木工用と鉄鋼用のドリルは、材質がまったく違います。

穴をあける材の硬さが全然違うから当たり前。

 

鉄鋼用が断然硬い。

で、曲げ剛性も高度。つまり丈夫!

 

で、刃先と、身のらせん刃の要求精度も断然高いので、

摩耗が進むと鉄くずになります。

 

その、減った長ドリルが手に入ったので、

木工用に加工します。

 

元の持ち主が楔型に加工してあったのですが、

そのままだと、木に潜り込み形になるので、

目立てしても、切削抵抗が半端ないじょうたいでした。

 

刃先は径分。正確に穴が開くのが理想ですので、

スタンダードな木工ドリルの形状にします。

 

極低速グラインダーで、慎重に粗削りし、

最後はダイヤモンドやすりで、目立て仕上げ。

 

老眼だから、ゴーグルかけて

10センチくらいでグラインダー掛けは、

なかなかシビレル作業。

 

真ん中のとんがりは、斜め面でも真っ直ぐ穴あけする、

大切な「ガイド」です。

市販品は、ネジ形状にしてありますが、

ニードルで十分機能します。

 

木工ドリルの王道形。

 

削り屑の排出の関係で、

2センチ掘るごとに、抜き差しする必要がありますが、

小さいドリルでも、深穴が掘れるようになりました。

 

あけた長孔には、竹棒を打ち込んで、

木工品の「木釘穴」になります。

 

なるべく、金属釘は使いたくない場面が多く、

竹は無尽蔵だし、

これだと、寸法がアバウトでも大丈夫なのです。

 

ちなみに、くり抜き丸太は、

桐の中腐れもの。

乾燥したら、3キロ弱で軽い!!

 

「フクロウの巣箱」になります。

 

ご入居いただけるでしょうか。

 

 

 

先日の伐採作業中に、

ギャラリーに名刺を配っておいたら、

剪定ノコとハサミの砥ぎの注文がはいる。

 

普通の剪定ノコ3本、長柄が一つに、

窓ノコ2ほん。

 

付き合いのある「目立て屋」が廃業してから、

長いこと倉庫に眠っていたとのこと。

そういう話は大好き!

 

1枚目の写真のように、

めっちゃ丸まって、

刃先が変形してる!釘でも切った?

予想通り。

 

その前の世代なら、自分なりに目立てをしてたけど、

替え刃世代の端境期の、今どきのじいさんは、

使いっぱなし。

 

ずいぶんと我慢しながら使ってたことでしょう。

 

でも、道具への愛着はあって、捨てられなかった?みたい。

シンプルな形のノコですが、砥げば一生ものです。

 

で、砥ぎます。

 

1、金床で刃先の曲がりを、小さな金槌で叩いて修正。

 

酷く曲がってるのもあり、時々折れるけど気にしない。

アサリも、凸凹では使えません。

少しの歯抜けは、問題ない。

笹刈刃も同じ。

 

金槌は、目が細かめだったのに合わせて、

先端をグラインダーで薄めに削りました。

 

金床の端っこ、R部分で

コンコン金槌で同じ場所を叩いて、

一枚づつ、小さい刃を送り込むイメージ。

 

きちんと叩けてると、

音が違うのでわかります。

 

アサリ量は、Rが同じ場所だから、

転写されて、均一になります。

曲げアサリではそうはいかない。

 

2、刃高揃え。3枚目。

平やすりで、全体の高さをざっくり摺り落して、揃えます。

 

3、目立て。

「窓付き」は歯数が少ないのでラクチン。

 

木の繊維切断刃と、クズさらいサライ刃がセットで、

ものすごく合理的な刃だと思います。

 

ノコくずも大きめのがザクザク出て、切削抵抗も半分?で、

仕事はかどる。

 

ロボット目立ては無理だから、ホームセンターには並ばないけど、

使ってみてほしいです。

 

最後に、ノコ身のヤニとサビを、

オイルに浸した紙やすりでざっと落として

おしまい。

 

これで、引きが軽くなります。

 

ノコは、切っ先が立つことと同じくらい、

この身の滑りが肝心ですね。

 

硬い、乾燥した広葉樹の枝で「試し切り」

 

切れるノコがあると、

木っ端がから何でも作れそうな気がします!?

