737MAX問題 ボーイングCEO、針の莚 | KGGのブログ

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https://edition.cnn.com/2019/10/28/politics/boeing-737-max-hearings-ceo/index.html

 

ボーイングCEOは米国議会で苦境に陥る

グレゴリー・ウォレス、レネ・マーシュ(CNN)

2019年10月28日2100GMT(0500 HKT)更新

 

(CNN) ボーイング社CEOが今週苦境に陥る。例えば連邦議会議員は、「どのようにこれは起こったか?」というような、彼への鋭い質問をした。

 

 その会社にとって重要な週であることについて、ボーイング社が安定性システム故障の重要な一段階である737MAXジェット機設計における欠点を見逃した方法と連邦航空局が当該機を承認した方法を徹底調査する準備が、議員達にはできている。

 

 事故調査下院委員会の委員長、共和党議員ピーター・デファジオは、月曜日、上院委員会に火曜日に現れた一日後の水曜日に証言したとき、CEOデニス・マレンバーグから聴取したいことについて、厳しい言葉をかけた。

 

 審理は、会社ならびに737MAXの将来にとって危機的な時間でマレンバーグを苦境に陥れた。金曜日(10月24日)、インドネシアの調査官は最初の737MAX事故についての最終報告書を発表し、ボーイング社とFAAを厳しく批判した。そのほかいくつかの調査はすでに報告段階にある。如何に機体は保証されているか変化を求められたFAAにより召集された国際パネルを含む。また、法務省による刑事事件捜査も差し迫っている。

 

 同社は、運航停止措置が会社の基礎に重くのしかかっており、今年終わりまでに同機の飛行再開を望むと言い続けている。

 

 マレンバーグは今週の連邦議会に、同社が現在受けている「この詳細な調査について理解し、受けるに足る」と発言する準備ができている。

 

「私は、皆さんの質問の全てに答え、我々の飛行機と産業をより安全にし、このような事故が再び起こることがないよう、我々の力を尽くしあらゆることを行っていると世界に伝えたい。」月曜日CNNが入手した、証言原稿で述べている。

 

 その二つの事故以来、連邦議会で証言する最初のボーイング社関係者であることから、マレンバーグは犠牲者の遺族に別の謝罪を行い、将来その機体が落ちないよう、安定性システムの問題を防ぐために設計変更したものの動作確認と飛行試験を同社が実施し続けると語った。

 

「我々は更新したソフトウェアを用いて814回以上の試験を実施し、99社の航空会社と41の世界中の監視機関から参加した545人と動作確認をしてきた。」マレンバーグは語る準備ができている。

 

 先週、同社の収支報告で、マレンバーグは、より強い安全に関わる文化の進歩に資することから、詳細な調査は「明らかに我が社の関心事」であると考えると語った。

 

 デファジオは、委員会の査問者がボーイング社内部の異なる文化を示す書類を数十万受領したと語る。

 内部のeメールならびに文書は、競争相手のエアバス社の新型機に追随するための「並外れた生産に関する圧力」を明らかにする。

 その文書は次のことを明らかにするとデファジオは語った。それはボーイング社内の非常に高いレベルから来て、社員にずっとのしかかっていたものであり、「組織に浸透していた」。

 

 委員会はまた、現および元ボーイング社社員を含む告発者によりなされた暴露も見直している。デファジオによる。委員会スタッフはFAA職員と面談したが、ボーイング社員に面談する前に、現在、犯罪捜査の作業を待っている。

 

 彼らの捜査は、その飛行機に関して許可を与えた責任者であるFAA職員よりむしろボーイング社員に与えた権限委任プログラムを変える方法を探すことを含む。FAAは議会による作られたプログラムを実行し、FAA職員はボーイング社員を監督したと語った。議会議員の中には、委任された当局に関し手綱を締める必要があると思う人がいる。

 

 しかし、デファジオはまた、今月早くに公表された内部の動かぬメッセージのような、会社の中になく、ボーイング社が委員会調査者に以前渡さなかった文書や、会社が知っていながら監査機関や顧客に知らせなかった警告灯が多くのMAX機に正しく接続されていなかったことを懸念する。

 

 二つの事故、昨年10月のライオンエア機と3月のエチオピア航空事故では346人が死亡した。

 

 エチオピア航空機事故犠牲者の遺族の一部は、審理とはべつにボーイング社経営陣と会うことを期待している。遺族の代表者による。

 水曜日(10月30日)、その家族達は「慈善活動に資金を提供する家族の優先性を話し合うため」マレンバーグとボーイング社の議会工作活動を仕切るティモシー・キーティングと会う予定である。遺族代表のパメラ・メネイカーは語った。

 

 ボーイング社広報は、家族との会合に関するCNNからのコメント要求に応えなかった。

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仮訳終わり

 

 

 逃げられなかったのですね。最初は知らんふりしていましたが。

 MCAS装置はどうやら墜落の原因のようですし、それを見逃したFAAも責任を追及されるし。あまり良いことないので、静かにしたいと思っても、連邦議会からお呼びがかかるし・・・。

 

 去年の10月の段階で、素早い措置をしているればあまり問題にならなかったのでしょうが、あのとき強気に出たのがまずかったですね。

 

 多分、インドネシアの乗客だったので無視したのでしょう。エチオピア航空もアフリカの連中だけが乗客であれば無視したでしょうが、運悪くケニアでの国際会議で欧米人も被害に遭ったのが致命傷でした。

 

 ところで、MAXは華々しく報道されていますが、NGのほうはあれ以来報道がありません。

 

 死者が出ないと、報道しないのでしょうかね、メディアという人々は。