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https://www.fmprc.gov.cn/mfa_eng/xwfw_665399/s2510_665401/2511_665403/202405/t20240530_11366232.html
2024年5月30日、外務省報道官の毛寧氏の定例記者会見
2024-05-30 18:47
中国中央電視台：北京で昆明生物多様性基金の調印式が行われた。中国共産党中央政治局常務委員で国務院副首相の丁学祥氏が出席した。式典に出席した国連事務次長で国連環境計画（UNEP）事務局長のインガー・アンダーセン氏は、基金の設立は中国が途上国に対して行った多大な貢献であり、生物多様性の保全と回復における途上国への支援を示していると述べた。あなたのコメントは？
毛寧：中国政府は生物多様性の保全を非常に重視しており、すべての国と協力して地球上のすべての生命のコミュニティを構築することに尽力しています。中国は、COP15で習近平国家主席が発表した通り、基金設立のために15億人民元を投資する主導権を握った。5月28日午前、中国、国連環境計画、国連マルチパートナー信託基金事務所は協力協定に調印し、基金を正式に立ち上げた。基金は多国間主義と国際化のアプローチを堅持し、主に助成金の提供を通じて活動し、生物多様性条約の3つの主要目標、すなわち生物多様性の保全、生物多様性の構成要素の持続可能な利用、利益の公平かつ公正な分配に重点を置き、発展途上国における生物多様性の保全を支援し、昆明・モントリオール世界生物多様性枠組みの実施に貢献する。
中国は国際社会と協力し、基金を通じて国際協力を深め、生物多様性保全に関する世界的な相乗効果を構築し、人類と自然が調和したより良い未来を築く用意がある。
AFP: 米司法省は昨日、世界的なマルウェアネットワークを解体し、中国人を逮捕したと発表した。中国側はこの事件について知っているのか？詳細を教えてもらえるか？
毛寧: 事件の詳細は知らない。中国はあらゆるサイバー犯罪に断固反対し、戦うとだけは言える。
ロイター: RIA通信は、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相が、中国はロシアとウクライナが参加する平和会議を企画できると述べたと報じた。中国はそのような会議を企画するだろうか？もしそうなら、中国はいつ、どの国を招待するだろうか？
毛寧: ウクライナ問題に関して、中国は常に公正かつ客観的な立場を堅持し、和平交渉の促進に尽力してきた。習近平国家主席が示した4つの原則は、ウクライナ危機の政治的解決を求める中国の基本的アプローチを形作っている。我々は、危機の平和的解決につながるあらゆる努力を奨励し、支持するとともに、ロシアとウクライナの双方が認める適切な時期に開催される国際平和会議を支持し、すべての当事者が平等に参加し、すべての和平案について公正な議論が行われることを支持する。中国は、ウクライナ危機の政治的解決を推進する上で国際社会との意思疎通を維持する用意がある。
AFP：パレスチナ・イスラエル紛争について、習近平国家主席は本日、中国はより広範で権威があり、効果的な国際平和会議を支持すると述べた。中国はこの平和会議がどこで、どのような条件で開催されることを望んでいるのか？
毛寧：本日、中国・アラブ諸国協力フォーラム第10回閣僚会議で習近平国家主席が行った基調演説の全文が公開されたので、参照していただきたい。
習近平国家主席は演説の中で、パレスチナ・イスラエル紛争に関する中国の立場を述べた。同氏は、戦争がいつまでも続くべきではない、正義が永遠に失われるべきではない、二国家解決へのコミットメントが勝手に揺らぐべきではないと強調した。中国はパレスチナの国連への正式加盟を支持し、より広範で権威があり効果的な国際平和会議を支持する。これが中国の最も権威ある立場だ。国際平和会議については、これ以上付け加えることはない。
聯合ニュース：北朝鮮は本日、短距離弾道ミサイルと思われる10発以上の飛翔体を発射した。国連事務総長は、北朝鮮が5月27日に偵察衛星を打ち上げようとしたことを非難し、弾道ミサイル技術を使用したいかなる打ち上げも関連する安全保障理事会決議に反すると述べた。北朝鮮が5月27日に衛星を打ち上げ、本日弾道ミサイルを打ち上げたことに対する中国の立場は？
