スイス版のハッチバックカタログを入手🇨🇭
表紙
モデルさんが天井に腕を伸ばすポーズ
シルエット演出が、フロントフェンダー及びリヤフェンダーのラインを強調していてとても素晴らしい
裏表紙はフロントマスクがほんの少し見える構図
表と裏を見開きにすると全景が分かるという写真
発行年月は87年3月。日本ではマイナーチェンジ前ですので、この写真のように前期型の時期で適合しています。
以前スイス版でカブリオレ専用カタログを購入しましたが、なんとなく写真全体の雰囲気が似ていました
こちらも同じように表裏を広げると車両全体が把握できるという編集がされています。
改めてカブリオレカタログを確認してみるとこちらも87年3月発行!まさに同時期のカタログでしたので、制作者?撮影者も同じ可能性が高そうです。
日本でコンバーチブルが発売になるのはマイナーチェンジ後の87年10月なので、半年以上早く発売されていたということになります。
それでスイス版カタログに載っているカブリオレは前期型だったという訳ですね
カタログ内容に話を戻しますと、スイスという国には公用語が複数ある関係で、メインはドイツ語で、そして追加でフランス語、イタリア語を使って繰り返し同じ内容を説明しているみたいです。
スイスに住む人はどの言語もある程度理解できるということなのか?それとも一つの言語しか分からない人が多いのか?
どうも日本でこういう状況をイメージがしづらいのですが、
たとえば全て関西弁でも、福岡弁でも書いてあるカタログがあっても、国内ではだいたいどこでも意味は通じるはずですので、それと似た感じではないかと想像してみます。
ドアを片方開けているシーンは斬新な写真かも
レーシングテクノロジーを搭載と書いてあるようですが、これはどんなレースからフィードバックされたのかな?
リヤスポイラーにグレード、車名、メーカーを示すステッカーが無いのは、もしかするとうっかりミス?
フランス仕様と同じようにフロントモールではなく、フロントフェンダーに角型のウインカーが付いています
0→100km/h 8.9秒 143馬力
ガンメタの車両に変わりまして、モデルさんの衣装は赤へ
もしかするとこの色は日本だとGT-FOURにしか設定されていなかったものかもしれません
ドアミラー はどの色でもブラック塗装されているようです
空力に優れたデザインとフロント駆動であることの解説
日本のカタログでは人物が写り込んでいるページがないので、室内写真にモデルさんのヒールの脚が写っているのが斬新👠
マニュアルエアコンにカセットデッキ。
そしてシガーライターの下にライトスイッチ。ここにスイッチがあるのは新鮮でちょっとカッコいいかも
3ページをつかったデッカい全体写真
赤車両に赤ドレス
エンジンに電子制御というような文のようなので、EFIの説明でしょう
国内版ではモノクロで解説される寸法図ですが、ちゃんと着色されてモールもウインカーも色分けされています。これはしっかりと手が込んでますねぇ
シートは8ウェイではなく、6ウェイのようです。
サンルーフがオプションで選択できます
シートの柄は横縞ですが、ドアトリム柄は縦縞
3S-GEエンジンの解説
ミッション、ブレーキ、ステアリングなどに関する解説。
ボディ?は6年間のサビ保証がついているそうです
仕様のページ
2.0GTのワングレードしか載っていません。
装備から判断すると、日本のGT-RとGTの内容が混合していて、日本版GTと完全に一致するわけではないようです。GTにオプションを足して付けた感じ?
改めてやはり日本版にあるサイド面の「2.0TWINCAM16」ステッカーは特別感があって感慨深いです
各国の違い研究はまだ続く…