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https://www.bbc.com/news/articles/c0mnpr2980po
戦争で荒廃したスーダンでダム決壊、60人死亡
2024年8月26日 11時 GMT
カルキダン・イベルタル
BBCニュース
戦争で荒廃したスーダンで、大雨によるダム決壊で少なくとも60人が死亡した。
現在捜索活動が行われているが、死者数はさらに増える恐れがある。
アルバートダムは2500万立方メートルの貯水量があり、軍事政権が拠点を置く沿岸都市ポートスーダンの主な飲料水源となっている。
16か月に及ぶ内戦で荒廃したスーダンは、現在、豪雨と洪水に見舞われており、数十人が死亡、数万人が家を追われている。
紅海州のダム決壊は最悪の事件の一つで、下流の農場や村が流された。
地元住民のアリ・イッサはAFP通信に対し、「7台の車に閉じ込められ、脱出を試みたができなかった」と語った。
別の住民、ムーサ・モハマド・ムーサは、ある地域で「家屋やあらゆるものが流された」と聞いたと語った。
民間ラジオ局のウェブサイト「ラジオ・ダバンガ」によると、大雨でスーダンの主要な光ファイバーケーブルも損傷し、2日連続で国内の多くの地域で通信が遮断された。
空軍は山中に避難した後に閉じ込められた人々の救出に努めていると地元紙メルダメークが報じている。
紅海州の水道局長オマール・イッサ・タヒルは地元ニュースサイト「アクバル」に対し、洪水で「地域全体が水没した」と語った。
陸軍司令官アブドゥル・ファッタ・アル・ブルハは洪水被害地域を視察した。
フェイスブックの投稿で、軍は「連邦および州政府機関に対し、あらゆる可能性を活用してこれらの地域の住民を支援し、支援と援助を提供するよう」要請した。
スーダンは、準軍事組織の緊急支援部隊（RSF）とスーダン軍の間で戦闘が勃発した昨年4月以来、戦争で荒廃している。
何百万人もの人々が家を追われ、複数の州が飢餓を宣言している。
異常気象は食糧不足をさらに悪化させるだけだ。
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仮訳終わり