早すぎた商品② | プロト・カルチャー

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ROUAGEベストより マクロスからではない

早すぎた商品…それは

世の中にはあまりにも画期的過ぎて

売れなかった商品…


もしあと数年、発売が遅れていれば

爆発的なヒットを飛ばし

その分野ではNo.1になっていたであろうモノたち…


今回はこれ


富士通のLOOXシリーズというPC



http://azby.fmworld.net/shopping/fmv/looxp/index.html?mail=MHHL62013034532490



富士通 モバイルパソコン FMV-BIBLO LOOX U/G90(ルビーレッド) FMVLU.../富士通
¥価格不明
Amazon.co.jp


発売時期は2006年頃らしい


画像からは何の変哲もない

単なるノートPCですが


実はコレ、今や持ってるのが当たり前の

タブレットPCの原型なのである


タブレットといっても現在のように

指でタッチしフリックするという機能はなく


任天堂DSのようにタッチペンで操作するというもの

さらには手書きで文章も掛けることから

実質タブレットと同等と見てよいだろう


これを書いてる時点では

まだタブレットもしくはスマホをもっていない筆者には

手書きが出来るという点はすごく魅力的な

アナログデバイスとも言えよう



ただ発売時期が2006~7年という事は

VISTAが出始めであり、まだXP全盛である


またCPUもようやくi7が出始めた頃で

CoreDuo2が最新である事から


操作性なりサクサク感は

現在のタブレットとはほど遠い別物なのは

間違いないだろう



現時点はメーカー直販のWebSHOP でなら

購入可能だが選べるOSはなんとXPと7(32bit)で


CPUはATOMではあるが

メモリーは1~2Gしか選択できない

それで約7万だから買う余地はなし


タッチペンで手書きも現タブレットなら

専用ソフトがあればできなくはないだろうし


安い2流メーカーを買った方が

遥かに安く、スピードも速いと思う


もはや2万程度なら買ってもいいだろうレベル

珍しいモノ好きコレクターしか興味は湧かない代物だ



これがもし2010年頃発売されていれば

当時のCPUの性能とメモリー容量仕様から

快適なタブレットの先駆者と成りえただろう


まぁタブレットの販促に一役買った

無料の楽しいアプリは存在せず

iPadの勝ちは変わらなかっただろうが

それでも2大勢力として席巻できた可能性はある



誠に残念なMade in JAPANでした…