仮病で飛行機が戻る | KGGのブログ

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https://edition.cnn.com/travel/article/woman-fakes-illness-flight-police-say/index.html

 

旅客が良い席を求めて仮病を使い飛行機は空港に戻らざるを得なかった 警察談

アルタ・スペルズ、ホリー・シルヴァーマン, CNN

更新 2019年12月3日

 

 (CNN) 搭乗便のより良い席をとろうとして仮病を使った女性は、飛行機から下ろされ拘留された。警察による。

 

 ペンサコーラ発マイアミ行きのアメリカン・イーグル航空(エンヴォイ・エア)便が金曜日(11月29日)午前6時26分空港に戻った。離陸後1時間であった。旅客が医療措置を必要としたからであった。当該会社の米国航空親会社アメリカン航空の声明による。

 

 離陸直後、女性乗客が不平を言い、より大きい席を求めた。ペンサコーラ警察署は語った。よりよい席を提供できないと航空会社職員に言われ、当該女性は具合悪くなった。ペンサコーラ警察署広報担当マイク・ウッドはCNNに語った。

 

 操縦士は病気の主張があったため、経路変更し飛行機をペンサコーラに戻した。到着して、職員はその女性が仮病を使っていたことに気づき、飛行機から降りるよう求めた。警察は語った。飛行機から降りることを拒否たため警察が呼ばれた。ウッドは語った。

 

 ほかの旅客は通常通り降機し、その女性は警察と機長との話の上降機に同意した。同機は午前7時41分に再び出発した。

 

 同女性は拘留され、当局者への話により、ベイカー法の元で評価されるため精神医療施設に運ばれた。ウッドによる。

 

 ベイカー法はフロリダ州法であり、当局者に精神病と思われる人を拘留することを認めている。

 

 ベイカー法で拘留されたため、警察はその女性の名前を明らかにしていない。その女性はまだ起訴されていないが、刑事告発されるに違いない。ウッドは語った。

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仮訳終わり

 

 

 ウェブで検索したところ、アメリカン・イーグル航空はエンヴォイ・エアになっています。IATAコードはMQ、ICAOコードはENY。アメリカン航空の完全子会社のようです。

 その中で、朝5時台にペンサコーラを出発するのはMQ3508便が当たりました。

 

 ペンサコラ(PNS) 5:51発  マイアミ(MIA) 8:31着

SKY SCANNERでは、05:47 CST  08:08 ESTとあります。中部標準時で5時47分に出発し、東部標準時の8時8分着というのが予定だったようです。

 

 機体については、フリーバードにありました。12月前半の使用機体ですが、ER4を使用していました。これはアンブラERJ145で乗客50名程度の機体です。1+2の座席でしょう。たしか、ルサカ-ヨハネスブルグもこの飛行機を使用する便がありました。

 

 その機体が11月にも使用されていたなら、それでは広い席などありません。わがままな乗客なのか、それともそれが理解できない多少の障害をもつ乗客でしょうか。

 

 ベイカー法とは正しくはFlorida Mental Health Act(フロリダ精神衛生法)というようです。WIKIPEDIAではつぎのとおり。

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 ベイカー法は、裁判官、法執行者、医師もしくは精神衛生専門家により行うことができる非自発的検査を可能にする。非自発的検査を、緊急もしくは非自発的関与と言う人もいる。

 対象者はつぎのような証拠がなければならない。

1 おそらく精神病がある人

2 自傷の危機がある場合

3 他者に危害を及ぼす危険のある場合

4 自分に対しなげやりである人

 これらの人々がベイカー法で定められている。

 

 検査は当該者が医学的に安定と認められたあと72時間続く可能性がある。また、100カ所以上のフロリダ州子供・家族指定受け入れ施設内で行われる可能性がある。

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仮訳一部

 

 

 

 お騒がせな乗客ですが、警察広報が言う「その女性はまだ起訴されていないが、刑事告発されるに違いない。」言葉は、当該女性が、障害をもっていないただのクレーマーであることを示唆していると思います。

 

 もう、こういう『障害がある』と減刑とか、『心神耗弱状態』だから減刑とかは止めにしませんかね。

 

 大阪、心斎橋で覚醒剤のフラッシュバックかは知りませんが、二人を殺害した事件がありましたが、無期懲役。

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大阪 ミナミ 2人殺害の通り魔事件 無期懲役確定へ 最高裁

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191202/k10012198991000.html

「2019年12月2日 16時41分

7年前、大阪 ミナミの繁華街で2人が殺害された通り魔事件で、1審の裁判員裁判で死刑が言い渡されたあと、2審で無期懲役となった被告に対し、最高裁判所は2審に続いて無期懲役を言い渡し、判決が確定することになりました。

 

住所不定 無職の礒飛京三被告(44)は平成24年、大阪 心斎橋の繁華街で、当時42歳の男性と66歳の女性を包丁で刺し、殺害した罪に問われました。

 

裁判員裁判で審理された1審が死刑を言い渡したのに対し、2審は「計画性が低く、覚醒剤中毒の後遺症による幻聴の影響がある」として死刑を取り消し、無期懲役としていました。」

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引用一部

 

 殺人を犯したければ、覚醒剤をやれば良いと言うことが、これで証明されました。最高裁判所がお墨付きを与えたということです。

 

 今回の飛行機引き返し事件がどのようなものなのか詳細は不明ですが、「責任能力」が問われても、さて民事の補償もできるのでしょうかね。