サムライ菊の助「畑日記」

大分県の豊後大野市で農業を営んでおります。時々和服を着て町に下りますと、サムライに間違えられ、小中学生に後ろ指を指されたりしております。

愛刀「菊一文字」を腰に差し、弟子を引き連れ、各地で紙芝居の上演などをしております。


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私の64回目の誕生日にコロッケを揚げる。

本日8月22日は、私の64回目の誕生日。

 

私の誕生日は、母が人生初の産みの苦しみを味わい、喜びを感じた日だと思う。

 

ということで、私は、お祝いに、母の大好物のコロッケを揚げた(冷凍食品だが)。

 

たくさんのコロッケを前に、嬉しそうな母。

 

母はいつも、コロッケを2つ食べる。

 

食事のあとは、母の大好きなショートケーキを楽しんだ。

 

 

肺の機能を高める、ローソク消し。

点けては消し、点けては消した。

 

 

 

貧血で倒れると困るので、この辺で止めにしておこう。

 

可愛いタヌキのショートケーキを気に入ったようだ。

 

 

64回目の私の誕生日も無事に両親と祝うことが出来た。

 

母に、

 

「母さん、俺は、何時ごろ産まれたの?」と聞くと、

 

「忘れた」と言った。

 

「産まれる時は大変だった?」と聞くと、

 

「忘れた」と言った。

 

俺を産んだことを覚えているうちに親孝行をしなければと思う。

 

 

 

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赤紫蘇のアク抜き無し梅漬け仕込み

先月の16日にパラッと雨が降って以来、

約1か月間、全く雨が降っていない。

借りている畑に植えた赤紫蘇が枯れていないか心配だ。

28年間、赤紫蘇を栽培しているが、

栽培期間中に、こんなに雨が降らなかったのは記憶が無い。

 

そろそろ、漬けていた梅を染めねばならない時季がやってきた。

 

もしかしたら、今年は、収穫できないかもしれない。

 

という、ドキドキした気持ちを抱きながら、畑に向かった。

 

(ブログを書いている途中、正午になり、黙祷)

 

 

 

 

 

 

見事に、一株も枯れていなかった!

 

刈れているどころか、大豊作!

 

紫蘇は、根が強く、大地の深いところまで根を伸ばし、

地下の水を吸い上げていたのだ。

 

 

照り付ける灼熱の太陽光線にも負けず、天に向かって育っている。

人間ならとっくの昔に、焼け死んでいるだろう。

この生命力をいただくのだ。

 

収穫した紫蘇を、

 

90歳越えの両親に手伝ってもらい、紫蘇の葉をむしる。

むしる時の紫蘇の葉からの香りを吸って、エネルギーをいただくことができる。

 

一心不乱にむしる母。

葉っぱの欠片がズボンに降り注ぐが、全く気にする様子もない。

 

「笑って」と言われて、無理やり笑う母。

 

 

 

1.45kg。

 

梅が8.5kgなので、2割弱。まあ、こんなもんで十分だろう。

 

母も満足そうだ。

 

この紫蘇を例年なら、1割の塩でもんで、アク抜きをするのだが、

 

今年は、アクを抜かないやり方で、色付けをすることにした。

 

赤紫蘇に、

梅酢を注ぎ、

 

もむのだ。

 

梅酢が、だんだん紫色になっていく。

 

 

良くもんで、梅酢が赤く変色したら、

梅を戻して漬け込む。

 

 

28年間漬けてきて、初めての、アク抜き無しの赤紫蘇仕込み。

 

これで、赤紫蘇のポリフェノールやアントシアニンを捨てずに済む。

 

 

母も満足そうである。

 

 

 

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91歳の母の爪の硬さの嬉しきかな

本日8月1日、母が91歳の誕生日を迎えました。

 

午前中、母の足をマッサージしていたら、爪が伸びているのに気が付きました。

「91歳になっても、体の端っこまで成長しているんだなあ」

と、嬉しくなりました。

切ってやると、

思いのほか、母の足の爪は硬いのです。

「カルシウムが足りてるのかもしれない」

と、嬉しくなりました。

 

 

夕食に、ケーキを買ってきてお祝いしました。

 

誕生ケーキっぽいのは売り切れていましたが、

小さいケーキの盛り合わせが半額で提供されていたので、それを買いました。

 

「91歳の母の誕生日なので、ロウソクをくれませんか」

と申したら、

「それはそれは、おめでとうございます!」

と、満面の笑みで祝いの言葉をくださいました。

 

 

吐く息が弱いので、なかなか消えません。

 

 

母はもう、熱さを感じなくなってしまったのでしょうか・・・。

 

 

 

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