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https://www.theguardian.com/world/2026/jul/15/japan-bear-raids-fridge
相次ぐ侵入事件:高齢夫婦宅の冷蔵庫を荒らしたクマを当局が捜索
ある町で2週間に14件の侵入被害が確認され、同一のクマによる犯行の恐れがあることから、当局は罠や電気柵を設置して対応にあたっている。
ギャビン・ブレア(日本特派員)
2026年7月15日(水) 05:27 BST
日本のとある町で過去2週間に14件もの侵入事件が発生しており、当局は、高齢夫婦の自宅に忍び込み冷蔵庫を荒らしたクマがこれらの一連の事件に関与している可能性があるとして捜索を行っている。
月曜日の夕方、松原光雄(87)は、台所から物音がしたため様子を見に行ったところ、大型のツキノワグマと遭遇した。冷蔵庫は開け放たれ、床には食べ物が散乱していた。妻が警察に通報した。
東北地方にある雫石町でこれまでに5カ所での侵入被害が報告されており、当局は同一のクマによる犯行の疑いがあると見ている。被害が繰り返されている住宅の周辺には箱罠や電気柵が設置され、住民にクマへの注意を促すためのパトロールも行われている。
同町が位置する岩手県の自然保護課でクマを担当する専門家、千田志保は、「クマが同じ場所に何度も侵入するのは異例のことだ。同一の個体である可能性があるため、早急に捕獲したいと考えている」と語った。
これまでのところ、同地域の農場にある建物にクマが4回侵入し、乳成分を含む牛用飼料を食べているのが確認されている。深夜に農家の引き戸を開けようとする姿がカメラに捉えられたこともあったが、農家がライトを当てて大声を出すと逃げ去ったという。
この招かれざる侵入者を遠ざけるため、その農家は、和からしを混ぜた自家製の忌避剤を入り口付近に撒くなどの対策を講じている。
先週金曜日には、別の住民が買い物から帰宅した際、高齢の父親が寝ている部屋の近くにクマがいるのを発見した。住民が近くのドアを叩くと、クマは外へ逃げ出した。しかし、そのクマは再び屋内に入ろうとした。男性はおよそ30秒間、後ろ足で立ち上がって強引に侵入しようとするクマを押し返そうと、引き戸を必死に押さえ続けた。男性によると、そのクマの体長は約1.65メートルだったという。
翌日の夕方には、ある女性が自宅の台所でクマが食べ物をあさっているのを発見した。さらに日曜日には、和菓子店に侵入し、冷蔵庫からドーナツを持ち出した。
甘いもの好きなそのクマは、ある民家に5回も侵入し、クッキーや砂糖、そして「かりんとう」(小麦粉の生地を揚げて砂糖をまぶした日本の菓子)を食べている。
近年、日本ではクマによる襲撃や死傷者の数が過去最多を記録している。専門家は、地方の人口減少によってクマが町へ出てくることへの心理的ハードルが下がったことや、多くのクマが人間への恐怖心を失ってしまっていることが原因だと見ている。
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仮訳終わり
英国ガーディアン紙記事から
