スリランカ危機52 TV局と中央銀行への襲撃という偽情報 | KGGのブログ

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https://www.bbc.com/news/world-asia-62167454

スリランカ:放送局と中央銀行の偽の「侵略」

メダヴィ・アロラ著

ワールドサービス偽情報チーム

2022年7月15日   09hGMT

 

 群衆が公式の建物を突破した後、数十年でスリランカの最悪の経済危機に対する大規模な抗議が先週エスカレートした。

 

 しかし、抗議者たちは実際にスリランカの大統領官邸に押し入り、コロンボの首相官邸に侵入したが、他の侵入の誤解を招く主張がソーシャルメディアに渦巻いていた。

 

 私たちは、島の全国放送局が「乗っ取られた」というバイラルな主張と、抗議者がスリランカの中央銀行に侵入したと主張するビデオを見てきた。

 

 

いいえ、抗議者たちはスリランカ放送局を「乗っ取った」わけではない

 水曜日に、主要な世界的なメディアは、スリランカの全国放送局ルパヴァヒニが抗議者に乗っ取られたと誤って報告した。

 

 一部のソーシャルメディアの投稿は、抗議者が全国放送局の放送業務を引き継いだことを誤って示唆した。

 

 BBCは、水曜日に彼らの施設で何が起こったのかを理解するために、ルパヴァヒニの取締役に連絡を取った。

 

 ルパヴァヒニのアシスタントディレクター兼外国ニュースの責任者であるプラサド・カウシャリヤ・ドダンゴダージュによると、抗議者たちは水曜日の午後、要求のリストを持って招かれずに敷地に到着した。全国放送局の局長と話し合った後、インタビュー枠が設けられた。

 

 インタビュー中に、抗議者の1人がシンハラ語で、ルパヴァヒニはジャナアラガラヤの番組、または政府に対する抗議者の運動のみを放送するという誤解を招く主張をした。シンハラ語の「アラガラヤ」は「闘争」を意味する。

 

 ルパヴァヒニはその主張を認めていない、とプラサドはBBCに語った。抗議者たちは15分の放送時間を与えられた後、敷地を去った。放送は一時中断されたが、後で再開され、放送局は通常の番組に戻った。

 

 その時までに、抗議者がスリランカの全国放送局を「乗っ取った」という誤解を招く主張は、検証済みのハンドルや数百万人のフォロワーを含む主要な報道機関によってソーシャルメディアで広く共有されていた。

 

 

いいえ、抗議者たちはスリランカの中央銀行を襲撃しなかった

 150万回以上再生されたTwitterのバイラルビデオは、抗議者がスリランカの中央銀行に押し寄せたと主張した。ビデオは、独立した通信社に属していると主張するハンドルによって投稿された。

 

 ビデオでは、大勢の抗議者たち(多くは黒い服を着ており、ヘルメットをかぶっていたり、スリランカの旗を掲げている人もいる)が大きな門を開けて建物の敷地に入ると歓声を上げた。

 

 実際には、抗議者たちは中央銀行を襲撃しなかった。

 

 BBCはバイラルビデオからの画像を分析した。彼らは、中央銀行の本拠地であるジャナディパティ・マワタにある門を突破する抗議者を示した。

 

 しかし、ビデオは中央銀行自体に入る抗議者を示していない。

 

 これは、地元の情報源とのBBCと、WatchDogと呼ばれるスリランカのファクトチェックサービスによって確認された。

 

 グーグルマップによると、大統領官邸は中央銀行から400メートル離れている。

 

 虚偽の主張はソーシャルメディアで広く共有された。 BBCはTwitterにコメントを求めた。同社は、誤解を招く主張を共有しているツイートの1つに、ポリシーに従って「False Context」ラベルを追加した。

 

 

インド政府は、ラジャパクサ一家の逃亡を支援したことを否定している

 水曜日、インド政府は、スリランカの大統領ゴタバヤ・ラジャパクサと前財務相バジル・ラジャパクサが国を逃れるのを助けたという報告を否定した。

 

 大統領ゴタバヤ・ラジャパクサは水曜日にモルディブに逃亡した。木曜日に、大統領ゴタバヤ・ラジャパクサ、彼の妻、そして個人的なボディーガードがモルディブを離れてシンガポールに向かった。

 

 スリランカのインド高等弁務団は、ラジャパクサ一家の逃亡を支援したインド政府の報告を「根拠のない憶測」であると述べた。

 

 インド政府がスリランカの政治家の逃亡を支援することを拒否する声明を発表したのはこれが初めてではない。首相マヒンダ・ラジャパクサが辞任した翌日の5月、スリランカのインド高等弁務官は、「特定の政治家とその家族」がインドに逃亡したという報告を否定した。

 

 日曜日に、インド政府はまた、スリランカに軍隊を派遣したという報告を否定した。同じ声明が5月にもインド政府によって発表された。インドがスリランカに放水砲車を供給しているという噂もあったが、インドはこれを否定した。

 

ジョシュ・チータム、マリヤム・アヅワルによる追加レポート

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仮訳終わり