かまどで飯を炊かなくなったのが、昭和の30年後半あたりからで、

一番大きな左の洞クルミは60年前後でちょうどそのくらい。

 

倒木は、たぶん栗。

なかなか硬かった。

 

そのうえ蟻が巣喰って、洞に土を持ち込んでいて、

チェーンソーが鈍って、途中砥1回と、予備機出動でぎりぎり。

 

このくらいの樹齢で枯れるとなると、

これからどんどん倒木が増える。

 

お寺さんに限らず、時世で先細り傾向だけど、

大きくなり過ぎる前に切っとくなっとは、みんな思っている。

 

高齢の檀家さんの手伝いとで、片付いた。

今回は、特にいい経験になった感が。

 

 

 

 

 

古い墓地の倒木は、ふつうは予算がつかなくて放置プレイも、

今回はたまに観光客も訪れる道筋だったので。

 

墓があるので、しっかりした隣接杉の滑車で吊り、チルホール2台で、

小さく刻みながら寝かせながらの手。

 

同様に枯れ立木も、上で吊り下を引いて。

 

最後の傾斜洞クルミは、5M高さに2本掛け、

道向かいの束木にゆっくり寄りかけ、たものの、

枝が絡んで引いても落ちない下の写真。

反対側にセットし直す大手間。

 

無事おわった。

危険個所は取り除けたので、後日、刻みに。

 

ちょっと、材の量が半端ない!

 

 

 

 

 

皮を縫うための面白い道具を見つけた。

 

林業では様々な太さ、長さのロープを使うとき、結ぶと「ガン」となった時、

ほどけなくなって困るから、

端を「アイ」加工してカラビナで結合することがある。

 

手縫いと思ったら、いいロープは硬くて針が通らない。

皮を縫う道具でよさげなのを見つけたら、これ使える。

 

蝋引き縫い糸も、かなり丈夫らしい。

 

練習だからって、縫い代を長くし過ぎ?

750キロチルホールと組み合わせるロープは、ナイロン18ミリ径で、

心情的にこれくらいのが欲しい気がする。

 

で、どこでつかう?

 

 

 

羽黒山は階段が1000段あるらしい。

 

修験の山「背炙り山」の、南の結界。

大昔、東光寺があった場所。

他の山と同じく、参道まわりも鬱蒼としてきている。

 

元朝参りの混雑は避けて、久々に登ってみたら、一人だけしか会わなかった。

 

これ、登りはともかく、転ばず降りるのはひどく難しい。

知り合いが、アイゼン使った話をしていて、納得のツルツルでした。

 

軽いモモ尻の筋肉痛と、

かえりしな、社務所に立ち寄って、

ちょっとだけ話ができたのが、なかなかの収穫でした。

 

 

会津のこの時期の「晴れ間」は、貴重なので、

先日の倒木に行くも、正月ゆえ連絡取れず、

 

現場の、処理シュミレーションだけ。

しかし、これがとっても面白い。

 

ここは、江戸時代の無縁仏が多いとはいえ、

点在する墓はぜったい避ける。

 

対象は、Y字の倒木と、その掛かっている立枯れ木、

傾斜してるクルミは根元付近が大きな洞で倒木候補の、3本。

 

右手の杉にピンクテープがあり、伐採予定は別途依頼済みらしいけど、

倒木はやりたくないらしい。

 

前回と違う方角から観て、手順を変えることに。

できるだけシンプルに安全に済ます。

これ、ほうほうはたくさんあって、本番にまた変わるかもしれない。

 

まず、倒木Yの右枝根元に手が届き、下杉の間にはまる、

軽量化のため落とす。

 

本幹は重いので、左にずれ落ちるとまずいので、5M高付近にスリングポイント、

右手の杉6M高に滑車、下からチルホール9ミリ引きで、

急な落下防止せっと。

 

幹が立つまで、慎重に、受け追いの弦玉落とし。

上部が吊られてるので下敷の危険なし。

 

立ったら、幹の下に手前方向に別のチルで引きながら、

上のチルを緩める形で、徐々に玉落としで終了。

 

上の枝がらみもあるので、下チルは鉄滑車で2倍引きの準備もしておく。

 

2本目枯れ木も洞クルミも、2本のワイヤーで吊り引きし。

ドスンといわせず、細断します。

 

登って上から落としてく方法もあるけど、雪中作業は滑りやすいから、

梯子と地べた作業でなるたけやる。

追記 傾いてる真ん中のクルミは根元に洞がある。

右2本の枯れ木の処理に、肩を借りる形で役立った後に刈る。

 

左には墓が散在しており、バタンとは出来ない。

 

そこにあるクルミの若いの枝に、蜘蛛の巣状にロープを掛けて、

そこに寝かせる。

墓全体を養生するより簡素化できる。

 

寝たら、重い根元から玉切処理。

 

逆に木が混み入ってるからできるやり方。