グンマー本①『群馬「地理・地名・地図」の謎』の巻 | きまぐれグンマー訪問記

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グンマー大好き埼玉県人が訪れた群馬各地について書いてます。

先日机の上を整理していたらこんなものが・・・・ぐんまちゃん すき焼きストラップ~爆  笑 

以前ブログに書きました(コレ)が、ぐんまちゃんパスポートでスタンプためて当たった「群馬産すき焼きセット」についてきたものでした。誇らしげに「すき焼き自給率100%」と書いてあります。さすがグンマー。すき焼き最高でした生ビール

 

さて、グンマーネタがない今日この頃、グンマーに関する本をポチってみました。

それがこれ『群馬「地理・地名・地図」の謎 意外と知らない群馬県の歴史を読み解く!』です。

 

 

埼玉県人としてはグンマー知識はある方と自認?していますので、知っているお話もいくつかありますが、多くはへぇーとなるお話ばかりで、グンマー愛がますます深まりましたよラブラブ

詳しいことは営業妨害ですので書けないのですが(グンマーLOVEな人は買ってください)、気になった記事をいくつか。

 

「群馬県が東国で断トツの古墳数を誇るお話」

我が埼玉が誇る「さきたま古墳群」をはじめとして埼玉も古墳は多いはずと思いきや、群馬97基に対して埼玉26基だそうです。なんかくやしい・・・いやいやここはグンマーブログだ。吉永小百合さんも「大室古墳群」行ってますしね。さすがグンマー古墳王国。肥沃で豊かだったということですね。

 

「みどり市によって分断される桐生市の飛び地のお話」

桐生市が分断されているのを地図を見て不思議に思ってました。桐生市が間にあった大間々町を入れるのを拒んだのかなと思っていましたが、真相は違うようで桐生市は合併推進派だったみたい。いろいろ遺恨があると影響が大きいんですね。住民の皆さんの希望通りになるといいですね。

 

「一之宮貫前神社が鳥居より下にあるワケのお話」

数カ所しかない下り宮「一之宮貫前神社」は昨年8月に訪問(記事)しているのですが、たしかに何でだろ?と思ってました。答えはシンプル「神様がそこに降り立ったため」だそうです。そりゃそうだねという感じですが、やはり同じ下り宮の「木曽三社神社」(記事)も気になったので調べてみました。Wikiによると、安全な地に遷せというご神託により場所を探している途中、清い泉の所で休憩したら神様を入れた箱が石から離れなくなってしまったので、ここに神社ができたとのことです。本当にこの神社がある場所はいいところですから、神様も離れたくなかったのでしょう。

 

「前橋市vs高崎市の壮絶なライバル関係のお話」

自分も旧浦和市在住なので、「旧浦和市」vs「旧大宮市」のバトルはよく知っています。合併当初は市長選で双方出身の候補がつばぜり合いやってたりしましたが、最近はあまり対立騒ぎは聞かないような気がします(「与野は鎹」、違う・・)。でもアルディージャには負けへんで~。それはさておき、群馬の対立は廃藩置県のころから続いているそうで、いまもいろいろライバル関係があるようですね(長野vs松本もすごいとか)。高崎ナンバーを追って前橋ナンバーができたとのこと、浦和ナンバーもつくりましょうよ~車

 

「尾瀬湿原がなぜ海抜1500メートルにできたのかのお話」

ブラタモリでお題として出てきそうなネタですね。それでは剛くんのナレーションでどうぞ。
『燧ヶ岳が噴火して流れ出した溶岩流が只見川をせき止め、尾瀬ヶ原の原型となる湖がつくられました。やがて、せき止められた湖に砂礫層が流入して浅くなり、フトイなどの水生生物が流入するようになりました。尾瀬では気温が低いので、ミズゴケなどが腐敗しないまま堆積して泥炭層がかたちづくられていきます。この結果6000年ほど前にできたのが低層湿原です。その後堆積が繰り返されていき、湿原の中央部がレンズ状に盛り上がっていった結果、日本でも珍しい高層湿原「尾瀬ヶ原」となったのですね。』

 

「神社の参道にあたる地名「鼻毛石」のお話」

三夜沢赤城神社や赤城南面千本桜などに行くときよく通る交差点「鼻毛石」。いつも不思議な地名だなとは思っていました。

一つの説は、三夜沢赤城神社神社へ参拝に来た人がここで馬を降りたことから馬の鼻の向きが変わる「鼻返し」となり、それが「はなげいし」「鼻毛石」となったとのこと。もう一つは近くの神社に鼻の穴に見える通称「鼻石」がありそこから来たという説があるそうです。もっとおもしろい起源を期待してました・・・。ごめんなさい。

 

やっぱりグンマー国は深いですよ。早く探索にいきた~い!笑い泣き

 

ちなみにこの本グンマー以外にもあり、サイタマをはじめとして関東その他シリーズで出ているようです。次はサイタマ買おうかな。やっぱりグンマーの永遠のライバル、トチギ、イバラキかな。