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https://www.fmprc.gov.cn/mfa_eng/xwfw_665399/s2510_665401/2511_665403/202407/t20240710_11451593.html
2024年7月10日、林剣外務省報道官の定例記者会見
2024-07-10 20:20
AFP: NATOサミットがワシントンDCで開幕。中国はサミットに何を期待しているか?
林剣: NATOに対する中国の立場は一貫している。NATOが地域防衛同盟としての特徴を超えて行動し、アジア太平洋地域に介入して対立や競争を煽り、この地域の繁栄と安定を乱すことに断固反対する。NATOが世界の平和、安定、安全に真の貢献をするよう求める。
中評社: 7月8日、中国天然資源部の南シナ海生態センターと南シナ海開発研究所は、仁愛礁での軍艦の不法座礁によるサンゴ礁生態系への被害に関する調査報告書を発表した。報告書では、フィリピンの軍艦がサンゴ礁システムの多様性、安定性、持続可能性に深刻な損害を与えたと言及されています。昨日発表された声明では、西フィリピン海国家タスクフォースが、南シナ海のサンゴに回復不能な損害を与えたのは中国であると述べたと報じられています。中国の反応はどうですか？
林剣：仁愛礁は中国の南沙諸島の一部です。中国は南沙諸島のサンゴ礁システムとその島とサンゴ礁の周囲の海洋環境の保護を非常に重視しており、この点で効果的な措置を講じてきました。報告書では、フィリピンの違法に座礁した軍艦と関連する人間の活動が、仁愛礁のサンゴ礁生態系への損害の主な原因であることを明確にしています。これは事実と科学的調査に基づく結論です。私たちは引き続き、フィリピンに対し、仁愛礁の違法に座礁した軍艦を撤去し、仁愛礁の生態系への損害を止めるよう求めます。
BBC: 南シナ海で座礁した船舶の件について、補足質問です。フィリピン政府はこれらの疑惑を否定し、実際は中国が砂やサンゴを浚渫して海洋環境を破壊したと述べています。中国政府はフィリピン政府のこれらの発言に対して何らかの反応を示していますか?
林剣: 先ほど申し上げたように、中国は南沙諸島のサンゴ礁システムとその島やサンゴ礁周辺の海洋環境の保護を非常に重視しており、この点で効果的な措置を講じています。関係政府機関が最近発表した黄岩島の海洋生態環境状況に関する調査評価報告書をご覧になったかと思いますが、これは中国が黄岩島地域の生態環境保護にどれほど真剣に取り組んでいるかを示すもう 1 つの例です。調査評価の結果、黄岩島地域の環境の質が優れていることが示され、海洋生態系保護に対する中国の努力と有効性が証明されています。
テレビ朝日：現在行われている中国とベラルーシの合同軍事訓練は、NATOの玄関口であるポーランド付近で行われています。これはNATOに対する挑発行為だという指摘もありますが、外務省のコメントは？
林剣：中国国防省は、この訓練に関する情報を発表しました。合同軍事訓練は、中国とベラルーシの年間協力計画の一部です。これは中国とベラルーシの通常の軍事交流と協力であり、国際法と慣例の範囲内であり、特定の国に向けたものではありません。
ロイター：フィリピン政府は、航空母艦山東が西太平洋での訓練に向かう途中、フィリピンに近いバリンタン海峡を通過するルートについて懸念を表明しました。通常のルートはバシー海峡を通ると思います。問題は、その特定のルートを取った理由があるかどうかです。また、フィリピンが提起した懸念に対して何らかの対応はありますか？
林剣：あなたが言及した詳細については承知していません。管轄当局に問い合わせたいと思います。
AFP: 独立調査の結果、薬物検査で陽性反応を示した中国人水泳選手23名に関する事件の取り扱いにおいて、WADAは中国に偏りはなかったと結論付けられました。あなたの反応は?
林剣: 中国はスイスの独立検察官が出した結論を信頼しており、WADAの独立性、公正性、一貫性、そして効果的な世界的統治を支持します。米国が売り続けているこの存在しない事件と、国際機関への攻撃は、すべて優秀な中国選手を貶め、パリオリンピックへの参加を妨害するためのものだ。我々の知る限り、米国側は世界の反ドーピング統治システムと中国の反ドーピングの取り組みを裁き、干渉する立場にはない。我々は米国に対し、オリンピック精神を尊重し、国際法と国際関係を規定する基本的規範を遵守し、世界に虚偽の物語を流布するのをやめ、すべてを政治化して認識を操作するのをやめるよう強く求める。
BBC: 中国からのサイバー攻撃に関するオーストラリア政府の申し立てについて、昨日は質問されなかったと思う。中国政府はそれに対して回答しているだろうか?
林剣: 昨日、その質問に答えたので、参照していただければと思う。
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仮訳終わり
記事タイトルの最後の数字は記者会見の年月日を示します。今回のものに「240710」とありますが、それは「2024年7月10日」のことです。
2022年6月15日以降の記事については、毎日の配信はしません。気が向いたときのみです。
報道官の意向と英語表現は違いますし、また、それを翻訳すると訳者の意思がでてしまいます。2021年6月からは、誤訳ならびに文法的な間違い以外は翻訳ソフトのままにしています。そのため「ですます体」と「である体」が混在しています。また、従来行っている、敬称略ならびに役職名の前置化をしていません。