『Spray』が終わりSEが流れる
PUFFYの『アジアの純真』のようなSEで
戸惑ったが、数秒後ネタが明かされる
『gossip』だ!
これも休止前からよくやってたナンバー
その後の曲についてもそうだが
アレンジが変わっているのが
今回、黒夢の復活の意味を物語っている
ちょっとアレンジを変えたのではなく
実験的かつ攻撃的に挑戦している時点で
最新型であることを雄弁に語っている
そして『BARTER』
ハードなナンバーで会場の一体感が高まり
自然とヒートアップされていく
黒夢のLIVEでの凄みは
打ち合わせや誘導したわけでもなく
観客が程度は違えど
同じ箇所で同じアクションをやってのけてしまう
歌の『1~BATER』ではだいだいの観客が
詞の数に合わせ、指をかざす
こんな光景は早々無いのではないだろうか?
そしてまた妖艶なSEが流れ
『masohist organ』
ハードなナンバーから一転
ミディアムナンバーへと移行
しかし初期の1stアルバムからの
やることはほぼ無くなった曲に
観客がどよめく
※一応ソロの1stLIVEではやっていたはず
さらに観客がどよめく
なんと『sister』が!
これは自分もCD以外で聞いたのは初めてで
LIVE映像にも収録されていないだけにレアで驚いた
何割かは『何、この曲?』と思っただろうが
会場の空気から初期のナンバーと感じたはず
完全にしてやられた
まさにFAKE STARにふさわしき所業
当初はハードなナンバーを中心に
やるのかと想像していたが
一曲目からの『BEAMS』『Spray』といい
清春に翻弄されている
しかしそれこそが黒夢なんだ
つづく~