テニス②日米スポーツに対する姿勢のちがい | 小5から中3までアメリカ帰国子女のブログ

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南カリフォルニアに4年間滞在しました。
「子供目線のアメリカ生活」
毎日のちょっとしたひとコマ、学校の様子、
子供は海外に行くことに対してどんな思いなのか、など
辛いことも今となっては笑える感じで、ご紹介します。

準備体操もそこそこに、フォームを教えてもらいました。
それもテキトーですが。

1. ラケットの握り方

ラケットを地面に置いて、それを拾う形で握ってね。

2. 振り方

横にスウィング〜



以上です。

これでいいの( ゚д゚)
ゆるゆるかっ
全て見よう見まねです。


弟はフォームのとき、何やらコーチに言われてました。
レフトハンドがなんとか、と聞き取れました。

左利きだから何か言われてるんだな〜と思い、姉は助け舟を出そうと
「He is lefty」と言いました。

今考えると意味不明。
もちろん通じず笑い泣き

当時読んでいた『ダレン・シャン』という本があって、その中に左足にちなんだレフティってキャラクターが出てくるので、左利き=Leftyだと思ってたんですよ。


まぁ子どもが左手でラケット握ってりゃどういうことか、大人なら分かってくれるでしょ、と何も起こらなかったことにする姉。(逃げた)


フォームのあとはひたすらコーチが投げたボールを打ち返します。


コーチ、とにかく褒める。

ラケットに球が当たれば

「Good Job!」

当たらなくても

「Nice try!」

コートの中だろうが外だろうが

「Okaay!」




何が??どこが?ニヤニヤ
オーケー違うと思います。

アメリカはとにかく褒めます。
とくに初心者クラスは何をしても褒められます。

まずはスポーツの楽しさを教えるスタンスですねテニスサッカー野球バスケ


日本の部活なんかはカタチから入ります。

まずはランニングと球拾いです。
1年生はラケットさえ触れないと思いますショック

私も小学校高学年のソフトボールチームでは、4年生はキャッチボールと素振り、あと声出しや荷物運び…

まずは基礎をめちゃくちゃ叩き込まれます。


アメリカも上級者クラスになると厳しいのだと思いますが、日本みたいな体育会系的上下関係は薄い気がします。

錦織選手だって、アメリカに行って才能をめきめき伸ばされましたよねキラキラ

彼みたいに才能がある人材なら、日本の部活で荷物運びや球拾いじゃもったいない…気がしますショボーン

出る杭をニョキニョキ出させるアメリカ式スポーツの良いところです。

日本社会で生きるなら部活の上下関係は必須な面もありますけどね。


そんな感じで褒めちぎられました。
優しいコーチのおかげで、とりあえず行くのが苦にはなりませんでした。


▼Kagome必殺、エアーK!※空振りをかっこよく表現。

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