さて何から書こうか・・・
最近、思う事を順序立てて書いていくのが難しく感じる。
とりあえず今日の事。
事務所の研究生レベルチェックというものがあって、そのダメ出しレッスンと言う名のレッスンが今日。
振り返ってアドバイスを先生が付けてくれるというもの。
自分を見る事が出来ない私（見たらその日ずっと苦しい気持ちにしかならない）は、自分の番が来た時だけずっと目線を下に落として、録画していたDVDから流れる音だけを耳から拾っていた。
なるほど。
歌ってる時の拍の取り方が最後速いな。
あと、変な所で声量おっきくなったりちっさくなったりする所も強いな。
そんな感じだった。
でも、今日は2レッスンだったから、2人の講師の方に見て頂いた訳だけど、1回目の講師の方に声を褒められて凄く嬉しかった。
私は在日のコリアンで、その方は「在日の人って一見見た目は一緒に見えるけど、声帯は全然違うのよねぇ」って言ってた。
実際その話は過去にも耳にした事があった。
都内の銀座の歌えるピアノバーみたいなお店の面接に行った時。
どうしても歌いたくて認められたくて、
受かったら無価値観が減るだろうと思って、
面接と歌を歌いに行った訳さ。
正直こんな事何回もしてきていて。
でもどこにも受かってなくて、
どこのお店でも歌って働いた事なんてない。
無価値観は強まるばかりで。
そんな話はさておき、
まぁそこの店のクソジジイ（最終的にヤな奴だったからこの呼び方でいきます）の前で、カーペンターズのイエスタデイワンスモアあたりを歌ったんだよなあ。
したら、「やっぱり韓国の人は声が良いよね。」と、日本人と違うと言って、その時初めて自分の声帯って違うんだなぁって少し感じた。
今まで名古屋にいて、何度かライブで歌わせてもらった時とかレッスンで歌ってた時も、誰にも言われた事がなかった。
そんな一件から、「私の声帯は違う」という意識をすると、人のコメントの中で似たような事を皆んなが言ってるようになって（というか気が付いて）。
まぁだから、話は今日のダメ出しレッスンに戻るけど、嬉しかった訳。
ちなみにレベルチェックという名の通り、レベルが上がる人もいればステイの人もいる。
私は上がらんかった。
まぁそおやろな、という感じやった。
ふと気になってた同じクラスの彼女達を見ると、2人共レベルがひとつ上がってた。
悔しいって言う気持ちはそこまでない。
そもそも審査員の「審査してやんよスタンス」が大嫌いだったから。
そんな事はないけど上から目線になってしまう彼等の立場。
そんな中で彼等に目線を合わせて笑顔を振り撒けない私。
いくら歌を頑張って歌ったとて、彼等は私に合格点をくれない事はわかっていた。
私という実は甘くて美味しいカステラが屋台の出店で並んでても、彼等は「ふぅん、別に興味ない」と、じっくり視線を送る事もなく、隣のイカ焼きあたりに吸い込まれてしまうんだと思う。
なんだかそのレベルチェックのパフォーマンスで彼等に対して笑顔を振りまく事が、私にとっては媚を売る事のようにしか感じられなくて、どうしても。
媚びへつらうから上げてくれ、なんて暗に言ってるみたいで、気持ちが悪いなぁって。
私のスタンスとしては、この世界が嫌いで、私が作る曲もそんな歌詞で、やりたい芝居もそんなやさぐれたような役で、決して陽のあたる場所で咲く向日葵みたいな商品には到底なれないしなりたくなかった。
だから「あぁ向いてねぇな」って今更思った訳。
ま、それでも私は歌いたいし自分をどうにか表現したいんだけどね。
その方向性や見せ方に今だに悩んでるという。
審査員の椅子に座った人達が嫌いだったから、視線を合わせるなんて考え思っていなかった。
こんなスタンスだから、いくら何回レベルチェックやったって受からん。
だから別の方法で私の表現を探していく。
オープンマイクも探してるけどなかなかない。
キーボードも買わなきゃと思ってまだ買ってない。
活動してるかと聞かれたら、どうしたらいいのかとっかかりがみつかりませんです。
ただひとつ言える事は、
この歌にしても絵を描く事にしても
なんでもそうだけど、
今の私で許容して生きていきたい。
レベルなんていい。
今の不完全な私で生きたいんだ。
もうこれ以上頑張らなくていい私。
今のままでOKサインくれる場所。
大事。
過去の歌オーディション秘話は
またじっくり書けたらなと思ってます。
その時はまた聞いて下さい。
アホすぎて誰にも話せず秘めてきたつまらん話を。
さて、明日から1週間は夜勤です。
だから今日は調子を合わせるために少し遅めに寝ます。
そして明日からは教えてくれる人が変わる。はず。
もう教えてくれる人に変なやつしかおらん。
人との考え方のズレ、すれ違いは収めどころがやっぱりわからん。
年始のドミノピザの配達の件でよくわかった。
私にも言い分あるけど向こうにもある。
とりあえず眠くなってきました。
おやすみなさい。