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https://www.theguardian.com/world/2024/feb/03/polish-president-restates-support-for-ukraine-after-crimea-remarks

 

ポーランド大統領、クリミア発言を受けてウクライナ支持を改めて表明

― アンジェイ・ドゥダは、キーウがロシア占領下のクリミアの支配権を取り戻すことができるかどうか確信が持てないと発言し、口論を引き起こした ―

ロイター通信 ワルシャワ

2024 年 2 月 3 日土曜日 15.15 GMT

 

 

 ポーランド大統領は、キーウがクリミアの支配権を取り戻すことができるかどうか確信が持てないと発言して批判された後、ウクライナへの支持を常に揺るぎないと宣言した。

 

 ワルシャワは、2022年にロシアがキーウに侵攻して以来、キーウを最も熱心に支持してきた国の一つであり、ロシアのさらなる侵略を阻止するためには、ウクライナは全領土の支配権を取り戻す必要があると主張してきた。

 

 アンジェイ・ドゥダは金曜日、YouTubeチャンネル「カナウ・ゼロ」のインタビューでこの立場を繰り返し述べた。 しかし、ウクライナが本当にクリミアを奪還できると信じているかとの質問には、「その質問に答えるのは難しい。 (ウクライナが)クリミアを取り戻すかどうかは分からないが、ドネツクとルハンシクは取り戻すと信じている」

 

 同氏は、ロシアが2014年に占領したクリミア半島は「歴史的な理由からも特別な場所だ」と述べた。 実際、歴史的に見てみると、ほとんどの期間、ロシアの手に渡っていたからだ。」

 

 ウクライナ東部のドネツク州とルハンシク州の一部も2014年にモスクワ支援軍によって占領され、クリミアとは異なり、現在の戦争の過程で戦闘を経験している。 ウクライナはクリミアを含む領土を隅々まで取り戻すと誓った。

 

 駐ポーランド・ウクライナ大使ワシル・ズヴァリチはXについて次のように書いた。「クリミアはウクライナだ。今もそしてこれからもそうである。 クリミアの占領解除は自由世界に対する我々の共通の任務であり義務である。」

 

 ドゥダの発言は、大統領とは異なる陣営に属するポーランド与党親欧州連合の議員らから批判された。

 

 大統領は国家主義政党「法と正義(PiS)」の同盟者だが、同党は10月の選挙で過半数を失ったことで連立政権構築に失敗し、12月に政権を失った。

 

 政府内最大の団体である市民連合(KO)の議員ローマン・ギエルティヒは、Xについて次のように書いている。 「ドゥダ氏に思い出していただきたいのだが、我が国には、歴史上他の国よりも短期間ポーランドに属していた都市があるのだ。 なんと信じられないほど愚かな発言だろう!」

 

 

 土曜日、ドゥダは騒動の沈静化を図り、Xへの投稿で「ウクライナに対するロシアの残忍な侵略に対する自身の行動と立場は初日から明白であり、明確である」と述べた。

 

 さらに、「ロシアによるウクライナ攻撃と、クリミアを含むウクライナの国際的に認められた領土の占領は犯罪である。我々は皆、侵略と残忍な帝国主義に対抗し、自由で主権のある独立したウクライナのために肩を並べて立ち上がる!」と付け加えた。

 

 一方、ウクライナ情報筋がロイターに語ったところによると、土曜日、ウクライナの無人機2機がSBU警備局による作戦で、ロシア南部ヴォルゴグラード製油所の一次石油処理施設を攻撃した。

 

 ロシアの地元当局はこれに先立ち、ルクオイル所有の大規模製油所でドローン攻撃を受け火災が鎮火したと発表した。

 

 この攻撃は、キーウがクレムリンの戦争遂行にとって重要とみなすインフラであるロシアの石油施設を標的とした最近の一連のウクライナの無人機攻撃の最新のものである。

 

 キーウの情報筋はロイターに対し、こうしたドローン攻撃は今後も続くと語った。 「ロシアの軍産複合体のために働いている製油所を攻撃することで、敵の装備への燃料供給の物流を遮断するだけでなく、ロシアの予算の充足も削減することになる」と情報筋は語った。

 

 ウクライナ北東部の都市ハルキウとロシア南部の都市ヴォルゴグラードとの距離は370マイル(600km)以上ある。

 

 ロシアは侵攻開始以来、ウクライナ国内の目標への長距離ミサイル攻撃を定期的に実施しており、キーウはロシアのより高度な軍事技術の差を埋める方法を見つけるよう促されている。 ドローン技術の革新を促進し、長距離ドローンの生産をサポートすることを目指してきた。

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仮訳終わり