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https://www.bbc.com/news/world-asia-58838834
麻薬、武器、テロ：金の北朝鮮で有名な亡命者
ローラ・ビッカー
BBCニュース、ソウル
昔からの秘密の習慣はキム・ククソン(Kim Kuk-song)に残っている。
彼とのインタビューを得るのに何週間もの議論が必要であった、そして彼はまだ誰が聞いているのか心配している。彼はカメラに濃いめがねをかけている。そして私たちのチームの2人だけが彼の本名であると私たちが考えるものを知っている。
キムは30年間、北朝鮮の強力なスパイ機関のトップランクへの道を歩んだ。エージェンシーは「最高指導者の目、耳、頭脳」だったと彼は言う。
彼は彼らの秘密を守り、批評家を殺すために暗殺者を送り、そして「革命的な」資金を調達するのを助けるために違法な麻薬研究所を建設したと主張している。
さて、その元上級大佐は彼の話をBBCに伝えることに決めた。平壌のこのような上級士官が主要な放送局にインタビューをしたのは初めてである。
キムは「赤の中で最も赤い」と独占インタビューで語った。忠実な共産主義の僕である。
しかし、階級と忠誠心は北朝鮮での安全を保証するものではない。
彼は2014年に彼の人生のために逃げなければならなかった。そしてそれ以来、彼はソウルに住んでいて、韓国の諜報機関のために働いている。
彼は、中東やアフリカでの麻薬取引から武器販売まで、あらゆる手段で現金を稼ぐことを切望している北朝鮮の指導者を描いている。彼は、平壌で下された決定の背後にある戦略、韓国に対する政権の攻撃について私たちに話し、秘密の国のスパイとサイバーネットワークは世界中に到達できると主張した。
BBCは彼の主張を独自に検証することはできないが、私たちは彼の身元を検証することができ、可能であれば、彼の主張を裏付ける証拠を見つけた。
ロンドンの北朝鮮大使館とニューヨークのミッションに声明を求めたが、今のところ返答はない。
「テロタスクフォース」
北朝鮮のトップインテリジェンスユニットでのキムの過去数年間は、現在のリーダーである金正恩の初期のキャリアについての洞察を提供する。彼は自分が「戦士」であることを証明しようと熱望している若い男の絵を描く。
北朝鮮は、金正恩が脳卒中を患った父親の後を継ぐために手入れをされていたのと同じように、2009年に偵察総局と呼ばれる新しいスパイ機関を設立した。局長は金英哲であり、北朝鮮の指導者の最も信頼できる補佐官の一人であり続けている。
大佐は、2009年5月に、南に亡命した元北朝鮮当局者を殺害するための「テロタスクフォース」を結成する命令が指揮系統に下ったと述べた。
「金正恩にとって、それは最高指導者（彼の父）を満足させる行為であった」とキムは言う。
「黄長燁を秘密裏に暗殺するために『テロフォース』が結成された。私が個人的に監督し、その仕事を遂行した。」
黄長燁はかつて国内で最も強力な役人の一人であった。彼は北朝鮮の政策の主要な策定家であった。1997年の彼の南部への亡命は決して許されなかった。ソウルに入ると、彼は政権に非常に批判的であり、金王朝は復讐を望んでいた。
しかし、暗殺の試みは失敗した。北朝鮮の2人の陸軍少佐は、その陰謀のためにソウルでまだ10年の懲役刑に服している。平壌は常にそれが関与していることを否定し、韓国がその試みを上演したと主張した。
キムの証言はそうではないことを示唆している。
「北朝鮮では、テロリズムは金正日と金正恩の最高の尊厳を守る政治的手段である」と彼は言う。「彼の偉大な指導者に対する後継者の忠誠を示すことは贈り物であった。」
まだまだある。1年後の2010年、韓国海軍の天安が魚雷に襲われて沈没した。46人の命が失われた。平壌は常にその関与を否定してきた。
そして、その年の11月、数十発の北朝鮮の砲弾が韓国の延坪島を襲った。2人の兵士と2人の民間人が殺された。
誰がその攻撃を命じたのかについては多くの議論があった。キムは「天安島や延坪島での作戦には直接関与していなかった」と述べたが、「RGB将校の秘密ではなく、誇りを持って扱われた」と語った。
そして、それらの操作は、トップからの命令なしには起こらなかっただろう、と彼は言う。
「北朝鮮では、道路が建設されたとしても、最高指導者の直接の承認なしにそれを行うことはできない。天安の沈没と延坪島の砲撃は、部下が実行できることではない。
「この種の軍事活動は、金正恩の特別命令によって設計され、実施された。それは成果である。」
「青瓦台のスパイ」
