**********************************************
https://www.theguardian.com/world/2023/nov/16/argentinian-luis-kyburg-charged-over-murders-dies-in-berlin
23件の殺人で起訴されたアルゼンチンの元士官がベルリンで死亡
― ルイス・カイバーグは少なくとも150人の死亡に関与すると考えられるアルゼンチン海軍部隊の司令官とされる ―
ベルリンのスタッフと通信局
2023年11月16日木曜日18.33 GMT
アルゼンチンの元軍人が、軍事独裁時代に左翼グループのメンバー23人を殺害した罪で起訴される数週間前に、ベルリンで自然死した。
ベルリン検察当局によると、その75歳の元海軍士官は1976年と1977年に23人の若者を誘拐、失踪、拷問、殺害した容疑がかけられている。
彼らは容疑者の名前を明かさなかったが、被害者の親族が容疑者を告訴するのを支援した欧州憲法・人権センター（ECCHR）は、容疑者をルイス・カイバーグと名付けた。
アルゼンチンの軍事独裁政権下では、1970年代から80年代にかけて左翼政治批判者とされる人々に対する暴力的なキャンペーンが開始され、推定3万人が行方不明になった。
カイバーグは少なくとも150人の死亡に関与したとみられる海軍精鋭部隊の司令官とされ、所属していた軍事機動部隊の仲間がアルゼンチンで応援していた後、2013年にベルリンに逃亡した。
彼はアルゼンチンとドイツの二重国籍を持っており、ビルト紙によって首都での存在が暴露されるまでの7年間、一見平穏に暮らしていた。
アルゼンチン当局と協力し、多数の証人に事情聴取し、ベルリンのアパートを家宅捜索するなどの長期にわたる捜査を経て、今月起訴された。 しかし、ベルリン検察庁の声明によると、男性は10月に自然死していたことが判明した。
ベルリンの検事総長マルガレーテ・コッパースは、「被告の死により、アルゼンチンとドイツにおける親族と捜査当局の数十年にわたる取り組みが突如として終了することになる」と述べた。 「被害者のご家族にとって、これは非常に困難で苦痛なことであり、心からお見舞い申し上げる。」
ECCHR書記長ヴォルフガング・カレックは、特に「ベルリンの検察官から包括的かつ確実な起訴があり、カイブルクの共犯者のほとんどがアルゼンチンの法廷で認められているため、被害者とその家族が正義が果たされるのを見ることができなかったのは残念である」と述べた。
検察当局によると、被害者らは逮捕後、海兵隊基地に連行され、容疑者に知られた上で拷問を受けたという。 一部は別の場所に連行されて釈放された後、仕組まれた衝突で射殺された。
検察当局によると、大半は飛行機から投げ出されて死ぬ「死の飛行」で死亡したという。
*********************************************
仮訳終わり