最後の外来!そして、ひとつ残ったケロイド対応。 | 気胸と胸腔鏡手術の体験記

気胸と胸腔鏡手術の体験記

29歳で人生初めての気胸(原発性自然気胸)になり、玉川病院で胸腔鏡手術を受け、海外出張するまで。

最後の外来診察に行ってきました。
レントゲンを取っても、やはり肺の状態は良い。見えるブラも無い、とのこと。やった!
ただし両肺再発の可能性は3割ということで、まだ左肺は不安が残る。
手術後の右肺付近(乳首とか脇腹)の違和感みたいなのは、2か月単位で少しづつ収まるはずとのことで、来年の4月ぐらいまで様子を見たいと思う。たしかに少しづつ気にならなくはなってきているような。

これをもって、定期的な外来は終了となりました。
1月に発症して、4月に手術、それから半年で外来不要とのことで、
右肺については完治、ということです。とても嬉しい。
片岡先生には、本当にお世話になりました。
玉川病院の皆さんに感謝申し上げます。

さて、こうして気胸そのものの不安は無くなりましたが、
残念なことにケロイド体質らしく、手術の痕がケロイドとして、
本当に少しづつですが、残ってしまっています。

前回は皮膚科に行ってくださいとのことでしたが、
外来の看護師さんの計らいで、玉川病院の皮膚科の先生に見てもらうことになりました。
皮膚科は、なんと、外科の右隣!
10カ月以上通院していたけど、全く気付きませんでした。
目と鼻の先とは、こういうことだなぁと思います。

さて、皮膚科の先生に診てもらうと、やはりケロイドだということ。。
このままだとずっと体の内側から広がっていくので、
今は痛みは無くても、そのうち痛みが出てしまうかもね、と。

薬としてリザベンを処方してもらうとともに、ステロイド剤の貼り薬として、
トクダームテープというのを貼ってもらいました。
リザベンは本来アレルギーの薬ということですが、皮膚の赤みを小さくなることが分かり、
今ではケロイドの内服薬として知られています。
ステロイドのテープは、やはり諸説ありますので気になりましたが、
皮膚の赤みをひくにはステロイドじゃないとやっぱり効かない、とのことです。
透明なシート型テープになっていて、キズの形にあわせてハサミで切り、1日1回貼ります。
ケロイドはテープを貼らないと治らない、とも。
一点注意されたのは、キズの形から大きすぎると他の皮膚を痛めてしまうことになるとのこと。
ケロイドに有効なステロイドとは言え、だからこそ、付き合い方には注意が必要です。
このテープ、最初は若干のかゆみがありました。
でも、その後は全く気にならなくなって、テープ貼ったままで2,3日気付かず、シャワーで気付く、なんてことも。。

ところで術後創に対しては膿を出してキズパワーパッドとか貼ったりしましたが、
あくまでこれは皮膚表面のキズにしか効かないものなので、
ケロイドには効果は無い、とのことでした。。そりゃそうだな(笑)

なお、キズは乾燥が悪い!とのこと。皮膚科の先生が言うから間違いないでしょう。
やはり湿潤療法は効果があるのだと納得したところでした。

ケロイド治療は数カ月~1年と長期戦にもなるようなので、まぁ気長にやってこうと思います。
別に痛みとかないしね。男だから見た目も関係ないし。笑



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