キムは、北朝鮮での彼の責任の1つは、韓国に対処するための戦略を開発することであったと言う。目的は「政治的従属」であった。
それはどこででも諜報を行うことを含んだ。
「私がスパイに韓国に行くように指示し、彼らを通して作戦任務を遂行した多くのケースがある。多くのケースが」と彼は主張する。
彼は詳しく説明していないが、興味深い例を1つ挙げている。
「北朝鮮の諜報員が韓国の大統領府に派遣されて働き、無事に北朝鮮に戻ったという事件があった。それは1990年代初頭だった。青瓦台（韓国の大統領府）で5年間働いた後、6年後、彼は無事に戻ってきて、労働党の314連絡事務所で働いた。
「北朝鮮の工作員は、韓国の重要な機関だけでなく、さまざまな市民社会組織で積極的な役割を果たしていると言える。」
BBCにはこの主張を検証する方法がない。
私は韓国で有罪判決を受けた北朝鮮のスパイに会ったことがある。NKニュースの創設者であるチャド・オキャロルが最近の記事で述べているように、韓国の刑務所はかつて、さまざまな種類のスパイ活動で数十年にわたって逮捕された数十人の北朝鮮のスパイでいっぱいであった。
少数の事件が引き続き発生しており、少なくとも1つは北から直接送られたスパイに関係していた。しかし、NKニュースのデータによると、北朝鮮が情報収集のために昔ながらのスパイではなく新しい技術に目を向けているため、2017年以降、韓国であるパイ関連の犯罪で逮捕された人ははるかに少ない。
北朝鮮は世界で最も貧しく、最も孤立した国の1つかもしれないが、以前の著名な脱北者は、平壌が6,000人の熟練したハッカーの軍隊を作ったと警告した。
キムによると、前北朝鮮の指導者である金正日は、1980年代に「サイバー戦争に備えるために」新しい人員の訓練を命じた。
「牡丹峰楽団は、全国から最も優秀な学生を選び、6年間の特殊教育を受けた」と彼は言う。
英国の治安当局は、ラザルスグループとして知られる北朝鮮のユニットが2017年にNHSや世界中の他の組織の一部を不自由にしたサイバー攻撃の背後にあったと信じている。同じグループが2014年に注目を集めているソニーピクチャーズを標的にハックしたと考えられている。
キムは、この事務所は414連絡事務所として知られていたと言う。
「社内では、「金正日情報センター」と呼んでいる。
彼はそれが北朝鮮の指導者への直通電話回線を持っていたと主張している。
「これらのエージェントは中国、ロシア、東南アジアの国々にいると言われているが、北朝鮮自体でも活動している。この事務所は北朝鮮のスパイエージェント間の通信も保護している。」
ドルを稼ぐドラッグ
金正恩は最近、国が再び「危機」に直面していることを発表し、4月に彼は彼の人々に別の「困難な行進」の準備をするように呼びかけた。金正日の下で1990年代に悲惨な飢饉を説明するようになったフレーズである。
当時、キムは運用部にいて、最高指導者のために「革命的資金」を調達するように命じられた。それは、違法薬物を扱うことを意味したと彼は言う。
「金正日の北朝鮮での麻薬の生産は、困難な行進の間にピークに達した」と彼は言う。「当時、運営部門は最高指導者のための革命的な資金を使い果たした。」
「任務に就いた後、海外から３人の外国人を北朝鮮に連れて行き、労働党の７１５連絡事務所の訓練センターに生産拠点を建設し、麻薬を生産した。」
「それはICE（覚醒剤）であった。それから私たちはそれをドルに現金化して金正日に提示することができた。」
現時点での彼の麻薬取引の説明はもっともらしい。北朝鮮には、薬物生産の長い歴史がある。主にヘロインとアヘンである。同じく亡命した元北朝鮮外交官の太永浩は、2019年にオスロ自由フォーラムに、国が後援する麻薬密売に従事し、広範囲にわたる国内の麻薬中毒の流行を直そうとしていると語った。
キムに麻薬のお金はどこに行ったのか聞いてみる。それは人々のために現金に変換されたか？
「あなたが理解するのを助けるために、北朝鮮のすべてのお金は北朝鮮の指導者に帰属する」と彼は言う。「そのお金で、彼は別荘を建て、車を買い、食べ物を買い、服を手に入れ、贅沢を楽しんだ。」
1990年代の北朝鮮の長期にわたる食糧不足による死者数の推定は、数十万人から最大百万人に及ぶ。
キムによると、別の収入源は、作戦部が管理するイランへの違法な武器の販売から来ていた。
「特別な特殊潜航艇、半潜水艇があった。北朝鮮はこのような最先端の機器を作るのがとても上手であった」と彼は言う。
国の潜水艦は騒々しいディーゼルエンジンを持っているので、これは北朝鮮の宣伝のビットかもしれない。
