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https://www.bbc.com/news/world-asia-61990913
記録上、日本で最も暑い夏を生き抜く
ルーパート・ウィングフィールド・ヘイズ
BBCニュース、東京
2022年6月30日 23hGMT
丸山政也、妻の純子、弟の幸一は、大きなボトルのオレンジソーダを大量に飲みながら、作業用バンのテールゲートの下に座って、ほんの少しの日陰を見つけようとしていた。
その配管工の家族は、現地時間の08:00から、日焼け用のパイプを敷設していた。11時までに伊勢崎の工事現場の気温は42度前後で推移していた。
「先日の午後は47℃まで上がった」と丸山は言う。
こんなに暑い気温の中でどうやって働くのかと聞かれると、「怖い。こんなものは今まで見たことがない」とのこと。
3人は全員、体に冷たい空気を吹き付ける扇風機を内蔵したジャケットを着ている。しかし、あまり効果がなさそうだ。
日本の多くの人にとって、ここ数日の暑さは奇妙で恐ろしいものだと感じている。いまは雨季の真ん中のはずである。しかし、日本中の空は晴れており、水銀柱は30℃代後半にとどまり、今週は40℃を2回突破した。
そして、それはただの公式の気温である。日陰の外では、それはしばしばはるかに暑い。
気象学者の森さやかによると、夏はまだ始まったばかりであるが、過去6日間で全国263か所で気温の記録が破られている。
木曜日の東京は36.4℃に達した。これは1875年にさかのぼる6月に首都で記録された最高気温である。
今、暑さに苦しんでいるのは日本だけではない。
しかし、おそらく驚くべきことは、日本が照明とエアコンの稼働を維持するのに苦労していることである。火曜日、電力需要が夕方のピークに達したため、出力は容量の97%であった。これは、停電のトリガーに驚くほど近い。
日本政府は、人々ができるだけ多くの照明や電気機器を「電源を消す」ように求めてきた。しかし同時に、エアコンのスイッチを切らないように人々に警告している。
彼らの恐れは、日本が持続的な熱波に襲われた最後の2018年の繰り返しである。その後、主に高齢者の数十人が熱射病で亡くなり、22,000人以上が入院した。
それを防ぐ為、地方自治体は高齢者が避難できる「クールダウン」センターを開設した。
東京北部の墨田区では、86歳の齋藤清二が将棋を他の八十代の人々と遊んでいる。
多くの年配の日本人のように、彼は本当にエアコンを使うのが好きではない。
「今年の電気代は、1か月で3000円から4000円[$ 21- $30;£18-£25]かかる」と彼は言う。「彼らが私たちが日中に来て、会い、涼しく過ごすことができるこの場所を持っているのは素晴らしいことだ。」
テーブルの向こう側にいる81歳の中野幸正は、エアコンの使用量を朝1時間、夕方3時間に割り当てていると言う。
「80年間、6月にこんなに暑さを感じたことはなかった」と彼は言う。
「私は一人暮らしなので、エアコンを使うのはもったいない気がする」と将棋グループのもう一人の齋藤清二は言う。「でも、そうしないと、この暑さで死ぬかもしれない」
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仮訳終わり
日本人の氏名については、翻訳ソフトそのままにしています。