【あらすじを語らない映画紹介】ぼくの大切なともだち | 気まぐれジューゴ

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「2010年ピグの旅」として、ピグの世界を旅行してきました
今度は外に出て、いろいろ表現してみたいと思います('◇')ゞ

 
ぼくの大切なともだち
2006年 フランス映画
監督・脚本 パトリス・ルコント
出演 ダニエル・オートゥイユ、ダニー・ブーン、ジュリー・ガイエ他
 
後味のよい映画でした。
 
そもそもこの作品が
手に入るとは思いませんでしたので、
うれしかったです。
 
DVDは5000枚完全限定生産。
 
Amazonで見つけても
なかなかの価格。
 
それがブックオフに
しれっと売っていたのだから、びっくり!
 
しかもなぜか未開封だったので、
更にびっくり!でした。
 
 
ダニエル・オートゥイユ演じるフランソワは、
とある事情から、親友を作る羽目に。
 
思春期や青年期の利害関係を気にしない時期なら、
親友を作ることはできるかもしれません。
 
しかしフランソワは中年の男性…。
絶対に無理とは言わないですが、
大人が親友を作るというのは
なかなか難儀なことですよね。
 
さて、そんな親友を作らなければいけない
フランソワのユーモアや悲しみ、学びの姿が、
何気ない日常風景とともに進んでいくのですが、
日常の出来事にうまく溶け込んでいる感じが
すごくいいなと思いました。
 
そんなフランソワに友達の作り方を教えることになる
タクシー運転手のブリュノも、
とてもいいキャラクターです。
 
個人的にはブリュノ役のダニー・ブーンの
笑顔がとてもやさしくて好感が持てます。
 
そんな二人のやりとりは、
後半にちょっと非日常的なイベントがあり、
クライマックスを迎えるのですが、
最終的にはフランソワは、
とても大切なものを得ることができます。
 
その緊張感と温かな交流は、
なんかうらやましいなと感じました。
 
最終的に、この映画を見た後、
僕自身も改めて、友達の大切さや
友達を作るのに大切な要素を学べたと思いましたし、
友達っていいものだなぁと感じました。
 
5000部限定なんて言わないで、
もっと多くの人に見てもらえたらいいなぁと
感じる映画でした。
 
友達は元気にしてるかなぁ…?