しかし、キムは、取引が非常に成功したので、イランの北朝鮮の副所長は、ビジネスを行うために彼のプールにイラン人を召喚することを自慢するだろうと主張している。
北朝鮮の世界有数の権威である教授アンドレイ・ランコフによると、イランとの北朝鮮の兵器取引は1980年代から公然の秘密であり、弾道ミサイルさえ含まれていた。
北朝鮮は、厳格な国際的制裁の対象となっているにもかかわらず、大量破壊兵器の開発を進めてきた。9月、国は、新しい長距離巡航ミサイル、弾道ミサイルの列車発射システム、超音速ミサイル、および対航空機ミサイルを含む4つの新しい兵器システムをテストした。
テクノロジーはますます洗練されてきている。
キムによると、平壌はまた、長い内戦を戦っている国々に武器と技術を販売した。近年、国連は北朝鮮がシリア、ミャンマー、リビア、スーダンに武器を供給していると非難している。
国連は、平壌で開発された兵器が世界の多くの問題を抱えた場所に行き着く可能性があると警告している。
「裏切られた忠実な僕」
キムは北朝鮮で特権的な生活を送った。彼は、金正恩の叔母からメルセデス・ベンツ車の使用を許可され、北朝鮮の指導者のために資金を調達するために自由に海外旅行することを許可されたと主張している。彼は、レアメタルと石炭を売って数百万ドルの現金を調達し、スーツケースに入れて国に持ち帰ったと言う。
何百万人もの人々が食糧不足に苦しんでいる貧しい国では、これは、生きることは言うまでもなく、ほとんど想像できない人生である。
キムの結婚を通じた強力な政治的つながりにより、彼は異なる諜報機関間を移動することができたと彼は言う。しかし、それらの同じつながりも彼と彼の家族を危険にさらした。
金正恩は2011年に政界に昇格して間もなく、自分の叔父である張成沢を含め、脅威と見なした人々を粛清することを決定した。金正日の健康状態が悪化したため、張成沢が北朝鮮の事実上の指導者であるという認識が長い間あった。
キムによると、張成沢の名前は金正恩の名前よりも広く知られていた。
「その時、張成沢は長くは続かないだろうと感じた。彼は田舎に追放されるだろうと感じた」と彼は言う。
しかしその後、北朝鮮のマスメディアは2013年12月に張成沢が処刑されたと発表した。
「私は驚き以上であった、それは致命的な打撃であった、そして私は愕然とした」とキムは言う。「私はすぐに自分の人生に危険を感じた。私は北朝鮮にもう存在できないことを知っていた。」
キムは新聞で死刑執行について読んだとき海外にいた。彼は家族と一緒に韓国に逃げる計画を立てることにした。
「私の祖先の墓と家族がいる私の国を放棄し、当時私にとって外国の土地であった韓国に逃げることは、感情的な苦痛の最悪の悲しみに襲われた決定であった」と彼は言う。
彼の濃いめがねの後ろでさえ、彼にとって記憶が難しいことがわかる。
私が何時間にもわたって多くの会議で尋ね続けている1つの質問は、なぜ彼が今話すことに決めたのかということであった。
「これが私にできる唯一の義務である」と彼は言う。「私はこれからもっと積極的に北の兄弟たちを独裁政権の支配から解放し、彼らが真の自由を享受できるようにする。」
韓国には3万人以上の脱北者がいる。メディアと話すことを決心するのはほんのわずかである。知名度が高いほど、本人と家族へのリスクは高くなる。
韓国には、脱北者の人生の説明を疑う人もたくさんいる。結局のところ、誰もが自分のストーリーを本当に検証するにはどうすればよいのだろうか。
キムは非常に珍しい生活を送っていた。彼の説明は、北朝鮮の物語の一部として読まれるべきであり、全体ではない。しかし、彼の話は、ほとんど逃げることができない政権の内部の見方を私たちに提供し、政権が生き残るために何が必要かについて私たちに何かを教えてくれる。
「北朝鮮の政治社会、彼らの判断、彼らの思考過程、それらはすべて最高指導者への究極の服従の信念に従う」と彼は言う。何世代にもわたって、それは「忠実な心」を生み出する。
このインタビューのタイミングも興味深い。金正恩は、一定の条件が満たされれば、近い将来韓国と話をする用意があるかもしれないとほのめかした。
しかし、ここでも、キムは警告を出す。
「私がここに来てから何年も経ったが、北朝鮮はまったく変わっていない」と彼は言う。
「私たちが設定した戦略は継続している。あなたが知る必要があるのは、北朝鮮が0.01％変化していないということである。」
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仮訳終わり
インタビューの相手「キム・ククソン(Kim Kuk-song)」は多分、「金」でしょう。金正恩、金正日と分けるために、「キム」としました。
BBC記事から
