第1347話



神仏の声を聴いて 
皆様にお届けしています
菊水千鳳
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(※不思議体験日記の内容は、ほぼ全て霊視によるもので、作り話ではありません)


―・・・―・・・ー

数年前、宮城県の金華山にある
金華山黄金山神社
お伺いしたときのこと。

金華山黄金神社の宿坊にお籠りしたその帰り道、

鮎川港から程近くに
国の重要文化財に指定されている
高さ3メートルもある木像の
十一面観音菩薩さまがおられる場所に行きました。

鎌倉時代の作品で、偶然 浜に流れ着いた事がきっかけでこの地に収まったと伝わっています。
※拝観するには手続きが必要です。


住職さんのお話、由来の説明、読経など聞かせていただきましたので、仏像からのメッセージを聴くまでには至りませんでしたが、
秘蔵されている 十一面観音菩薩さまを拝観できて感動しました。


あれから数年経った先日、朝の仕事へ向かう途中に
その十一面観音菩薩さまがお越しになられました。

が、、昼休みになってようやく
以下のメッセージを受け取ることができました。↓


十一面観音さま
【汝らよ 来ていただけてありがとう

察しの通り あの時(3.11)の体験をしました

(あの日のことを)
重ねて言うまでもないでしょう

愛す人や家族との触れ合いが突然 無くなる

可愛いペットもいなくなる

生き残った自分に
罪悪感を抱きながら
皆は過ごしていったのです】


俺たちについて
【(金華山から帰宅してからも)
息つく暇もないのでしょう

夜を徹して自ら成そうとすることをしているのが
見てとれます
(=日記チェックや日常でやる様々なこと)

来てくれたお礼の印(しるし)として
日々において 時々 ワタシも汝らの仲間入りを果たしましょう

そして注目いたしましょう】


続けて、
【人は突如としてサヨナラをしなければならぬ時もあります
来てしまう と言ったら
いいのでしょうか

サヨナラを覚悟で (別れの言葉などを) 言えているのであるならば 
心の整理はついていたりするでしょう

しかし 震災はそうではありませぬ

特に大震災に至っては
厳しい現実となることでしょう

心を痛めるのは
生きている方々だけではなく
あの世へ旅立ってしまった方々も同じです

急な死を受け入れることができずに
無念や後悔が先立ち
まだ守るべきことがあった
やりたいことがあったからか
そのやりきれなさが生じてしまいます

亡くなられた方々の共通の思いとは 】



と、話の途中で
十一面観音さまのお言葉が途絶えて、
代わりに震災で亡くなられた
漁師のような男性が現れました。


漁師
『これから先も(地震は) 起こる
守ってきた住みかで 
これからも いつまでも過ごせるよう
被害を最小限に食い止める手立てをしてほしい

哀しみや苦しみを
継いではならない

哀しみや苦しみは 
この代で終わりにしてほしいのだ

国よ 政府よ 手厚く頼む
貴重な資金を当ててもらいたい

我らの困難は
国の困難と同じ

行く末は一緒だ
用心に用心を重ねていくのだ


安心して過ごせる豊かな町を
取り戻していけるように

この国の発展を願う
サヨウナラ』


こうして、消えていかれました。


続いて、再び
十一面観音さま
【明るい未来へと バトンを渡していきましょう

日々の当たり前を大切に 
感謝の日々を】



こうして、十一面観音菩薩さまは
お帰りになられました。



以上です。


◇お伺いしたのは
持福院観音堂 (十一面観世音堂)

住所:〒986-2411
宮城県石巻市 牡鹿町給分浜
電話:022-211-3683


県指定有形文化財
十一面観音菩薩


住職さま、貴重なお話を
ありがとうございました。


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