OVER THE TOP BOOST | プロト・カルチャー

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ROUAGEベストより マクロスからではない

今年の4月 にあったバーゲンでエフェクターを購入

もはや病気レベルです



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CT-04 TB 1980円という特価だったので

失敗しても損とは感じにくいだろうと購入


総評してこのCOOLTRONシリーズは

大概ハズレが多い…


確かにチューブライクなのだけれども

あと一歩というか


デカく汚れやすい筐体というのが

ネックなんでしょうかね


おそらくはブルドックくらいかな

買って満足したのは



してレビューです


機材はいつものEDWARDSのレスポールと

Fender Frontman 15R



音譜



正直期待はしていなかったのでアレですが

かなり良くてびっくりですえっ


BRITBoost はカリカリのペラペラな印象ですが

こちらはブーミーだけど

艶というか色気があり


フロントでクランチ気味に歪ませて弾くには

いまのところ一番ではないかと思います


なんというかホント、ヴィンテージアンプを

弾いているような感覚に陥りますね


兎にも角にも色気のある音

ブルースとかその手の音を出したい時には

うってつけのエフェクターです



ちなみにコントロール系なんですが

Volumは特に問題ないとして


EQ系…特に切替SWなんですが

いまいち意味が解りません


一応公式 ではStandardは

TREBLE、BASSの相互作用が効き

広い帯域が強調されAC30トップブーストと

同じ回路になるらしく


CUSTOMはその相互作用が少なく

高音、低音域が強調され

AC30 HandWireのトーン回路と同等になるとのこと…



正直申しまして

全く以って意味が解りません


というか薄々感づいてはいましたが

このシリーズって要はAC30を他のアンプで再現する


もしくはAC30のユーザー向けで

それを補助するエフェクターシリーズなのでは?


例えばBRIT BOOSTの公式解説 では

『AC30等のマスターヴォリュームがない機器~云々』と

明らかに自社製品を前提…というかそれ以外は使うな的な

意味合いがぷんぷんしています


他のブログ評価でも他社との相性が悪いとの事から

基本的にプリアンプの側面が強いのかもしれません


なのでいっそボードの後段にするというのも

一つの手かともと思います



話を戻して…


このEQ系の効きは良くはないけれども

どの位置でも美味しい音が出るので


適当にいじって心地よいポイントを見つけたら

マーキングしておくという


いい加減な使い方でいいような気がします

むしろアバウトさが売りみたいなはてなマーク


で、一つポツンと浮いているツマミ…CUTですが

これについてはリアで弾く際


1弦の高音が耳障りだなと思ったら

上げていき余分なハイをカットするという使い道が

一番いいのかなと思います


逆にフロントで少しブーミーさを

無くしたいと思ったら


絞ることで丁度イイ太さに調整できるので

これはすごく使い勝手がいいです


むしろこのツマミをマスタートーンで

TREBLE、BASSがキャラクターという

位置づけで考えるとすんなり落とし込めるかも



またGAINも優秀で3~4位が

一番美味しいクランチで


全開ではハイゲイン系ではないものの

Fender TWIN系の頑張ってる歪みで

これがまたイイ感じです


流石に0は音が出ず

1~2ではクリーントーンに近いのですが

むしろクリーンブースターとして使うなら

余計な味付けをせずいいのではと思います



いや~これは大当たり

これで1980円はいい買い物でした


LARGESK さんのアクセサリーの

おかげかもしれませんねにひひ


評価:★★★★