[過去記事] WHO専門家から新たな名前を与えられたサル痘 | KGGのブログ

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2022年11月の記事です。

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https://www.bbc.com/news/health-63782514

 

WHO専門家から新しい名前が与えられたサル痘

2022年11月28日

フィリッパ・ロクスビー、健康記者

 

 

 サル痘は、ウイルスの名前に関連した人種差別的で非難する言語に対する苦情の後、世界保健機関(WHO)が発表したMPOXとして知られている。

 

 古い用語は、段階的に廃止される前に、1年間新しい用語と一緒に使用される。

 

 MPOXは、専門家、国、および一般大衆の間の長い議論の後に決定された。

 

 英語と他の言語でも簡単に使用できる、とWHOは言った。

 

 ヒトのMonkeypox(サル痘)は1970年に最初に発見され、10年以上前にウイルスによって引き起こされた病気が飼育されたサルで発見されたことにちなんで名付けられた。

 

 それ以来、WHOは命名疾患に関するアドバイスを紹介してきた。

 

 貿易、旅行、観光、動物福祉に対する不必要なマイナスの影響を最小限に抑え、文化的、社会的、国家、または民族グループに犯罪を引き起こすことを避ける必要性を強調している。

 

 covidパンデミックの間、バリアントはギリシャ語のアルファベットの文字を使用することに言及することを推奨した。

 

 今年、MPOXウイルスは、中央および西アフリカの外の多くの国々で、天然痘と同じウイルスファミリーのメンバーのメンバーであるMPOXウイルスの異常な拡散があった。

 

 7月、WHOは、高熱や皮膚病変や発疹など、症状を発症する人々の世界的な急増のために、世界的な健康緊急事態を宣言した。

 

 この疾患の症例は数ヶ月間減少しているが、2022年には100を超える異なる国が影響を受けており、最もリスクのある人々を保護するためにワクチン供給の大きな需要を促している。

 

 米国、ブラジル、スペイン、フランス、英国は、今年のMPOX事件の総数が最も多いと報告している。世界的には、ウイルスから50人の死亡があった。

 

 5月以来、英国は3,500件以上の症例を報告しているが、脆弱なグループへのワクチンの展開は、7月のピークに続いて数を駆り立てるのに役立った。

 

 影響を受けた人のほとんどは、男性とセックスをする男性であった。

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仮訳終わり

 

 

 

国立感染症研究所の記事です。

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サル痘とは

令和4年5月20日改訂

国立感染症研究所

 

サル痘は、サル痘ウイルス感染による急性発疹性疾患である。感染症法では4類感染症に位置付けられている。主にアフリカ中央部から西部にかけて発生しており、自然宿主はアフリカに生息するげっ歯類が疑われているが、現時点では不明である。稀に流行地外でも、流行地からの渡航者等に発生した事例がある。症状は発熱と発疹を主体とし、多くは2−4週間で自然に回復するが、小児等で重症化、死亡した症例の報告もある。

 

病原体

ポックスウイルス科は、感染細胞の細胞質で増殖する、遺伝物質として二本鎖DNAを持つ巨大なエンベロープウイルスで、脊椎動物に感染するChordopoxvirus亜科と、節足動物に感染する Entomopoxvirus 亜科に分類される。Chordopoxvirus 亜科はOrthopoxvirus(オルソポックスウイルス)、 Parapoxvirus、Capripoxvirus、 Sulpoxvirus、 Leporipoxvirus、 Avipoxvirus、 Yatapoxvirus、Molluscipoxvirus の8属と、未分類のウイルスからなる。

 

オルソポックスウイルス属のウイルスの形態はレンガ状で、その長径は300nmを超える巨大なウイルスである(写真1)。感染性ウイルス粒子は、細胞内で形成される細胞内成熟ウイルスと、細胞内成熟ウイルスが感染細胞膜から出芽し、細胞膜由来脂質膜をさらに被った細胞外外皮ウイルスからなる。両者の脂質膜上のウイルス糖タンパクは異なる。個体間の感染には細胞内成熟ウイルスが関与し、感染個体内での感染の拡大には主に、細胞外外皮ウイルスが関与すると考えられている。

 

オルソポックスウイルス属には、サル痘ウイルス、痘そうウイルス(天然痘ウイルス)、ワクチニアウイルス(種痘に用いられるウイルス)、牛痘ウイルス等が含まれる。

 

サル痘ウイルスには大きく分けてコンゴ盆地系統群(クレード)と西アフリカ系統群(クレード)の2種類の遺伝的系統群があり、コンゴ盆地系統群は西アフリカ系統群に比較して、重症化しやすく、またヒトからヒトへの感染性が高いとされる。

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引用一部

 

 

