ロシアの戦争賛成ブロガーが自殺 | KGGのブログ

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https://www.themoscowtimes.com/2024/02/21/ukraine-denies-losing-dnipro-bridgehead-as-moscow-touts-successes-a84179

 

戦争推進派のロシア人ブロガーが自殺 – 報道

2024 年 2 月 21 日

 

 

 著名な戦争推進ブロガーでロシア軍兵士のアンドレイ・モロゾフは、最近モスクワがウクライナ東部の町アヴディイフカを占領した際に多数の軍人死傷者が出たことを明らかにしたことで指揮官らを怒らせた後、自殺したと伝えられている。

 

 コールサイン「ムルツ」で知られるモロゾフは、武器不足、官僚的非効率性、横行する欺瞞などをめぐり、テレグラムチャンネルでロシアの軍事的・政治的指導力を定期的に批判していた。

 

 「ムルツは銃で自殺した。 私たちは昨夜話し合ったが、(彼の死を)予見するものは何もなかった」とモロゾフを知る弁護士マキシム・パシュコフが水曜日に述べ、他の戦争推進ブロガーによる彼の自殺に関する一連の報道に付け加えた。

 

 モロゾフは先週、アヴディイフカ占領でロシア軍1万6000人が死亡したと書き、これを退却するウクライナ軍約7000人の死亡と比較した。 ロシア軍は10月に東部の産業拠点を占領する取り組みを強化し、週末には完全占領を宣言した。

 

 ロシア国防省は、戦前の人口が3万1,400人だったアヴディイフカへの数か月にわたる作戦での死傷者数を明らかにしなかった。

 

 長い遺書と思われる一連の内容が水曜日初め、登録者数10万人を超えるモロゾフのテレグラムチャンネルで公開された。

 

 モロゾフはメモの中で、アヴディイフカでのロシア軍の多数の死傷者に関する投稿の削除を指揮官らが強制したと非難し、国営テレビのニュースキャスターが指揮官らに圧力をかけたと示唆している。

 

 「ロシアは私の故郷であり、敵に侵略されている。上官を卑屈になめる者たちだ。 自分たちを「目立つ」ためだけに何千もの兵士を犠牲にする準備ができている将軍たち。 スクリーン上の嘘でキャリアを築くジャーナリストたちだ」とモロゾフは書いた。

 

 モスクワ・タイムズはモロゾフの死の報道をすぐには確認できなかった。

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仮訳終わり

 

 

「journalists who build their careers on lies from the screen」

(スクリーン上の嘘でキャリアを築くジャーナリストたち)

 

 なかなか良いことを言っています。メディアは、金で動きますから。金を支払った者達の言うことを聞くのは自明の理です。

 国営メディアは、当然、国家のプロパガンダ機関です。

 

 

 The Moscow Timesとはつぎのとおり

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 ザ・モスクワ・タイムズ(The Moscow Times)は、モスクワ在住オランダ人のen:Derk Sauerによって設立され、1992年からロシア・モスクワで発行されているフィンランド資本の英語とロシア語のオンライン専門新聞誌。2015年の発行部数は35000部であった。2017年まではフリーペーパーの形式で、ロシアに在住する外国人等の英語話者が利用するようなホテル・カフェ・レストランに置かれていて、定期購読制もあった。2017年にオンラインのみの発行となった。それまでは英語版のみであったが2020年にはロシア語でもオララインで掲載されるよになった。ウクライナ戦争が始まったことを受けて2022年にはモスクワから創設者の祖国のオランダに拠点を移転している。

 創刊当初は週二回の発行であったが、数ヵ月後に日刊紙となった。古いプラウダの本社に拠点を置きつつ、ロシアで最初の西欧向け日刊紙であった。

 2005年までは、所有者はインディペンデント・メディア(Independent Media)であった。インディペンデント・メディアはモスクワ登録の出版社であり、ロシア語日刊紙ヴェドモスチ(Ведомости)、ザ・サンクトペテルブルク・タイムズ(The St. Petersburg Times:モスクワ・タイムズのサンクトペテルブルク版)、広く知られたロシア語版高級雑誌(FHM, Men's Health, Cosmopolitan)も発行している。2005年、インディペンデント・メディアは、フィンランドの出版グループ、サノマ(Sanoma)に買収された。

 モスクワ・タイムズは定期的に、ロシアのジャーナリストによる記事を発行している。創設者でオーナーのDerk Sauerがオランダ人でオランダを拠点とし、フィンランド資本であることから、大体においてロシア連邦の現政府に対し批判的な記事が多く、西側メディアと同じ論調を取る。

 2009年に、モスクワ・タイムズは「初心者向けのロシア:外国人向けロシアガイド」を外国人向けに出版。これはロシア在住の外国人によって書かれたものであり、彼等のロシアでの経験が書かれている。

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引用一部 一部改変(行頭一文字空け、文献番号削除)