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プロト・カルチャー

ROUAGEベストより マクロスからではない

今までの福袋記事で


ある種、最悪だったのがこれ


M’s by FLASHBACK (以下FB) GOLD


32400円と今年買った福袋の中で


一番高いのだが


目玉として本革シープライダースが確定している


当初はZOZOのL.H.P福袋を目論んでいたが


シングルが当りそうだなと思い


FBではご丁寧にシープでダブルの写真があったため

(どーもこれは去年の写真とか)


よしココで買おうと思ったのがそもそも失敗である





☆失敗その一 余分にお金を取られた


この他にLIGHTという


5000円の福袋を購入したのだが


何故か2つ別伝票で送られてたので


代引き料を余計に取られた


この件に対して問い合わせたら



年末のアクセス集中で

この件のメールが送信エラーになっていた



いえいえ、そもそも決済時に


代引き手数料は1つで計算されていて


同意の上、取引が成立し確認メールも同金額で来ている


追加料金が発生する際は再度、客の合意がなければ


取引は成立しないので返品されても当たり前なのです

(返品交換は受け付けないとのことだが…)


単にめんどくさくて1つにまとめなかったのにすぎない


代引き手数料も315円+印紙税9円かかるので


表記の改善を要求したが未だに治っていない…


たぶんこの店、代引き代でめんどくせー客だな~と


せせら笑っているのが想像できる


この時点でこの店のクオリティが知れているが


実際の中身でより確実なモノとなる



それでは福袋ネタバレまずはLIGHTから





BLACK by VANQUSHのTシャツ

参考価格 7020円


これだけで元がとれています


と同時にこれが唯一のアタリ品という


ふざけたクオリティが続きます






ECOLE DE MUSIQUE (←なんだこれ?)

ダメージスキニ-


全く知らないブランドと同時に検索しても


全く引っ掛らない所を見ると


洋服の青山あたりに卸しているメーカーか?


ボトムは何気に心配でしたが一応は着られました


リペア仕様なのでさほど悪くもないが


お買い得感はゼロ、普段着くらいにしかならない


一応13000円相当が入っているので


価格的には6000円はするのだろう


参考までにWEGOのダメージ品は


約4000円近辺


ユニクロに当っては2990円…


中には30000円するものも…との煽りがあるが


どうみても2万もするデニムではないので


大外れもいいところだ



さぁビックリマークここからが大外れの本命GOLDだ





まずはお約束のニット製品


Tシャツ     7560円

ケーブルニット 7560円

トレーナー    8000円(予想)


ここでいきなりの先制攻撃をかまされた


本来はパーカーが1枚入っているのだが


これは何故かトレーナーという


期待を裏切らない最高のボケです





ハイパワーストレッチデニム 13200円(予想)


一体何がハイパワーだか解かりかねるが


不思議な手触りのデニム?


裏面が起毛になっており冬場は暖かそうだが


夏場はまず使えない汎用性のないボトム


しまむらでも同じような商品があるので


案外、そのOEMをやっているのかも


造りとしてはすごく安物っぽい





一番喧嘩を売っているダウンベスト


13500円(予想)


謳い文句に最新作アウターは1品とあるが…



これアウターか?(笑)



しかも最新作(苦笑)


まぁアウターといえばアウターですが(大苦笑)


ここのショップは流行でもないアイテムを


最新作として売り出すのでしょうか


最新作の割にはラインナップされていませんがね



そして本日のメインイベントの本革のライダース


しかもハズレのシングル仕様ときたもんだ





裏地が赤なのは割とオシャレ


ポケットがホックなのは実に使いやすい


褒める箇所は以上で


これくらいしか褒める所はありません


写真ではわかりづらいですが


この革の仕上がりは


斑模様という斬新な手口


本革をどのように使えばこんな酷くなるのか


ぜひご教授して頂きたい


某ショップ店員に聞いてみると


リサイクルレザーならば


かなり安く造れるとの事、また…





袖とボディになんともみっともない継接ぎ…


2層ならまだ納得できるが3層とは…(激苦笑)



背中なんか8枚を継接ぎした





8畳一間ベランダ付のレイアウト(笑)


この手の継接ぎはリプロダクトレザーに


視られる手法でかなり格安にできるとかだが



いくらリプロダクトでもこんなことはしない


相場としては3万くらいだが


品質的にはいいとこ1万かと



ここまでで49820円の試算


10万相当と謳っているので


このライダースは本来5万相当なはず


こんな酷いレザーで5万とは


片腹痛すぎて盲腸が再発しそうです


5万なら他所のショップでそこそこのイイ物は買えます


懇意にしているショップに画像を見せると


苦笑・憐れみ・爆笑・無表情のいずれかだった



ダブルだったにせよ低レベルな品質であることは


確実ではなかろうか(合皮の方がまだ良心的)



