米国人の影響でオーストラリアカンムリカイツブリが世紀の鳥として選出 | KGGのブログ

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https://www.bbc.com/news/world-australia-67376814

 

世紀の鳥: ジョン・オリバーのキャンペーンの後、プテケテケがニュージーランドの投票で勝利

2023 年 11 月 15 日 01h GMT

ティファニー・ターンブル著

BBC ニュース、シドニー

 

 

 プテケテケは、米国のトーク番組司会者ジョン・オリバーの投票への物議を醸した介入を受けて、ニュージーランドの「世紀の鳥」に選ばれた。

 

 オリバーは、カンムリカイツブリのための「驚くほど攻撃的な」キャンペーンで世界的な熱狂を引き起こした。

 

 野生に残る在来鳥は 3,000 羽未満と推定されている。

 

 バード・オブ・ザ・イヤー・コンテストは約 20 年間にわたって実施されてきたが、今年の特別投票では記録的な数の票が集まった。

 

 約200カ国から35万以上の投票があり、投票検証システムが壊れ、結果が2日遅れた。

 

 ニュージーランドの次期首相クリストファー・ルクソンは「選挙運動責任者のジョン・オリバーとプテケテケを支援してくれたすべての人々におめでとう」とXに書いた。

 

 コンテストを運営する環境保護団体フォレスト・アンド・バードのニコラ・トキによると、プテケテケは「外部の候補者」としてスタートしたという。

 

 「しかし、そのユニークな外観、愛らしい子育てスタイル、そして吐きもどしのおかげで、[それは]トップの座に躍り出た」と彼女は言った。

 

 HBOの番組『ラスト・ウィーク・トゥナイト』の司会者であるオリバーを魅了したのは、そうした資質だった。

 

 「彼らはカラフルな後ろ髪を持った奇妙な吐きもどす鳥である。ここで愛せないものは何か?」 オリバーは先週、湖の鳥のキャンペーンを立ち上げる際に自身の番組でこう語った。

 

 イギリスとアメリカの市民権を持つオリバーは、その後、羽の生えた巨大なプテケテケの衣装を着て、コメディアン仲間のジミー・ファロンのチャット番組に現れた。

 

 このコメディアンはニュージーランド、日本、フランス、イギリスなどの国で看板を立て、ニュージーランドで撮影されている映画『ロード・オブ・ザ・リング』三部作にちなんでこの鳥を「翼の王」と名付けた。

 

 オリバーは「これが民主主義の本質だ。米国が外国の選挙に干渉するのだ」と語った。

 

 しかし、鳥の選挙への「アメリカの介入」とみなされるものを阻止しようとニュージーランドの多くの人々が協力して努力したため、彼の選挙活動は一部の人々に波紋を呼んだ。

 

 カカリキ・カラカ(緑色のインコ)の支持者たちは、「親愛なるジョン、序列を乱さないでほしい」と書かれた看板を掲げた。 オリバーが「つまようじを持ったネズミ」のようにキウイを好んでいたキウイに投票するよう人々に懇願する人もいた。

 

 一部の人が不正投票を行うほどの激しさだった。 オリバーは「流行に敏感なペンギン」と一蹴したヒガシイワトビペンギンの支持者の一人は、この鳥に4万票を投じた。 米国のペンシルベニア州出身の別の人は、3,403 票を投じ、3 秒ごとに 1 票が到着した。 どちらも最終的な集計には含まれていなかった。

 

 投票用紙が集計されると、オーストラリアカンムリカイツブリとしても知られるプテケテケは 29 万票以上を集めた。 2位は22倍少ない12,904票で、キウイであった。 トップ 5 を締めくくったのは、ミヤマオウム、フクロウオウム、ハイイロオウギビタキであった。

 

 コンテストが論争に巻き込まれるのはこれが初めてではない。 昨年、世界で最も太ったオウムであるフクロウオウムが、過去に2回優勝した唯一の鳥だったため、競技会への出場を禁止されたとき、抗議が起きた。 それは、バード・オブ・ザ・イヤーの栄冠がコウモリに与えられた2021年の衝撃に続いた。

 

 しかし、今年の論争のレベルは前例のないものであったが、この国の鳥の窮状に世界的な注目が集まったので価値があるとトキは語った。

 

「私たちの在来鳥の80%以上が絶滅危惧種リストに載っている。世界が私たちと私たちが鳥の世話をどのように行っているかに注目している。」

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仮訳終わり