毛寧：中国は報道に留意した。朝鮮半島問題に対する中国の立場は一貫している。新たに付け加えることはない。
深圳電視台：第4回小島嶼開発途上国国際会議がアンティグア・バーブーダで開催されました。中国は会議に代表団を派遣しました。このイベントについてどう思いますか？
毛寧：10年に一度開催される小島嶼開発途上国（SIDS）に関する国際会議は、SIDSの発展を促進する国連の枠組みの中で最も重要な国際会議です。SIDSは、世界国家の大家族の特別なメンバーとして、頻繁な自然災害や経済の多様化の欠如などの課題に直面しながらも、経済と社会の発展において目覚ましい進歩を遂げてきました。今年の会議では、「強靭な繁栄への道筋を描く」というテーマに焦点を絞って詳細な議論が行われ、多国間主義を堅持し、団結を通じて強さを求め、共通の発展を追求するという強いメッセージが発信されました。成果文書であるSIDSのためのアンティグア・バーブーダ・アジェンダは、今後10年間のSIDSの発展を支援する国際社会の行動指針となるため、極めて重要です。
中国政府代表で外交副大臣の馬昭旭が会議に出席し、演説を行いました。同氏は、中国の4つの提言を提起した。第一に、多国間主義を堅持し、SIDSの世界統治への平等な参加を支持する。第二に、開発を第一とし、SIDSが国連の持続可能な開発のための2030アジェンダを実施するのを支援する。第三に、団結と協力を堅持し、SIDSの気候変動への対応を支援する。第四に、イノベーションを奨励し、SIDSの自主開発能力の強化を支援する。中国は常にSIDSを重要な開発パートナーとみなしていると馬朝旭外務副大臣は強調した。中国はSIDSの発展を全力で支援するために積極的に取り組んでおり、「一帯一路」構想や「世界開発構想」などの下でいくつかの協力プラットフォームを設立し、SIDSとの実務協力を深め、現地の人々に具体的な利益をもたらしている。
中国は、SIDSに対するアンティグア・バーブーダのアジェンダを積極的に実施し、SIDSの人々の緊急のニーズに応え、SIDSがより強靭で永続的な繁栄に向かうことを全面的に支援し、人類の共通の未来を持つコミュニティを共同で構築するために、すべての関係者と協力する用意がある。
東方衛視：香港の裁判所は本日、転覆を企てた陰謀事件の判決を下した。一部の西側諸国は判決を非難した。中国のコメントは？
毛寧：香港は法治社会である。法律を遵守し、違法行為者を裁くことは基本原則である。「民主主義」を口実に違法行為を行い、司法を逃れることは許されない。中央政府は香港特別行政区の法執行機関と司法当局が法に基づいて職務を遂行し、国家の安全を損なうすべての行為を処罰することを断固として支持し、特定の国が中国の内政に干渉し、関連事例を利用して香港の法治を中傷し、損なおうとする試みに断固として反対する。
ロイター通信：ロイター通信の報道によると、欧州委員会は中国の電気自動車関税に関する決定を6月9日の欧州議会選挙後まで延期する。これについて省は回答するか？
毛寧：中国は、中国からの電気自動車輸入に対するEUの反補助金調査について、何度も立場を表明している。調査の性質は保護主義的であるとだけ言っておこう。調査には、単に正当化できず、規則に反する慣行が数多くあり、EUによる中国のいわゆる補助金に対する非難は支持できない。中国はEUに対し、中国とEUの経済貿易協力や産業チェーン・サプライチェーンの安定を損なわないように、できるだけ早く調査を中止するよう求める。EUが調査継続を主張するなら、中国は黙って見過ごすつもりはない。わが国の合法的な権利と利益をしっかりと守るために、あらゆる必要な措置を講じるつもりだ。
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仮訳終わり
記事タイトルの最後の数字は記者会見の年月日を示します。今回のものに「240530」とありますが、それは「2024年5月30日」のことです。
2022年6月15日以降の記事については、毎日の配信はしません。気が向いたときのみです。
報道官の意向と英語表現は違いますし、また、それを翻訳すると訳者の意思がでてしまいます。2021年6月からは、誤訳ならびに文法的な間違い以外は翻訳ソフトのままにしています。そのため「ですます体」と「である体」が混在しています。また、従来行っている、敬称略ならびに役職名の前置化をしていません。