野月博物館(30)ビュバーに魅せられて。 | 気まぐれジューゴ

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「2010年ピグの旅」として、ピグの世界を旅行してきました
今度は外に出て、いろいろ表現してみたいと思います('◇')ゞ

昔のフランスって、

以前紹介した

ブルボンキーホルダーなんかも

そうなのですが、

 

 

他にもいろいろと

オシャレでかわいらしい

グッズがあったりします。

 

その中から今回は、

ビュバーをご紹介します。

 

 

これがビュバー。

 

ビュバーとは、インクの

吸い取り紙のことです。

 

今みたいに裏写りのしない

ボールペンの時代とは違って、

昔は万年筆で字を書いておりました。

 

そうすると万年筆からインクが

ブワ~っと出てしまうと、

書いていた紙を通り越して

テーブルにまでインクが滲んでしまいます。

 

そんな時はこういった紙を

テーブルの上に敷いて、

その上に紙を置いて手紙を書いていたそうです。

 

その下に敷く紙がビュバーと呼ばれるものです。

 

もともとは無地だったビュバーに、

広告をつけたのが、

フランスの面白いところですよね。

 

あらゆる広告のビュバーが、

街じゅうに配布され、

溢れていきました。

 

 

実際、こんなおしゃれなものを

下に敷いて、インクで汚すのは

かなりもったいない気がします…。

 

そんなビュバーですが、

昔のものを大事に取っておいた方々によって、

アンティーク雑貨となっていったものもあります。

 

ちなみに今回紹介しているビュバーは、

昔の広告を登用した、marc vidal社の

レトロ風の新品ビュバーです。

 

私はまだ当時もののビュバーは

手元にはないですね。

気に入ったのがあればほしいですが。

 

ただ…。

 

やっぱり価値あるビュバーは

なかなかに高価です。

 

↓こんな感じです。

 

直接見つけてはいないですが、

サヴィニャックさんの当時もののビュバーは

きっとかなりいい値段がするのでしょうね。

 

↓サヴィニャックさんについてはこちらも見てみてください。

 

まあそんなビュバーもありますが、

一番は自分の心に響くビュバーを購入して、

額の中に入れて飾ったりとかして、

楽しむのが一番でしょうね!

 

当時の流行や文化を知ることが

できるのも楽しいですし、

その中からお気に入りの一枚が

見つかるかもしれませんよ。

 

ぼくもまた、素敵なものを

探してみたいと思います。