小早川さんと秋葉に遊びに行った際に買った
パーツを使いジャパンビンテージのギターの改造を
GW中にやってみた
モノはAria ProⅡ80'S ストラト マツモク製
キャラクターとしてはストラトだけど
やんちゃで暴れん坊な音です
さっそく改造
中はこんな感じ
案の定ジャパンヴィンテージは
導電塗料でのノイズ対策はしていません
でもピックガードにはアルミ箔がキレイは貼ってあり
この年代にしては丁寧かもしれない
ちなみにわかりづらいですが
コントロールポット内に82という文字が…
82年製という意味なんでしょうかね
製番は80年代みたいですけど
ルビコンと東信工業のコンデンサーが付いてます
改造のコツはちゃんと何枚も写真を撮っておくこと
手書きで配線図を書くことです
写真を残しておけば
万が一もとに戻す場合、助かるし
トラブルがあった場合でも
配線の間違えを見つけやすくなる
また配線予定図を書くことで
工程の流れというか、やりながら考えなくていいので
時間が短縮でき段取りも取りやすくなる
ここで一つ注意が必要で
今回使ったレバーSWは国産タイプなんですが
外国産タイプやら絶縁ボックスタイプだと
配線位置がまるっきり異なるので要注意なのです
おそらくネットにある配線図面は
バネ剥き出し外国産のものばかりなので
勘違いする人が多いかもしれません
はっきり言ってSW回路を理解できない人は
プロに任せるのがいいと思います
元の部品をとっぱらい
POTも新しくしました
つーかPOTは限界で
もはやノイズの発生源にしかならないくらい
劣化しておりガリが凄すぎました
ここで新しい発見がありまして
GND(アース)ラインとしてPOTボディへの半田ですが
これ腕が下手くそじゃないとダメですね…
イヤミに思われるでしょうが
腕とコテのチョイスが良過ぎて
半田がうまく乗り過ぎてしまった
そうすると線を付ける時
うまくゴッテリしたものにならないというか
特にPUのアース線を3本まとめた場合
逆に難しくなる…
半田ゴテのWというか実力値は
30W程度の弱いコテが理想なのかもしれない
ちなみにコンデンサーは
トーンの473はニッセイ
ヴォリュームの222はスチロールコンを使用
配線が合っているかアンプに繋いで確認
これが一番大事、検査・チェックを蔑ろにしていると
あとでしっぺ返しをくらいます
もし間違えてままセットアップしたら
再度、取り外さなければならず手間が2倍になりますから
配線を一箇所忘れるヘマをしましたが
無事改造成功、内部とかクリー二ングし
メンテをおこない終了です
で、出音はというと
音のまとまりが前より良くなって
逆に悪くなったような気がする…
変に雑味が取れてやんちゃなキャラクターが
薄まったというか…
それとPUの切替による
トーン変化の差が乏しい
正直、フロントとセンターの音の違いが
よくわからなくなったし
ハーフトーンもさほど意味が無し
むしろどの位置でも同じような音がして
リア⇔フロントで音質の差がわかる感じ
さらにトーンコントロールも
AカーブからBカーブにした所為なのか
効きがかなり悪い
…
まぁスチロールコンデンサーの所為ってのは
ないとは思うが…
やはりギター本体のヴォリュームは
Aカーブがマッチしているのだろう…
そんなわけで
どうやら改悪に近い結果となりましたが
この反省を踏まえて次回は頑張る