ホワイト島噴火10 最初の犠牲者の氏名が明らかになる | KGGのブログ

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https://www.bbc.com/news/world-asia-50790481

 

 

ニュージーランド火山: クリスタル・イブ・ブロウィットは犠牲者と確認された

2019年12月14日

 

 警察は正式にニュージーランド、ホワイト島火山噴火の最初の犠牲者として名前を明かした。回収作業は継続している。

 

 クリスタル・イブ・ブロウィットはメルボルンの21歳オーストラリア人であり、家族と島を訪れていた。

 父のポールと妹のステファニーは共に重症で入院している。

 

 月曜日の噴火で15人の死者が確認された。20人は重度の火傷で入院している。

 土曜日、警察は、ワイカト病院で新たな犠牲者が死亡したと語った。

 当局は、土曜日、家族の了解の元にブロウィットの氏名を公表した。

 家族や友人がその死亡を発表したことから、21歳のオーストラリア人は警察により公式に最初の犠牲者とされた。

 

 一方、警察の潜水夫はホワイト島周辺地域の捜索を続けている。マオリ語ではワカアリとして知られる島である。

 

 海の状態は「最適ではなく」、場所によるが、透視度はゼロから2m程度である。

「島周辺の海は汚染されている。潜水夫は、安全のため余分な予防措置が講じられる。副本部長ジョン・ティムズは声明で語った。「海から上がると、潜水夫は毎回新鮮な水で洗浄される。」

 潜水夫は、死んだ魚や鰻が岸に打ち上げられたり、水中に漂っていると報告した。ティムズは語った。

 

 回収された遺体は、オークランドにおいて専門家により検査が実施されている。病理学者、法医歯科学者や指紋検査専門家などが参加している。「これは長く複雑なプロセスであり、我々は犠牲者を家族の元に返すためにできる限り速く作業を行っている。」ティムズは語った。

 警察は犠牲者の情報をできるだけ集めている。風貌、衣服、写真、指紋、医科・歯科記録やDNA試料である。それらの資料を検死で集めた証拠と付き合わせる。

 

 

金曜日の活動はどのように展開されたか?

 金曜日の活動で6人の遺体が回収された。個人確認のためにオークランドに運ばれた。

 

 警察はあらたな噴火の危険を顧みず「高速」回収を行った。行うにあたり、当局は6人の行方不明者の位置を把握していた。6体は島から空輸された。

 ニュージーランド国防軍の8人の専門家チームはヘリコプターで島に行き、4時間かけてそれらの遺体を回収した。チームは海軍の巡視艇に連れて行かれて本土に戻った。

 

 火山学者は警告した。チームが島にいる間に火山が噴火したら、マグマ、過熱した水蒸気、火山灰や岩が高速で飛んでくる。島に行った専門家は防護服と呼吸装置を身につけていた。

 

 遺体が回収されて首相ジャシンダ・アーダーンは記者に語った。なぜ人々が活火山に訪れることができたかという疑問は「答えられなければならないし、答えられるであろう。」

 

 しかし、彼女は、「最愛の人を取り戻しているだけの家族とともに、我々は、現在の段階も尊重する必要がある。」と言った。

 

 

どのように、その他の人は救出されたか?

 噴火時に島内にいた47人の出身は、オーストラリア24人、米国9人、ニュージーランド5人、ドイツ4人、中国2人、英国2人、マレーシア1人であった。

 

 噴火後、訪問者のほとんどは劇的な救出活動により島外に脱出した。本土に向かう途中の観光船も何隻かは戻り、避難者を同乗させた。

 

 一方、噴火中にもかかわらず、商業操縦士は島に向かい生存者を捜索した。島を去った観光客の多くが重症もしくは重度の火傷を負っていた。

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仮訳終わり