これでよくsold out必死とか思うし


去年を超えるというが去年がどれほど酷かったのか


想像するのが恐ろしい


工場と打ち合わせして


よっぽど安く創らせたんだなと逆に感心します



これならL.H.Pの福袋にすればよかったと


最大の後悔です

(L.H.Pさんはダブル仕様だったそうな)



これは欝袋よりゴミ袋と言っていいでしょう


GOLDのゴはゴミを意味か…


もう捨てるか転売したいしょぼん


最大手『ESP』


一つでShecterブースを


相乗りできるほどの広さ


といってもシェクターはそれほど


大きく場所は取ってはいない


まぁイベント用のプレイヤーを


呼ぶための相乗りでしょうね





とにかく、プレイヤーモデルが多いのと


高級モデルについてはポールリードより


遥かに美しくキレイ、完璧に超えています





またGCAの作ったギターも


かなり狂っている(褒め言葉)


イベントもあるのでずっといても飽きない


ただ試奏は残念ながらできません

(一斗缶ギターはできる)




『Roland』


試奏できなくはないが


ヘッドホンとかなのでいまいち


最近発売されたJC-22(実際は30Wです)


刀、技等のアンプが試奏できなかったのは残念


デジタル系のドラム、サックス、ピアノも


用意しており、手広くやっているので飽きはしない




『Freedom』


ブレスレットをここで落としてしまったのだが


ちゃんと保管してくれた店員さんに感謝


ベースサウンドに関しては一番良かった


プリアンプの設定がベース本来の


音を損なわず且つオイシイ帯域を


ブーストしている為らしい




『Crews maniac Sound』


ここではギターというより


野村義男さんがプロデュースした


オクターバー、フランジャー、ビブラート

(うる覚えです)


が一つにまとまったエフェクターを試奏


一つ一つが高レベルにまとまっていて


これで予価3万台はお得だと思います




『SHURE』


GYZEのRYUJIさんのイベントを見ただけ


タオルを貰いました




『YAMAHA』


THR(黒)を試すがレイテンシーが酷過ぎる


またline6の代理店もやっており


ワイヤレス RELAY G10も試す


これはコンパクトで使い勝手が良い


自宅用としてもミニステージ用でも


かなり使えそうだがアイバニーズの


舟形ジャックに合うかどうかが不安




『LAKLAND』


6弦ベースを試す、とにかく弾きづらい


というか何を弾いているんだか


まるっきしわからなくなる




『Deviser』


試奏はしなかったが


縞々のYosegiというギターや


桜、かりん、パープルメイプル等


かなりレアな木材を積極的に使っていた





『Sugi』


KEYブースにてワンスポットで


3本展示してあり内2本がすでに売約済み


その内の1本を試すが


チョーキング時の粘りが半端ない


ヴィンテージギターやアンプが不要なくらい


デザインや装飾も素晴らしくお金があれば


ホント欲しい…




『その他』


名前は忘れたがネックが極太なのや


スクエアタイプのメーカーがあった




と、かなりのメーカーを回りましたが


いや~2日間では足りない


3日間出てやっと納得いくかどうかですね


やっぱり積極的に試奏できるのは


GENキャンペーンのおかげです


来年もぜひやってもらいたい

そんなわけで各ブースに廻った感想を


まとめてみたいと思う



Ikebe presents


『KIMERAベース』


自身も所有しているSonicの竹田さんと


イメージとして変な形をしているSagoさんが


手を組んで作ったブランド『KIMERA(キメラ)』


デザイン・塗装はSago、組み込み・仕上げ・調整は


Sonicというお互いの得意分野をシナジーした


異色のベース(加工はどっちだかわからん)