同じく約1年後の記事です。

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エムポックスとは

令和5年5月26日改訂

国立感染症研究所

 

エムポックスは、モンキーポックスウイルス(別名 エムポックスウイルス、以後エムポックスウイルスと表記)感染による急性発疹性疾患である。感染症法では4類感染症に位置付けられている。主にアフリカ中央部から西部にかけて発生しており、自然宿主はアフリカに生息するげっ歯類が疑われているが、現時点では不明である。稀に流行地外でも、流行地からの渡航者等に発生した事例がある。症状は発熱と発疹を主体とし、多くは2−4週間で自然に回復するが、小児等で重症化、死亡した症例の報告もある。

 

病原体

ポックスウイルス科は、感染細胞の細胞質で増殖する、遺伝物質として二本鎖DNAを持つ巨大なエンベロープウイルスで、脊椎動物に感染するChordopoxvirus亜科と、節足動物に感染する Entomopoxvirus 亜科に分類される。Chordopoxvirus 亜科はOrthopoxvirus(オルソポックスウイルス)、 Parapoxvirus、Capripoxvirus、 Sulpoxvirus、 Leporipoxvirus、 Avipoxvirus、 Yatapoxvirus、Molluscipoxvirus の8属と、未分類のウイルスからなる。

 

オルソポックスウイルス属のウイルスの形態はレンガ状で、その長径は300nmを超える巨大なウイルスである(写真1)。感染性ウイルス粒子は、細胞内で形成される細胞内成熟ウイルスと、細胞内成熟ウイルスが感染細胞膜から出芽し、細胞膜由来脂質膜をさらに被った細胞外外皮ウイルスからなる。両者の脂質膜上のウイルス糖タンパクは異なる。個体間の感染には細胞内成熟ウイルスが関与し、感染個体内での感染の拡大には主に、細胞外外皮ウイルスが関与すると考えられている。

 

オルソポックスウイルス属には、エムポックスウイルス、痘そうウイルス(天然痘ウイルス)、ワクチニアウイルス(種痘に用いられるウイルス)、牛痘ウイルス等が含まれる。

 

エムポックスウイルスには大きく分けてコンゴ盆地系統群(クレード)と西アフリカ系統群(クレード)の2種類の遺伝的系統群があり、コンゴ盆地系統群は西アフリカ系統群に比較して、重症化しやすく、またヒトからヒトへの感染性が高いとされる。

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引用一部

 

 

 はっきり言います。このような言葉狩りは感心しません。

 サル痘のいったいなにが問題なのか。

「It stresses the need to minimise unnecessary negative impact on trade, travel, tourism or animal welfare, and to avoid causing offence to any cultural, social, national or ethnic groups.」

(貿易、旅行、観光、動物福祉に対する不必要なマイナスの影響を最小限に抑え、文化的、社会的、国家、または民族グループに犯罪を引き起こすことを避ける必要性を強調している。)

 愚の骨頂ですね。

 さらに、

「it recommended that variants were referred to using letters of the Greek alphabet because they were "non-stigmatising" and easy to pronounce.」

(バリアントはギリシャ語のアルファベットの文字を使用することに言及することを推奨した。)

 

 WHOの背後に何がいるかは、この言葉ではっきりわかります。

 今までのやり方では、新型コロナでは、武漢株、英国株、南ア株、インド株などといわれていたはずですが、それをギリシャ文字にして、α株、β株としました。

 私は、ドキドキして期待していたのです。ν株(ニュー)の次はξ株(クシ)が来るぞと。

 しかし、ξ株が来ることなく、ο株(オミクロン)になりました。

 あははは、WHOが何に毒されているかよくわかります。「ξ」は、英語表記すると「xi」ですね。「xi jinping」に繋がります。

 こんな組織を、「global」などとは呼べません。

 それじゃ、日本脳炎も止めてもらえますか。スペイン風邪も止めますか。

 

 新型コロナウイルス感染症をCovid-19などという姑息な命名をする前に、病原体に「ポリティカル・コレクトネス」などという馬鹿対策を導入した連中を、まず吊し上げないといけないと思いますがね。

 新型コロナウイルス感染症の病原体はSARS-CoV-2ですよね。はっきりいえばSARSなのですよね。それなら最初のSARS-CoVで起こったものを「広州SARS」とし、SARS-CoV-2を「武漢SARS」とすれば良いだけ。わかりやすいと思いますがね。きっと、それを拒否して、発生地を隠したい力があるのでしょう。

 

 このような一国に利益誘導する組織が、世界中から金を取っているという事実。トランプは正しかったということです。バイデンに代わった途端、WHOへの負担金を再開しました。きっとWHOの背後にいる組織はほくそ笑んでいたことでしょう。

 

 私はWHOを信用していません。あからさまですので。