先日、二十四節気導引養生法 雨水導引術の煉功会を行いました。
雨水になり、一雨ごとに春らしくなってきています。
雨水は雪や氷が解け雨となり、万物を潤す季節です。
私たちの体内の津液(唾液、汗、涙等)も雨水に呼応するように全身を潤し、心身の健康に影響を与えます。
頭を左に右に捻じり、捻じった状態で月を眺めるように上を見たり、海に映った月を見るように下を見ることで首、肩、背中の筋肉、骨などを鍛錬します。
冬の間に凝り固まった身体を、まず頭から動かし、少しづつ体の中の気を動かしていくような感覚があります。
自然の気と私たちの身体の中を流れる気を合わせていくことで、無理なく自然な流れが体内を巡ります。
冬の間に土の中で眠っていた種が立春と共に芽を出し、雨水で水を得て成長していく、そんな季節
冬の間固まっていた私たちの身体も、春の温かさで緩んで伸びようとしています。
そんな時に無理をして頑張ってしまうと、心も身も壊れます
春はゆっくり、のんびり、のびのびと、心穏やかに過ごしましょう
その季節、季節の気を読み、その気に合わせて心身を調整していく。
季節の養生を知り、健康に過ごす術を手に入れましょう
次回は3月4日㈬13時半~芦屋市民センター220和室で、惊蟄(啓蟄)の導引術を行います。
皆様のお越しをお待ちしています(^^♪
あしや健康倶楽部
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