ショーの中では一番弾きやすかった


ネックは独特の丸みを帯びた舟型って感じ


塗装もかなり特徴的で日本の伝統工芸である


漆にヒントを得たそうです





『SAITO GUIAR』


初めて聞いたメーカー


ここ最近川口安行に引っ越してきたらしい


このショーでは見事ナチュラル塗装で揃えてあり


その美しさは圧巻


ギターのカッティングの音は


今まで弾いてきた中で最高のサウンド


ずっと弾いて居たくなります




『dragonfly』


主にKEYで展開しているメーカーで


超ロングスケール666が売りです


プリアンプなしのトーンサーキットは


ホントにパッシブか?と絶対疑います


フレットもステンレスにこだわりを持ち


その加工においては特殊な技法を


用いているらしい




『K's GUITAR』


どこかで聞いたことのあるメーカー


このメーカーの試奏をして


PUの位相がこれほどまでに


効果を得られるのかと目からウロコ


コンロール系はやや複雑で


慣れや覚えるのには時間を要するが


これを使いこなせば音の幅が


かなり広がる事間違いなし




『T's GUITAR』


ネックが細く手の小さい人にはうってつけ


セミホロウだったので評価はしづらいが


下手に大きなフルアコ買うよりか


取り回しがよく弾きやすい


塗装やデザインが美しく持って弾くだけでも


テンションがあがります



『KNAGGS GUITAR』


石橋楽器が代理店


元ポールリードのクラフトマンが


立ち上げたブランド


ゴリゴリの中音域で個人的には好きではない




『IHUSH GUITAR』


GCA卒業生で在籍時マーティーフリードマンに


高い評価を受けた事がある


お得意のメタルプレート品が特徴的


プレートには手作業で彫が入れてある


残念な事に試奏用アンプが壊れかけていて


あまり音は堪能できなかったが


キンキンな音ではなかった




『Zoddic』


ギターヒーロー布袋寅泰の


ドンズバギターを製作しているので有名


メタルプレートのテレキャスを試奏


かなりキンキンな音だが


実はこれメタルプレートの所為ではなく


PUがディマジオだからだそうで


実際メタルプレートは中音域が強まるそう


IHUSHがキンキンでないのは当たり前ということ



『Providence』


一番の目的はバイタライザーを試すこと


使ってみると確かに驚きである


15mのケーブルではどうしても音が劣化するが


バイタライザーを使用することで音がHiFiになり


3mぐらいの音に変化する


サウンドメイキングでもわざと音を濁らせた


ケーブル長で音作りをして


ポイントでHiFiにするというやり方ができる


ローインピーダンス効果は絶大である



つづく

今回初めてこの手のショーに出向きましたが


とにかく会場の熱気が熱い


こんな良いイベントなら


早くから参加していればと思いましたが



そもそも行くきっかけを作ってくれた


Sonicの竹田さんに


今年のショーについて聞いてみたところ


今までのショーはかなり不評だったらしく


来場者も少なかったそうです



まぁ今回はGENのプレゼント目当て


CrewsのG.O.Dも当たるから


そりゃ目の色も変わるだろうが



おそらくは以前は割とショップ系が中心で


買え買えプッシュやオーラが


半端なかったのではないかと予想する



しかし、今回はメーカー出展がほとんどで


メーカー側も買え買えという感じではなく


とにかく試奏してウチの製品の良さを


知ってもらいたいという思いが


ビンビンと伝わってくる



GENの試奏キャンペーンがさらにそれを後押しし


普段試奏を遠慮するユーザー層が


積極的に各メーカーの良さや特徴に触れ


購入検討や選択肢を広げる事で


かつてないWIN&WINとなっている


まぁ、中には買え買え的なメーカーもいますが…



各ブースのイベントには


多くの著名人が参加・演奏し


その距離もかなり近い


また一般人に混じって


ヒョロッと顔を出すのも面白く


全く知りませんが


アレン・ハインツさんという


かなり巧いギターの人が


一般人とセッションしたりもした

(ちゃっかり握手をしたり)





今回目にした人は


人時、ガルネリのSYU、GYZEのRYUJI


今剛、中野豊、ポールリードの塗装職人



とにかく、2016年のショーの


収穫は大きかった


来年、来れるは未定ではあるが


来れる事を願いたい


去年、11月初旬


初の楽器フェアに来場した


そもそもSonicに修理の持ち込みをした際


GENという日本の楽器メーカー組合による


特別破格の景品に釣られてである



sumi


私が行ったのは1日目と3日目

(前売り券は買い逃した)


まずは戦利品



sumi


ブースによると各メーカーのピックがもらえたりします


黒いピックはMASRE 8社でこちらは150円で購入


すごく使い勝手がよい、プロが愛用するのもわかる




sumi


オーテクからはステンレスボトルとピック


ピックはなんとMaster 8 太っ腹


ボトルも最終日におまけしてもらいました


ほんと太っ腹



sumi


福井県からお越しの有限会社タツタさんより


チタン製のネックプレート2つで破格の5500円


これはフェアではかなりのアタリ


3点の方が傷有のアウトレットですがそれでも安い