倒木処理の電話を受けて行ってみたら、洞だらけの「桐」

 

2Mだけ、腐れの無い太幹があり、

板に挽き~の椅子と、例の小法師にでも。

 

板は、パンまな板にします。

「桐」の超軽い柔い温かい優しい色の質感は好きです。

 

傷だらけになるけど、たまにペーパー掛ければもんだいない。

無垢材だからね。

 

桐は割れが入りにくいので、窪ませて椅子にして。

驚くほど軽い!

 

欲しい人いないかな?

倒木は、枝や幹に大きなバネ力が潜んでたり、幹が転がったりするので、

先々を読んで、安全な位置で作業します。

 

この場合、根張りが良くて、幹の高さが手の届くとこなのでだいぶ楽。

でも油断せず、道の中ほどで断幹して、軽い方から刻んでいきました。

 

幹がきれいな赤松だったので、タダ棄てるのは忍びなく

解体が1時間かからなかったので、ついでのベンチ。

 

ここは桜がきれいな公園で、

広大な斜面の手入が素晴らしい。

 

ベンチが加わると、ちょっとイイ感じでない?

 

 

 

 

チェーンソーの刃は、毎日砥ぐ。

グラインダー目立てだと、目が立った「ギリ」が見えるので、

余計に削らずに済む。

 

普段はオレゴンを使って問題なし。

スチールのは質がイイと感じてるけど、高いだけの違いは判らない。

 

中華製のこれは5分の一の安さ!!

工業製品の進歩著しい中華製の実力を試したみたくなった。

 

ガチャガチャ使いの8/3-52サイズ。

 

刃付け、もったいないくらい雑。

このまま使って、きちんと目立てして、板でも挽いてみようとおもう。

 

鋼材、ヤスリで摺った感触では、オレゴンよりだいぶ柔い。

致命的かもしんない。

 

実食は後日。

 

古いマキタのバーに、ふつうに装着。

 

で、使ってみた。

 

鋼材が軟いのはやすりを当ててみてわかってた通り、

オレゴン(標準)の、倍くらい伸びが早い。

 

切れ味は・・・ちゃんと研いだら切れる。

但し、持ちは良くない。

どのくらいかというと、50%減?

 

使えなくはないけど、山にぜったい持っては行きたくない。

スウェーデントーチ作りとか、汚れた薪用の玉切とか、

鈍リスクの高い現場で、気兼ねなく使うにはいいかと思う。

替え刃をいくつも持って行くような時。

 

 

 

 

 

 

 

ほとんど新品の機体は、伐採した林家の方からの頂きもの。

10数年保管していて、エンジンかからない。

 

症状は、圧縮十分、花火バチバチ、プラグがびしょびしょ!

フィルターはエア、燃料ともにきれい。

 

たぶんキャブ。

 

日本製のワルボロじゃなく、

ZAMA、部品手持ちがない。

ネットで注文できるけど。

 

ゴムのダイアフラム系統がともに硬化しており、

被りの原因はコレ。

 

で、整備性は、はっきり国産ゼノア系、共立より面どっちい!

プラの部品の知恵の輪をいくつも外さないとキャブを外せなかった。

アクセルワイヤーの取り回しも、日本製のほうがシンプル。

組み立て時、苦労しそう。

 

32CCと小型のわりに重い。

バーもチェーンも小ぶりのタイプで、小細工にはよさそう。

 

それにしても、エンジン電動にかかわらず、

チェーンソーって、便利が当たり前の今どきにゃ、

無理繰り道具なのかな~!?

 

 

 

 

 

これで、人力で、数百キロの丸太が動く。

灌木は、なんだか忘れたけど硬くて丈夫そうで、5年は乾かしてる。

しかし、ひどく曲がってる。

 

鳶口の柄は、真っ直ぐなのが当たり前なんだが、

こんなでも、役に立つ。

鉈で皮剥いて、ヤスリサンダーで表面をざっと整えると

腐りにくくなる。

 

「曲がり」は面白いもので、

少しずつ向きを変えて地面を叩いてみて、

ブレない位置の芯だして、鉄の頭をしつける。

 

音が変わるので、わかる!

 

元が太く曲がってるのが、力が入ってイイ感じ。

かっこ悪いけど?タダだし。

落とし物にならないように派手に。

ついでに、先日、転がった大玉で折っちゃった鳶口も、

薪割用に短いサイズにリメイク。