WHOはDRコンゴ援助要員による性的搾取を調査 | KGGのブログ

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https://www.bbc.com/news/world-africa-54342356

コンゴ民主共和国の援助労働者による「性的搾取」を調査するWHO

2020年9月30日

 

 

 世界保健機関(WHO)は、コンゴ民主共和国でのエボラ出血熱の発生に取り組む労働者が性的に虐待し搾取したとする女性の申し立てを調査することを約束した。

 

 WHOと他の援助団体職員は、2つの通信社による共同調査で50人の女性から告発された。

 伝えられるところによると、地元の女性は酒を強要され、病院で「待ち伏せ」され、セックスを強要され、2人が妊娠した。

 申し立ては2018年から今年3月までの期間を対象としている。

 

 通信社『New Humanitarian』と『Thomson Reuters Foundation』は、ほぼ1年にわたる調査を実施した。

 

 WHOは、申し立ては「徹底的に調査される」と述べた。

「関与していると特定された人は誰でも、責任を問われ、即時解雇を含む深刻な結果に直面することになる。」声明で述べた。

「私たちが奉仕する地域社会の人々への裏切りは非難される。」

 

 コンゴ民主共和国でのエボラ出血熱の発生により、2,000人以上が死亡した。

 

 発生の拡大を抑制するための世界的な取り組みを主導したWHOは、今年6月にエボラ終息宣言をした。

 

 国連と援助機関は以前、他の国の一部のスタッフに対する同様の申し立てを受けて、性的虐待を一切容認しないことを約束していた。

 

 英国の外務・英連邦開発局の報道官は、WHOの調査結果を綿密に精査すると述べ、「性的搾取と虐待は完全に忌まわしい。私たちはすべてのパートナーを最高の保護基準に照らして定期的に評価している」と付け加えた。

 

 

調査が最も関係しているのは誰か?

 性的虐待と搾取の申し立てのほとんどは、WHOから来た男と言われている。それには医師を含んでいる。少なくとも30人の女性が彼らに対して申し立てを行ったと通信社が報じた。

 

 次に多いのは、8人の女性による申し立てであり、コンゴ民主共和国の保健省からきた男に対するものであった。

 

 他の2つの国連機関と4つの国際慈善団体も報告書に名前が挙げられている。

 

 告発された男の何人かは、ベルギー、ブルキナファソ、カナダ、フランス、ギニア-コナクリ、コートジボワールから来た。

 

 多くの男性がコンドームの着用を拒否し、少なくとも2人の女性が虐待の結果として妊娠したと述べたと通信社は報じた。

 

 

女性たちは他に何と言ったか?

 25歳の掃除婦は、昇進について話し合うためにWHOの医師の家に招待されたと述べたと伝えられている。

 

「彼はドアを閉めて、「条件がある。今すぐセックスするんだ。」と私に言いました。」と女性は言った。

 

「彼は私の服を脱がせ始めた。私は後ずさりしたが、彼は私を押し付け、私の服を脱がせ続けた。私は泣き始め、彼にやめるように言った。彼は止るなかった。それで私はドアを開けて走り出た。」

 

 別のケースでは、32歳のエボラ出血熱の生存者がカウンセリングのためにホテルに招待されたと通信社に語った。

 

 ロビーでは、彼女はソフトドリンクを提供された。彼女は数時間後にホテルの部屋のなかで裸で一人で目が覚めたと言い、レイプされたと信じている。

 

 

なぜ女性は搾取されたのか?

 多くの女性は、仕事と引き換えにセックスを強いられたと述べ、ある女性はそれを「雇用へのパスポート」と表現し、別の女性は「彼らは眼で雇う」と述べた。

 

 女性たちは、東部のベニ市のスーパーマーケット、求人センターや病院の外に近づいたと述べた。そこに被雇用者のリストが張り出されるからだ。

 

 ある女性が「セックスを要求する男性の慣習が非常に一般的になり、それが仕事を得る唯一の方法であった」と述べた。通信社は引用した。

 

 

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評判を大きく損なうリスク

イモゲン・フォウルケ、BBC News、ジュネーブ

 

 WHOは今年、米国からの公然たる敵意の中で、Covid-19パンデミックとの戦いに費やした。米国は、WHOが中国に近すぎるという主張は継続すると発表した。今、これらの深刻な告発が来る。

 

 潜在的な評判の低下は甚大であり、WHOは迅速に対応し、早急な調査を約束している。

 

 人道援助機関がハイチのオックスファム労働者を巻き込んだ性的搾取の報告がすぐに複数の機関を含むように広がったとき、彼ら自身の「MeeToo」の瞬間に直面してから2年以上が経った。

 

 WHOを含む彼ら全員は、そのような虐待に対する不寛容、スタッフのためのより厳格な訓練、そして犠牲者のための適切な報告システムを約束した。

 

 コンゴ民主共和国からの申し立てを考えると、スタッフのトレーニングも報告システムも機能していないようだ。

 

 これまで、WHOに対する批判は主に米国からのものであり、組織は他の多くの国からの道徳的および財政的支援によって慰められてきた。

 

 その支持は今や揺らいでいるかもしれない。ちょうど今、世界は非難を超えて世界的な公衆衛生機関を必要としている時期であるのに。

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仮訳終わり

 

 

BBC記事から

 

 

 一部しか報告はありませんが、加害者の国籍は「ベルギー、ブルキナファソ、カナダ、フランス、ギニア-コナクリ、コートジボワール」のようです。

 

 そのなかに医師がいることに驚きを感じます。現代社会ではそういうものだったのでしょう。むかしは、そんなこと思っていてもおくびに出さなかったはずですが。客観を装うのが『医師』と思ったのですがね。

 

 ついでに、DRコンゴ保健省役人まで参加しているようです。

 

 被害者は可哀相としかいえません。

 

 やはり、顔写真と名前を公開するべきです。「人権」?そんな奴に必要ない言葉だと思いますがね。被害者の人権はどうした?

 

 メディ屋の詐欺的対応がこれですね。