部屋から車までの短い距離なのに


あなたはそっと手を差し出してくれた




薄明かりの下


半歩前をいく白いタンクトップ姿


虫の声と2人の足音





なんか嬉しくて顔の辺り見つめてたら



振り返って微笑んでくれた







本当出会えてよかったな
こんな幸せあるわけないって

心の隅では思ってるから


いつか二度と会えない場所へ

あなたが消えてしまうのではないか


幸せであればある程

不安も増す



狂ってた自分を助けてくれた人


もし失ったら


私はきっともっと狂ってしまう




自分の毎日を疑う


あなたの存在を疑う


悲しいこと


だけど怖い
久しぶりに大泣き


泣いたらこんなに疲れるんだ


みんなの気持ちが痛い


真っ直ぐすぎて痛い


汚れてしまえば答えなんて簡単に出るのに


今はまだ出来ないのだから
ずっとずっと歩いて行きたくなる道を


やっと見つけられたのかな




歩いてもいい


走ってもいい


転んでもいい


休んでもいい





寄り道も遠回りも近道も興味がない



自分のペースで歩いてもいい道
今日で丸1年



やってること変わらないけど


環境は色々変わった



去年みたいな荒んだ気持ちにはならなくなった


これからも穏やかでいられたらいいな