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強迫性障害(OCD)のかた全てが、私と同じことをするわけではありませんので「こんな人もいるんだなぁ」という感じでご覧いただけましたら幸いです。

 

同じ病気の方で読むのが辛い方は無理をしないようにしてくださいね。

 

注意医療に関するメッセージでの個別のご相談はお受けできません。私は患者ですので、ごめんなさいあせる専門家にお尋ねください。

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菊晴です、こんばんはお月様

 

 

あくまで私の場合ではありますが

強迫観念が浮かばないときについて

まとめてみました

 

菊晴の場合のマンガ

 

 

ピアノを弾き終わると

心地良い疲労感と達成感があって

自分が感じていた強迫観念の

重さや苦しさとは

全く別の次元にいるような

感覚がしました

(もちろん、どんな曲を

弾いていたかにもよるのだけど)
 

 

 

……と、なんだか

偉そうなことを言ってますが

ピアノは子どもの頃に挫折しました

 

 

私は楽譜が

読めません

 

ただわけのわからない

記号が並んでいる

絵のように感じます

 

じっと見ているうちに、

暗号のようにも見えてきて

宇宙人の言葉みたいな

そういう得体の知れないものに

思えてくるのです宇宙人

 

 

しかし、うまくはないけれど

ピアノ自体は弾くことはできます

 

 

 

子どもの頃は

目で人の手や指の動きを見て

耳でどんな曲かを理解する感じでした

 

誰か弾ける人に楽譜を見せて

弾いてもらって、

それを今度は自分もやってみるという

早い話がただの真似!!

 

ちょっと次の音を忘れたときだけ

楽譜を見て、ドレミ…と数えて

音を確認することはありましたが、

それが終われば楽譜は

視界に入らないどこかに置いておきます

 

目の前にあっても気が散るから

邪魔だと思っていましたもやもや

 

 

 

だからこそ

弾きたくもない曲の楽譜を読んで

練習しなくてはいけない状況が嫌で

習い事としては早々に

挫折してしまいましたタラー

 

 

 

そして、大人になって以降に

強迫性障害を発症雷

 

 

症状がひどかったときの私は

物音が大嫌いで

普段から耳栓をしていたときもあり

音楽を楽しむということは

あまりありませんでした

 

そのときの様子はこちら下矢印

 

 

月日は経ち

強迫のピークを脱しつつあった頃

くらいだったと思います

 

ちょっと気が向いて何気なく

ピアノを弾いてみたら

左手の指の動きが思うようにいかなくて!

(私は右利きです)手

 

 

 

ずっと弾いていなかったから

手がこんな風になってしまったガーン

 

悔しい!!!ムキー

 

 

 

 

……そこで、指の運動みたいな曲

(そういう練習用のもの)を

久々に何度も弾きました

 

 

指を開いたり、

しっかり鍵盤を押さえたりして、

今まで眠っていた部分を

使うような感覚です

 

他の普通の曲も

手が動きを覚えていたので

昔弾いた曲はわりと弾けました

 

 

いつの間にか

時間は過ぎていき……

 

 

 

そして、あとで気づいたのです

 

そうして、全力で夢中になって

弾いているときに

様々な強迫観念が

浮かぶことがなかったことに!!

 

 

やっぱり私の場合は全力で

何かに打ちこむといいみたい!

それも、イメージ的には120%くらい

力を出し尽くすような感じで

体を動かす・使うものがいいかも、と。

 

 

 

 

以前、全力疾走についての

マンガを描きました

(全力疾走していたらとにかく

走ることで精一杯だった、という内容)

 

あのときも偶然、

強迫観念が浮かばなかったと

あとで気づいたのですが

そのときと似た感覚で

ピアノを弾いていたというわけです

 

 

全力疾走は広い外でしかできなくても

ピアノなら家の中で弾ける!

私にとっては

「あれこれ考えてばかりの自分の頭が

別の方向に切り替わる一つの方法」

だと思いました

 

 

しかも、ピアノはすごく

楽しかったキラキラ

 

 

注意注意注意

あくまで私の場合です、ご了承ください

また、強迫的に

体を動かそう・使おうと

しているわけではありません

 

例えば、「強迫観念が浮かばないように

運動しなければならない!」などと

精神的に追い詰められていたわけでは

ありません

 

そうなるとまた

話が変わってくるかと思います

 

(私は体を動かすことが

もともと好きなほうでもありますランニング

注意注意注意

 

 

 

さて、それからまた

月日は経ちまして……

 

 

残念なことに、今はもう

子どもの頃と違って

誰かや何かの真似をして弾くことは

以前ほどうまくはできません

 

脳か耳が老化したんじゃないかと

思ってますガーン

 

 

楽譜が読めれば

もっと弾ける曲が増えたのだろうなぁ

もっと楽しかったのだろうなぁ……と

今は少し寂しいです

 

あのとき頑張らなかった、

頑張れなかったのは自分なのに。

 


 

音楽は感覚としてはつかめても

理解が追いつきません

そういう意味で「好き」では

ないのかもしれないけど

「楽しい」とは思うのです

 

だから、症状が落ち着いた今でも

そしてこれからも迷いながらでも

音楽には触れていくのだろうと

思っています

 

 

 

 

それから、余談ですが

「声は楽器」と聞いたことがありますカラオケ

それぞれが持つ楽器だと。

 

初めてそう聞いたときは

なるほどひらめき電球と思ったものでした

 

 

 

それではまた星

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