刃物は、切れ味命!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

春に山中で切り出した、杉の「起き上り小法師」を、

山から運び出した。

 

少し乾燥すれば、持ちあがるだろうと思いきや、

形が持ちにくいのもあって、

ただでは上がらなかった。

 

でも、この大きさには、

ちょっと面白さはあるな。

 

チェーンソーは煩いので、

現場で刻めるだけ刻んでしまって、

うちで、はつり機で滑らかに削る。

 

しかし、重い「スチールのはつり機「」が、切れ味が悪く、

砥ぐことにする。

 

といっても、このカンナ形状の刃の正式目立ては、難しい。

そもそも、「刃高さ」がどのくらいが正しいのか、わからない。

でも、刃物は刃物。

 

とりあえず、刃押さえ金具の摩耗具合で見当つけて、

2枚刃の高さだけは、キッチリ合わせて、

 

機体取付状態のまま、位置を決めて、

1、ダイヤ低速グラインダーで、角度合わせしながら粗砥ぎ。

2、👍ダイヤヤスリで、中砥ぎ。

3、👍平砥石で、中仕上げ砥ぎ。

4、アルカンサス仕上げ砥ぎ。

の手順で、刃造り。

 

どうにか、内側の繊維に角度が付くR部分にも、

刃が立つようになりました。

 

でも、直角はさすがに無理。

 

やっぱ、刃物は切れ味だわ。

見た目雑に見えますが、刃先はできてます。

 

さらに肝心な「木肌」

 

やするのか、手カンナかけるか、あるいは焼くか、

仕上げをいろいろ考えてます。

 

しかし、この大きさだと、

持ってく人はいないだろうね?

 

そうそう、手ごろな大きさのは、

時々、店の前から失踪します。

 

あと、ドナドナも3回。

 

ちなみに運搬は、基本一人でできないとだめなので、

転がしながら、

台か一輪車に乗せて、

軽トラのあおりに、頭?ひっかけて、

抱え上げます。

 

おろしは、ゴロン。

 

塊なので丈夫だから。

 

たぶん40キロ超。

自分では起き上がれません!

 

 

 

 

急な法面を、ちょっとだけ上り下りする場面は、

ちょくちょくある。

 

刈払い機やチェーンソーを持ってると、ちょっと難儀する。

ぐるっと、遠回りするのも損した気分。

 

で、こういうのを寄りかからせておくと、

ひょいひょい登れて、便利。

特に、雨上がりなんかに、絶大に効果あり。

 

杉は柔いので、

縦割りでも慣れたら、小さいチェーンソーで、ちょいちょい切れる。

 

3~4年で腐るだろうけど、

山には材がたんまり育ってるので、

チェーンソーさえあれば、

簡単に間伐がてらで更新できる。

 

なんか、奥山にこういう人工物?があるのは、イイ感じ。

 

 

メインのumk425h、ホンダエンジンの刈払い機は、十数年目。

 

エンジンを交換して2台目、シャフト・ハンドルも交換したから、

もともとのままなのは、スロットル系のみで、

いつの間にかほとんど別物になってた。

 

この、肩バンドと機体の重さをつなぐ接点は、

安全な幹振りの要の部品で、

たしか3回目の交換。

 

重要部品は、

エンジンの寿命まで耐久性がある筈だけど、

ここに負担のかかる幹振りをしてるんだろう。

 

切れたら危ない。

ここまで摩耗してたのは、ちょっとまずい。

 

中古の部品を探し出した。

スチールの上位機種のもので、とっても丈夫。

 

幹が1ミリ太いタイプで、0.5ミリアルミ板を巻いて、

サイズ合わせしたから、

今までの倍は持つかも?

 

ほとんど減ってない。

そういうものなのか?

自分の幹振りが、メーカーの想定外なのかも。

 

ここを支点に基本動作すると、

機体の重さほとんどが肩にかかるので、

刃先が安定する。

 

体幹というか、姿勢がいいままでずっと刈れる。

これ、長時間やればわかる、大事なこと。

 

腕が疲れないし、正確に狙って切れるし、

万一転んでも、足を切らない。

第一、転びにくい。

キックバックも怖くない。

 

つうことで、

草刈の季節はまだまだ終わらない(通年!)

 

PS:このウレタンパットが、腰で機体を押す時に、

いい仕事します。

巾広で、柔くて厚みがある。

丈夫。

パーツでほしいけど、なかなか見つからない。