暗黒醜態 | ++ Twelve Moon ++

++ Twelve Moon ++

いつかまた、あの欠片たちに出会えたら・・・
そんな想いを笑顔の裏に潜ませ生きてきました。

そしてついにその『いつか』は現実のものとなり、あの欠片たちと再会できました。
夢のような時間はあっという間に過ぎて行きました。



『またいつか』・・・ね。

 

スーパーやコンビニからは“食糧”が消え、ガソリンスタンドには長蛇の列。






一体どこが被災地かわからない。







本当に困窮した人々が何の情報も得られないまま、今日を必死に生きている。









メディアが伝える情報を自らが歪めて捉え、高が数時間の停電ごときにこぞって買い占めているのはただの“食料”でしかない。







明日をも生きられるか分からず、死の恐怖と隣り合わせで苦しんでいる人達に必要な“食糧”を奪っているという事に気づこうともせず…








情けなくて怒りすら起こらない。








中には被災地へ送る為の買い占めをしている人もいるかも知れないけど、情報をきちんと把握して頂きたい。






個人からの小口の物資提供等は現地で混乱を招き、そこでの仕分け作業や受け入れ作業に無駄に人員を要する事になる。





避難所等で不足している具体的な物資や食糧の情報をメディアを通じて目にし、すぐに行動を起こしたいという思いは痛いくらいに解る。





だけど、個人の動きが更なる混乱を招く恐れがあるという事もどうか理解して欲しい。









善意の思いで“食料”を買い占めている人がいるなら、そのお金を寄付に充てて欲しい。













ウチの会社も義援金を募っていた。





『気持ちだから…少しでいいよ?』






そう言った店長が驚くような額を、私は店長に手渡した。








当然、私の友人や知人の手元にこの義援金が届くわけではない。




それでも私は、今の自分に出来る事はこれくらいしかないと思ったから。








官房長官や東京電力の会見でしきりに節電を呼び掛けているが、私の地元の電力会社は電圧が異なる関係上、節電をしても効果が薄く、応える事が出来ない。



使っていないプラグを抜いたところで、間接的にも役に立てないんです。










今の自分に出来る事は何か、静かに考える毎日です。




逸る気持ちをすぐに行動に移す事すら、今は慎重に考慮しなければ危うい状況で。







だからこそ、いつも通りの日常を送る事が何より大切だと思うんです。



普段と変わらない生活の中で、ほんの少しだけ、被災者の方々を思いやる事が出来れば、それで十分だと思うんです。








想いが途切れる事のないよう、私も願い続けます。












『焦りに負けない』



『冷静さを持つ』








キリトさんの言葉が、混乱した多くの人達の心に響いていますように…