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https://www.theguardian.com/world/article/2024/jun/24/russia-dagestan-gunmen-who-attacked-religious-buildings-eliminated
ロシアのダゲスタン地方の宗教施設を襲撃した武装集団が「排除」
― 不安定な同州で複数の襲撃事件が発生し、15人が死亡したと報じられたことを受け、3日間の追悼が宣言された ―
ジェニファー・ランキン
2024年6月24日月曜日 11:50 BST
ロシアのダゲスタン地方で教会やシナゴーグを狙った複数の銃撃事件の犯人5人が「排除」されたと当局は発表。同地方は3日間の追悼期間に入った。
不安定な北コーカサス地方の2都市で武装集団が協調攻撃を行い19人を殺害したことを受け、テロ対策法に基づく刑事捜査が開始された。
ロシアの捜査委員会は、日曜の夕方にデルベント市とマハチカラ市の宗教施設が襲撃され、警察官15人とロシア正教会の司祭を含む民間人4人が死亡したと発表した。 2つの正教会、2つのシナゴーグ、警察の検問所が襲撃された。
ロイター通信は、自動小銃を持った武装集団が古代都市デルベントの正教会とシナゴーグに突入し、教会の聖像に火をつけ、66歳の正教会司祭ニコライ・コテルニコフを殺害したと報じた。
ロシア正教会は、コテルニコフが襲撃で「残忍に殺害された」と述べた。
ロシア大統領ウラジミール・プーチンは、ダゲスタンとクリミアで愛する人を失った人々に「深い哀悼の意」を表明したとクレムリンは月曜日に発表した。
これとは別に、ロシアは、ウクライナが併合したクリミア半島を攻撃し、4人が死亡、151人が負傷したとされる事件について、米国の責任だと非難している。
クレムリンの声明は、ロシアの同盟国である中国とダゲスタン共和国と国境を接するアゼルバイジャンが哀悼の意を表してから数時間後に出された。
委員会は、犯罪に関与した5人が「排除」され、身元が判明したと述べた。委員会は、攻撃に関与した他の人物も特定されたと述べたが、銃撃事件の犯人と思われる襲撃者の数は明らかにしなかった。
別の声明で、テロ攻撃を阻止する責任を負っているロシアの反テロ委員会は、デルベントで2人の「盗賊」が、マハチカラで3人が「無力化された」と述べた。ロシア政府機関は、ロシアの治安機関の頭文字である「FSB」と書かれた軍服を着た男たちが暗い廊下や階段に立ち、武器を振りかざし、血まみれの床の上で拳銃を構えている写真を公開した。
月曜日朝の声明で、テロ対策委員会は特別な対テロ作戦が終了したと述べた。
独立系メディアは、攻撃で何人が死亡したかを確認できていない。
この襲撃は、イスラム国が犯行声明を出したモスクワ近郊のコンサートホールでの攻撃で145人が死亡した3か月後に起きた。クロッカス市庁舎への攻撃はロシアにとってここ数年で最悪の攻撃であり、ウクライナ戦争と国内反対派の取り締まりが当局のイスラムテロの脅威への注意をそらしているのではないかという懸念を引き起こした。
大統領プーチンは当初、コンサートホール攻撃の計画にウクライナが関与していると非難したが、キーウが犯行に及んだという証拠はなく、ISの関連組織が繰り返し犯行声明を出した。
ダゲスタンでは反ユダヤ主義的な事件も増加していると報告されている。昨年、イスラム教徒が大多数を占める地域で暴徒がマハチカラ空港を襲撃し、イスラエルから到着するユダヤ人乗客を捜索した。
今のところ、日曜の攻撃の犯行声明は出ていない。
「テロ攻撃の背後に誰がいるのか、また彼らが何を目指していたのかはわかっている」とダゲスタン知事のセルゲイ・メリコフは述べたが、詳細は明らかにしなかった。銃撃犯の捜索は、全員が特定されるまで続くと知事は述べた。
3日間の国民服喪が発表され、国旗は半旗に下げられ、すべての娯楽イベントは中止された。
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仮訳終わり