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https://www.bbc.com/news/world-europe-54488386
ナゴルノ・カラバフ：アルメニアとアゼルバイジャンの停戦が発効
2020年10月10日09：30GMT
紛争中のナゴルノ・カラバフ地域での2週間近くの激しい戦闘の後、アルメニアとアゼルバイジャンの間の一時的な停戦が始まった。
しかし、現地時間の正午（08:00 GMT）に発効した休戦開始から1時間も経たないうちに、双方は相手方がそれを破ったと非難した。
アルメニアとアゼルバイジャンはまた、停戦前に民間地域を砲撃したとしてお互いを非難した。
休戦は、捕虜の交換と遺体の回復を可能にすることを目的としている。
ロシアの首都モスクワでの10時間の会談の後、アルメニア外相ゾラブ・ムナサカニャンが後に「かなり難しい」と述べた後、合意された。
ロシア外相セルゲイ・ラブロフは、両国が「実質的な」交渉を開始すると述べた。
9月27日に長期にわたる紛争で最近の暴力が発生して以来、300人以上が死亡し、数千人が避難民となった。
ナゴルノ・カラバフは、公式にはアゼルバイジャンの一部であるが、アルメニア人によって支配されている。
旧ソビエト連邦であった2つの共和国は、最近の暴力の発生についてお互いを非難した。この数十年で最悪である。
ロシアはアルメニアに軍事基地を持っており、どちらも集団安全保障条約機構（CSTO）同盟のメンバーである。
しかし、モスクワはアゼルバイジャンとも良好な関係を持っている。
地上の最新情報は何か？
アルメニア国防省は、アゼルバイジャン軍は、休戦が発効する予定だった5分後に攻撃を開始し、アルメニア民族軍が対応したと述べた。国防省によると、アゼルバイジャン軍も町を砲撃していた。
一方、アゼルバイジャン国防省は、アルメニア軍がタルタルとアグダムのアゼルバイジャン領土に発砲していると述べた。アルメニアはこれを否定した。
停戦に先立って激しい戦いもあった。ナゴルノ・カラバフの自己宣言された民族アルメニア当局は、アゼルバイジャンが主要都市ステパナケルトの民間地区でミサイルを発射した一方で、アルメニアはアゼルバイジャン軍がドローン攻撃を激化させたと非難したと述べた。
その一部として、アゼルバイジャンは、アルメニアがナゴルノ・カラバフ近くの人口密集地域を砲撃し、それに対して反撃していると述べた。
木曜日、アルメニアはアゼルバイジャンがナゴルノ・カラバフの歴史的な大聖堂を故意に砲撃したと非難した。写真は、シュシャ市の聖救世主大聖堂（アルメニア語でシュシとして知られている）で深刻な被害を示した。
同時に、アゼルバイジャンは、その2番目に大きな都市であるガンジャとゴランボイ地域がアルメニア軍によって砲撃され、少なくとも1人の民間人が殺害されたと述べた。
今週初めにBBCと話し、アルメニア首相ニコル・パシニャンはこの地域での「虐殺」について警告し、そこは「アルメニア人の土地、アルメニア」であると述べた。
衝突により、ナゴルノ・カラバフの人口の半分（約70,000人）が避難したと当局者は述べた。
ステパナケルトは数日間の砲撃に苦しんでおり、住民地下室に避難しているが、街の多くは停電のままである。
アルメニアとアゼルバイジャンは1988年から94年にナゴルノ・カラバフをめぐって戦争を行い、最終的に停戦を宣言した。しかし、彼らは紛争で和解に達することはなかったた。
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仮訳終わり
ロシアでの、両国会談が合意したのでしょうか。一時的停戦が開始されたということです。
目的が『捕虜交換』と『遺体回収』。なんだかやりきれない。しかし、戦争とはこういうものでしょう。極めて非情です。
日本が巻き込まれてこうなったときも、どこかのメディ屋と議員は『憲法9条』とか『人権』とか言うのでしょうか?
いまそこにある「危機」なのですがね。