、「ユダヤ人だって過去に酷いことをしているではないか」という内容のブログ記事を読んだことがあります。レーニン(母がユダヤ人)の粛清行為を「ユダヤ人がロシア人に酷いことをした」というわけですね。スターリンの粛清を「グルジア人がロシア人に酷いことをした」とは言わないでしょう。ちなみに、このブログ記事を書いた人は反ワクチン派の人だったように記憶しています。

 

つまり、何が言いたいかと言いますとユダヤ陰謀論が無ければ原爆の開発も先の大戦時には使われなかったかもしれない、陰謀論と言うものは多くの命を奪うものだという認識を皆に持ってもらいたいのです。

 

そして、陰謀論が無ければ先の大戦自体も回避できたかもしれません。フランクリン・ルーズベルトの対日観は酷いものでしたがそれは「田中上奏文」が一役買っていた可能性があります。彼の対日観が太平洋戦争を引き起こした要因の一つであることは間違いないでしょう。

 

第二次大戦時のユダヤ人迫害の歴史を調べていると泣きそうになってきます。彼らをあそこまで追い込んだのは無責任な陰謀論を吹聴する一人一人の発言です。

 

反ワクチン派の立場でも「未知のワクチンだから心配だ」という理由を挙げる人達のことは理解できるのです。しかし、「世界を裏で操る連中が人口削減をもくろんでいるのだ」という連中には腹が立って仕方がありません。無責任極まります。人の命がかかっていることの重みを彼らは分かっているのでしょうか。

 

 

アンネの日記

 

ユダヤ人迫害の歴史がよくわかる動画です。