MAXON JD-01 | プロト・カルチャー

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ROUAGEベストより マクロスからではない

石橋楽器でMAXON 01シリーズの歪みが

ほどよい値段だったので景気付けに買った



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2500円でした


名前のJETからしてフランジャーが一体となった

オーバードライブかと思いきや

一言でいうならレンジの広いオーバードライブでした


店で試奏した時にも感じましたが

すごく音が太いオーバードライブで

TSをHiFiにしてリード寄りした感じです

というかもはやディストーションです


MAXON特有のON-OFFの不良が無く

中古市場でもいい状態ではないかと



早速家に持ち帰り試奏とレビュー


機材はAria PrpⅡPEにFender Frontman 15Rです



音質としては結構暴れる感じで

アメリカの王道バンドをやるには

ごきげんというか守備範囲は広いです


中央のTONEらしきPERSONARITYというツマミは

5以下のセッティングにすると

もろTS…いやそれ以上の太いLOWが出ます


このセンターの位置が境目で

それより上げていくとジリジリと

高域にありがちなノイズが出てきます


ここで面白いのがこのPER~を上げていっても

音の太さは変わらないんですよね


なのでLOWのオイシさは残しつつ

ガンガン上げていけるという


ちなみに表示は上げる方向にSHARP

絞る方向にWIDEになります


レンジが太くなるからワイドになり

高音で音が細くなるからシャープなのかは

わかりませんが意味合い的には

マッチングはしない表現です


どちらかというとPERSONARITYは

個性というかキャラクターの意味合いなので

ワイド=太っている人=LOW

シャープ=細い人・背が高い=HIGH

なのかも(笑)



こう長々とPER~のツマミについて書いているのは

それだけ面白いツマミというか変化なんですが


シャープにしていくほどFUZZに近くなります

特にシャープへ全開にしてフロントで鳴らすと

もろFUZZな音になるのはすごく面白いです


音が程よく汚くなる感じで

リアだとそれが軽減されるので

フロント⇔リアの切替で

FUZZ⇔DISTの切替えをするという使い道もあり


そうゆう変化からこのツマミは

クリップの波形を変えるツマミかもしれません



左上がGain、右上がLEVELですが

LEVELはカーブ特性の所為なのか

割と上げないと音が前に出ません


Gainは3以上は劇的な変化はなく

音が前に出る印象が変わる位


絞っても十分歪んでいて

これなら最大にしていた方がいいが


Gain3でLEVEL5以上のセッティングにすると

Volでの歪み調整がしやすいので

そうゆうメリットがあります



これが俗にいうヴォリュームの追従性?



というわけで何の気なしに買った

01シリーズですが大当たりでした


評価:★★★★